2026年01月23日
[Ec2] Amazon EC2 C8i instances are now available in AWS Europe (London) region
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-ec2-c8i-instances-europe-london-region
概要
Amazon EC2の新しいC8iインスタンスがEurope (London) (eu-west-2)リージョンで利用可能になりました。カスタムIntel Xeon 6プロセッサを採用し、メモリ帯域幅と価格性能比が大きく向上しています。
変更内容・新機能の詳細
C8iインスタンスはAWS専用のカスタムIntel Xeon 6プロセッサを搭載しており、従来のIntelベース世代と比べて最大で15%の価格性能改善、メモリ帯域幅は最大2.5倍を実現します。C7i世代比では最大で20%の性能向上が報告されており、ワークロードによってはさらに高い改善が得られます(NGINXウェブアプリで最大60%高速化、AIディープラーニングの推薦モデルで最大40%高速化、Memcachedで約35%高速化)。インスタンスサイズは13種類(うち2つはベアメタル)を提供し、新たに96xlargeサイズが追加され、大規模アプリケーション向けの選択肢が増えています。購入方法はOn‑Demand、Savings Plans、Spotが利用可能で、AWS Management Consoleから起動できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド/インフラエンジニア、SRE、データサイエンティスト、機械学習エンジニア、Web/キャッシュサービス運用者
- 利用シーンまたは効果: メモリ集約型ワークロード、大規模インスタンスを必要とするアプリケーション、継続的な高CPU利用があるバッチ/リアルタイム処理、低レイテンシなWebレイヤやインメモリキャッシュの高速化
- 性能効果: 従来比でメモリ帯域幅が大幅向上し(最大2.5x)、特定ワークロードではC7i比で最大60%の処理性能向上が期待できるためレイテンシ低下・スループット向上が見込まれる
- コスト/調達オプション: 単純な時間当たり料金はサイズによるが、最大15%のprice-performance改善により総合コスト効率が向上する可能性がある。SpotやSavings Plansでさらにコスト最適化可能
技術的な注意点
- IAM権限: EC2インスタンス起動(ec2:RunInstances 等)や関連リソース(VPC, ENI, IAMインスタンスプロファイル等)に対する権限を事前に確認してください
- リージョン制限: 本発表時点では Europe (London) (eu-west-2) リージョンで利用可能。他リージョンでは未提供のため、展開前に対象リージョンでの提供状況を確認してください
- AMI/ドライバ互換性: 最新のAmazon Linux 2や主要なLinuxディストリビューションの最新カーネルやドライバ(ENA等)を使用することを推奨します。古いAMIsは最適な性能や機能を引き出せない場合があります
- インスタンス上限/クォータ: 96xlargeやベアメタルなど大容量インスタンスはデフォルトクォータが低めに設定されていることがあるため、事前にService Quotasで上限確認および増加申請を行ってください
- ベアメタル利用時の注意: ベアメタルはハイパーバイザーを介さず物理アクセスが可能なため、ライセンスやセキュリティ要件(AMT/SMBIOS情報、ハードウェア固有の設定等)を確認してください
- コスト: 発表でprice-performance改善が示されていますが、実際の時間あたりコストはインスタンスサイズやリージョンによるため、移行前にベンチマークと料金比較(On‑Demand/Savings Plans/Spot)を行ってください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-ec2-c8i-instances-europe-london-region
- https://aws.amazon.com/blogs/aws/
[Ec2] Amazon EC2 C8i and C8i-flex instances are now available in Asia Pacific (Sydney) and Europe (Frankfurt) regions
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-ec2-c8i-c8i-flex-instances-asia-pacific-sydney-europe-london-regions
概要
Amazon EC2の新しいC8iおよびC8i-flexインスタンスが、Asia Pacific (Sydney) と Europe (Frankfurt) リージョンで利用可能になりました。カスタムIntel Xeon 6プロセッサ搭載で、前世代やC7i比で高いスループットとメモリ帯域を提供します。
変更内容・新機能の詳細
C8iおよびC8i-flexはAWS専用のカスタムIntel Xeon 6プロセッサを採用したコンピュート最適化インスタンスです。前世代のIntelベースインスタンスに対して最大でメモリ帯域が2.5倍、価格性能比で最大15%向上を実現します。C7i/C7i-flex比では一般的に最大20%の性能向上が見込まれ、特定ワークロードではさらに大きな改善(NGINXで最大60%高速化、深層学習レコメンデーションモデルで最大40%、Memcachedで最大35%)が報告されています。C8i-flexは大〜16xlargeまでの一般的なサイズを提供し、リソースをフル活用していないアプリケーション(Web/APサーバ、データベース、キャッシュ、Kafka、Elasticsearchなど)に対して導入しやすい選択肢です。一方C8iはメモリ集約的なワークロードや連続的に高いCPU使用率を必要とするユースケース向けで、13サイズ(うちベアメタル2サイズ)を含み、最大96xlargeの大規模インスタンスも提供します。購入はSavings Plans、オンデマンド、Spotで可能です。利用開始はAWS Management Consoleから行えます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド/インフラエンジニア、SRE、アプリケーション開発者、データサイエンティスト
