2026年01月20日
[General] Amazon EVS now supports VCF and VMware ESX software version selection
- 公開日: 2026-01-20 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-evs-vcf-vmware-esx-software-version
概要
Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) で、VCF(VMware Cloud Foundation)とESXのソフトウェアバージョンを作成時/ホスト追加時に指定できるようになりました。GetVersions APIでサポートされるバージョン組み合わせを照会でき、VCF 5.2.2 の新規環境デプロイもサポートされています。
変更内容・新機能の詳細
Amazon EVSはAWS NitroベースのEC2ベアメタル上でVCFをネイティブに稼働させるマネージドサービスです。今回の機能追加により、コンソールまたはCLI/APIから環境作成時にVCFのバージョンを指定(CreateEnvironment API)、既存環境へホストを追加する際にESXのバージョンを選択(CreateEnvironmentHost API)できるようになりました。新しいGetVersions APIは、サポートされるVCF⇄ESXの組み合わせを取得するために利用できます。これにより、移行元のソフトウェアバージョンに合わせた環境作成や段階的なホスト追加が容易になり、データセンター退出やリフト&シフト移行のスケジュール短縮・リスク低減に寄与します。加えて、VCF 5.2.2 の新規デプロイに対応しました。操作はAWSコンソールのウィザードまたはCLIで自動化可能で、事前にGetVersionsで互換性チェックを行うことが推奨されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: VMwareをクラウドへ移行・運用するクラウドエンジニア、SRE、VMware管理者
- 利用シーン: 既存データセンターのVCF/ESXバージョンに合わせたAmazon EVS環境の作成、段階的なホスト追加による段階移行(lift-and-shift)
- 運用効果: バージョン互換性の事前検証が可能になり、移行失敗や追加手戻りのリスクを低減。データセンター退出期限への対応が容易に
- 開発/自動化への影響: CreateEnvironment/CreateEnvironmentHost/GetVersions APIを組み込むことで、CI/CDや移行ツールによる自動プロビジョニングが可能
技術的な注意点
- IAM権限: CreateEnvironment, CreateEnvironmentHost, GetVersions 等のEVS関連API呼び出し権限(例: evs:CreateEnvironment, evs:CreateEnvironmentHost, evs:GetVersions)を付与する必要があります
- リージョン制限: 機能・サービスの提供状況はリージョンごとに異なる可能性があります。利用前に対応リージョンを公式ページで確認してください
- コスト: Amazon EVSはAWS Nitroベースのベアメタルインスタンスを利用するため、ベアメタルインスタンスの料金とVCF/VMwareライセンス(持ち込みの場合は別途)が発生します。バージョン選択自体に追加料金はないが、使用するインスタンスタイプとライセンス条件を考慮してください
- 互換性/制約: サポートされるVCF⇄ESXの組み合わせのみが許可されます。GetVersions APIで事前に組み合わせ確認を行い、未サポートの組み合わせはエラーになります。既存環境のVCFバージョン変更やダウングレードの制約がある可能性があるため、既存環境のアップグレード手順や互換性ポリシーを確認してください
- 運用注意: ホスト追加や環境作成前にバックアップ/スナップショット等の退避計画を立て、ネットワーク・ストレージ要件(VPC設定や接続先のオンプレミス連携)を満たしていることを確認してください