- 利用シーンまたは効果: Web/アプリケーションサーバ、メモリ集約型データベースやキャッシュ、リアルタイムストリーミング(Kafka)、検索/分析(Elasticsearch)、推奨レコメンドのモデル推論などで性能向上とコスト効率化が期待できる
- 運用効果: 同等の処理をより低コストで実行可能になり、特にメモリ帯域を要する処理でスループット改善、レイテンシ低減、リソース効率の向上が見込める
技術的な注意点
- IAM権限: EC2インスタンスの起動に必要な通常のIAM権限(ec2:RunInstances等)が必要です。特別な権限は不要ですが、Savings Plansやスポット利用の権限も確認してください
- リージョン制限: 本リリースは Asia Pacific (Sydney) と Europe (Frankfurt) に追加されたものです。その他リージョンでの展開状況はコンソールまたは公式ドキュメントで確認してください
- サービスクォータ: 新しいインスタンスタイプのvCPUクォータ/インスタンスクォータが既存のアカウントで不足する可能性があります。大きなサイズ(例: 96xlarge)や多数のインスタンスを使う前にサービスクォータの引き上げを申請してください
- 料金/コスト: 価格性能比は改善されていますが、リージョンや購入オプション(オンデマンド、Savings Plans、Spot)によってコストは変動します。導入前に実ワークロードでのベンチマークと料金試算を行ってください
- AMI/互換性: Intelベースの一般的なLinux/Windows AMIで動作しますが、カーネルやドライバ、エージェント(監視/セキュリティ)で最適化が必要な場合があります。ベアメタルや非常に大きなインスタンスを使う場合はソフトウェアのライセンス条件やスケーリング設計を確認してください
- ベアメタル/ライセンス: C8iのベアメタルサイズ使用時はハイパーバイザ非依存の特性やライセンス(ソフトウェアベンダー)の利用条件に注意してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-ec2-c8i-c8i-flex-instances-asia-pacific-sydney-europe-london-regions
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/
- https://aws.amazon.com/ec2/pricing/
[Config] AWS Config launches 13 new managed rules
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Config
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/aws-config-launches-new-rules/
概要
AWS Configが13個の追加マネージドルールをリリースしました。セキュリティ、耐久性、運用性に関するチェックをカバーし、アカウント単位/組織単位で有効化してガバナンスを強化できます。
変更内容・新機能の詳細
今回追加された13のマネージドルールは、Aurora Global Databaseの暗号化確認、CloudFormationスタックのサービスロール・終了保護チェック、CloudFrontのキーグループ使用有無、Cognitoユーザープールの削除保護/MFA/カスタム認証に関する脅威チェック、EBSスナップショットのパブリックアクセスブロック、ECSに関するキャパシティプロバイダの終了チェック、ECSタスク定義でのEFS暗号化や非rootユーザー/非管理者ユーザーの強制、SES送信でのTLS必須などを対象とします。これらはAWS Configコンソール/API/CLIから検索・有効化・管理でき、Conformance Packに組み込んでアカウントまたは組織全体へ一括展開可能です。各ルールの詳細な説明や利用可能リージョンはConfigのマネージドルールドキュメントに記載されています。代表的な新規ルール一覧: AURORA_GLOBAL_DATABASE_ENCRYPTION_AT_REST、CLOUDFORMATION_STACK_SERVICE_ROLE_CHECK、CLOUDFORMATION_TERMINATION_PROTECTION_CHECK、CLOUDFRONT_DISTRIBUTION_KEY_GROUP_ENABLED、COGNITO_USER_POOL_DELETE_PROTECTION_ENABLED、COGNITO_USER_POOL_MFA_ENABLED、COGNITO_USERPOOL_CUST_AUTH_THREAT_FULL_CHECK、EBS_SNAPSHOT_BLOCK_PUBLIC_ACCESS、ECS_CAPACITY_PROVIDER_TERMINATION_CHECK、ECS_TASK_DEFINITION_EFS_ENCRYPTION_ENABLED、ECS_TASK_DEFINITION_LINUX_USER_NON_ROOT、ECS_TASK_DEFINITION_WINDOWS_USER_NON_ADMIN、SES_SENDING_TLS_REQUIRED.
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウドセキュリティ担当者、ガバナンス/コンプライアンスチーム、SRE/運用チーム、マルチアカウント環境を管理するプラットフォームチーム
- 利用シーンまたは効果: リソース設定の不整合検出(例: DB暗号化漏れ、EBSスナップショットの公開、Cognito設定の脆弱点)や運用安全性の向上(CFNスタックの誤削除防止やタスク定義の権限設定)を自動評価して是正措置をトリガー可能
- 運用効果: Conformance Packを使った組織全体への一括適用でガバナンスの均質化、ルール評価による継続的コンプライアンス監視、問題の早期検出と自動修復(別途修復ルールや自動化を組合せることで達成)
- マルチアカウント適用: 組織単位での有効化とConformance Packでの一括展開により大規模環境でのポリシー適用が容易になる
- 注意(リージョン等): ルールごとに対応リージョンが異なるため、導入前に各ルールの対応リージョンを確認する必要がある
技術的な注意点
- IAM権限: AWS Configルールの作成・管理にはconfig:PutConfigRuleやconfig:DeleteConfigRule等の権限が必要。組織単位での操作はOrganizationsの管理権限や委任管理アカウント権限が必要になる場合があります。Conformance PackはCloudFormation/StackSetを利用するため、iam:PassRoleやcloudformation系権限も必要です
- リージョン制限: すべてのルールが全リージョンで利用可能なわけではありません。各ルールのドキュメントで対応リージョンを確認してください(記事本文でも参照を推奨)
- コスト: AWS Configはルール評価ごとに課金されます(ルール評価料金、記録対象の設定アイテム数に基づく料金等)。ルールを多数/高頻度で有効化するとコストが増加するため評価頻度や対象範囲を設計してください
- 依存サービス/追加設定: 一部ルールは対象サービス側の設定状況やサービス有効化(例: CloudFrontやCognito、ECS、SES、RDS/Aurora)に依存します。組織配備時は各サービスに対する必要なサービスロールやAPIアクセスが許可されていることを確認してください
- 自動修復との組合せ: AWS Systems Manager、Lambda、Runbooks等と組合せて自動修復を実装可能。ただし修復アクションは追加の権限・テストが必要です
- 特記事項: ルールの振る舞い(検出対象、トリガー条件、検出タイミング)はルールごとに異なるため、導入前に該当ルールの詳細ドキュメントで要件と検出ロジックを確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/aws-config-launches-new-rules/
- https://docs.aws.amazon.com/config/latest/developerguide/managed-rules-by-aws-config.html
- https://docs.aws.amazon.com/config/latest/developerguide/conformance-packs.html
- https://docs.aws.amazon.com/config/latest/developerguide/what-is-aws-config.html
[Neptune] Amazon Neptune Analytics is now available in 7 additional regions
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Neptune
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-neptune-analytics-generally-available-additional-regions
概要
Amazon Neptune Analytics が 7 リージョン(米国西部(北カリフォルニア)、アジアパシフィック(ソウル/大阪/香港)、欧州(ストックホルム/パリ)、南米(サンパウロ))で利用可能になりました。これにより、これらのリージョンで Neptune のサーバーレスなグラフ解析(Neptune Analytics)を作成・実行できます。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、指定された7リージョンで Neptune Analytics のリージョン対応が追加されました。Neptune はサーバーレスのグラフデータベースで、ワークロードに応じて自動スケーリングし、容量管理の負担を軽減します。Neptune Analytics は大規模グラフ(数十億の関係)を短時間で分析する能力を持ち、グラフ表現によって接続情報やコンテキストを保持するため、生成系AIの精度や説明性(explainability)を向上させます。機能面では、Amazon Bedrock の Knowledge Bases を用いたフルマネージドな GraphRAG(グラフベースの Retrieval-Augmented Generation)サポート、Strands AI Agents SDK や一般的な agentic memory ツールとの統合が提供され、RAG パイプラインやエージェント型アプリケーションの開発が容易になります。新しいリージョンでは AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使って Neptune Analytics グラフを作成・管理できます。料金・リージョン互換性の詳細は Neptune の価格ページと AWS リージョンテーブルで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データエンジニア、データサイエンティスト、AI/ML エンジニア、SRE/運用チーム
- 利用シーンまたは効果: 大規模な関係データの高速分析(推薦、詐欺検知、知識グラフ探索、ネットワーク解析)、GraphRAG を利用した生成AIのコンテキスト強化と情報検索の精度向上
- 運用効果: サーバーレスでの自動スケーリングにより容量計画と運用負荷を削減し、リージョン近接性によりレイテンシ低減とデータ主権要件の対応が可能
技術的な注意点
- IAM権限: Neptune リソース作成/管理(neptune:* 相当)や Neptune Analytics 実行、関連する VPC/サブネット/セキュリティグループの操作に必要な IAM 権限を事前に用意してください。Bedrock など他サービス連携にはそれぞれ別途権限が必要です。
- リージョン制限: 本リリースで追加された 7 リージョンで利用可能になりましたが、機能の細かい差異や将来的な提供状況は AWS リージョンテーブルで最新情報を確認してください。Bedrock や他の統合サービスは別リージョンの可用性制約がある場合があります。
- コスト: Neptune の利用はストレージ・クエリ実行・データ転送等で課金されます。Analytics クエリや大規模グラフ処理はコストが発生するため、クエリ設計・バッチ化・アクセスパターンの最適化でコスト管理を行ってください。Bedrock や外部 SDK の利用は別途課金対象です。
- ネットワーク/セキュリティ: Neptune は VPC 内で稼働します。サブネット、セキュリティグループ、KMS による暗号化、サーバー証明書など運用設定を確認してください。
- パフォーマンス/設計: "数十億の関係" を処理可能ですが、実際の応答時間はグラフの密度・クエリ設計・データモデルに依存します。グラフモデリングとインデックス設計(必要に応じたプロパティインデックス等)を行ってください。
- 互換性/依存: Strands SDK や agentic memory ツールと組み合わせる場合、各ツールのバージョン互換性と追加設定(認証・接続設定)を確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-neptune-analytics-generally-available-additional-regions
- https://aws.amazon.com/neptune/
- https://aws.amazon.com/neptune/pricing/
- https://aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure/regional-product-services/
- https://docs.aws.amazon.com/neptune/latest/userguide/intro.html
- https://aws.amazon.com/bedrock/
[Cognito] AWS expands Resource Control Policies support for Cognito and CloudWatch Logs
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Cognito
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/aws-expands-resource-control-policies
概要
AWS Resource Control Policies (RCPs) が Amazon Cognito と Amazon CloudWatch Logs のリソースに対応しました。これにより組織全体でこれらのサービスに対する最大許可(最小権限の上限)を一元的に制御でき、組織外からのアクセス制限などデータペリメータの構築が容易になります。
変更内容・新機能の詳細
RCPs は AWS Organizations のポリシータイプの一つで、組織ルート、OU、アカウント単位で適用できる“最大許可”を定義します(ある意味でリソースに対するグローバルな上限ルール)。今回の拡張により、Amazon Cognito(ユーザープール/IDプールなど)と Amazon CloudWatch Logs(ロググループやログストリームへの操作)に対して RCP を適用できるようになりました。具体的には、aws:PrincipalOrgID や aws:PrincipalAccount 等の条件キーを用いて、組織外の主体(他のアカウントや外部フェデレーション)からのアクセスを拒否するルールを作成できます。RCP は個々の IAM ポリシーやリソースベースポリシーで許可されていても、RCP で禁止されていれば最終的にその操作はできなくなるため、組織全体のセキュリティベースラインやデータペリメータの強制に有効です。RCP の作成・管理は AWS Organizations(コンソール/API/CLI)から行い、RCP はすべての AWS 商用リージョンおよび AWS GovCloud (US) で利用可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウドセキュリティチーム、組織のクラウド管理者、SRE/運用チーム
- 利用シーン: 組織外のアカウントや外部フェデレーションからの Cognito / CloudWatch Logs へのアクセスをブロックしてデータペリメータを構築する場面
- 運用効果: 組織単位での安全なデフォルトを強制でき、個別アカウントでの誤設定や過剰権限による漏洩リスクを低減
- セキュリティ: RCP による一括拒否は優先度が高いため、重要データやログへの意図しないアクセスを防止しやすくなる
- リスク/注意点: テナント間で共有すべき正当なクロスアカウントアクセスもブロックされ得るため、適用前に影響範囲の確認と段階的導入が必要
- リージョン: すべての AWS 商用リージョンおよび AWS GovCloud (US) で利用可能(記事時点)
技術的な注意点
- IAM権限: RCP の作成・適用は Organizations の管理アカウントまたはそれに準じる権限(例: organizations:CreatePolicy, organizations:AttachPolicy 等)が必要です。事前に権限を確認してください
- 適用範囲: RCP は "最大許可" を設定するため、既存の IAM ポリシーで許可されていても RCP による拒否が優先されます。逆に RCP で許可しても個別の IAM ポリシーが拒否していれば操作はできません(RCP は許可を付与しない点に注意)
- 影響確認: クロスアカウントやフェデレーション、サービス間連携(例: CloudWatch Logs を参照する別サービスのロール)への影響を事前に検証してください。ステージング環境での検証を推奨します
- リージョン制限: 記事によればすべての商用リージョンおよび AWS GovCloud (US) で利用可能です。特定のリージョンでのサービスサポート状況は公式ドキュメントで最新情報を確認してください
- コスト: RCP 自体に追加料金は発生しませんが、ポリシー変更に伴う運用工数やアクセス修正対応による間接コストは発生し得ます
- サービス固有の注意: 一部のサービスはリソースベースポリシーやサービスコントロールポリシー(SCP)と組み合わせて使う必要があります。Cognito や CloudWatch Logs の具体的なリソース ARN やサポートされる操作はドキュメントで確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/aws-expands-resource-control-policies
- https://docs.aws.amazon.com/organizations/latest/userguide/orgs_manage_policies_resource-control-policies.html
[Bedrock] Amazon Bedrock AgentCore Browser now supports custom browser extensions
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Bedrock
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-bedrock-agentcore-browser-custom-extensions
概要
Amazon Bedrock の AgentCore Browser が Chrome 互換のカスタムブラウザ拡張機能をサポートしました。S3 にアップロードした拡張機能をブラウザセッション開始時に自動インストールでき、複雑な自動化や専用の認証フローなどを安全な環境で実行できます。
変更内容・新機能の詳細
AgentCore Browser の既存のセキュアブラウザ機能を拡張し、ユーザーが Chrome 互換のブラウザ拡張を Amazon S3 にアップロードしておくと、ブラウザセッション起動時に自動的にその拡張をインストールできるようになりました。これにより、標準的なブラウザ自動化だけでは対応しづらいカスタム認証フロー(拡張による MFA ハンドリングなど)、サードパーティ製の操作ツールや検証用エクステンションを組み込んだ自動テスト、広告ブロッカー等によるページ読み込み最適化といったユースケースが実現可能です。拡張は Chrome 互換形式で用意し、S3 に配置することで AgentCore がセッション開始時に取得してインストールします。セキュアブラウザのサンドボックスと組み合わせることで、組織が管理する拡張だけを許可する運用(ホワイトリスト化)、また拡張のコードレビュー・署名ワークフローを組み込むことが推奨されます。機能は Amazon Bedrock AgentCore Browser が利用可能な 9 リージョンで有効です(米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(ムンバイ)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(東京)、欧州(フランクフルト)、欧州(アイルランド))。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: エンタープライズ開発者、オートメーションエンジニア、SRE/運用チーム
- 利用シーン: カスタム認証フローの自動化(SAML/OAuth の補助)、拡張を使った自動 UI テスト、広告除去によるパフォーマンス最適化や専用ツールの組み込み
- 運用効果: 手作業による拡張インストールやローカル依存を排除して自動化を強化し、テスト再現性や運用の効率化、より安全にサードパーティ機能を取り込めるようになる
技術的な注意点
- IAM権限: AgentCore が S3 の拡張オブジェクトにアクセスできるよう、必要な IAM ロール/ポリシーを付与してください(S3:GetObject 等)。
- 拡張の互換性: Chrome 互換の形式であることが前提です。CRX 形式や展開済みの拡張(マニフェスト等)についてはドキュメントの要件を確認してください。
- セキュリティ: 拡張はコード実行権を持つため、署名・レビュー・ホワイトリスト運用を行い、信頼できるソースのみを許可してください。
- リージョン制限: 本機能は AgentCore Browser が提供されている 9 リージョンで利用可能です(東京リージョン含む)。他リージョンでは未提供の可能性があります。
- コスト: 拡張ファイルの S3 ストレージコストおよび AgentCore Browser 実行に伴う通常の Bedrock/AgentCore 利用料金、データ転送コストが発生する可能性があります。
- 運用上の注意: 拡張のサイズ・ロード時間がセッション起動時間に影響するため、軽量化や不要な権限の削減を検討してください。拡張の更新は S3 上のオブジェクト更新で行われるため、バージョニングや展開手順を整備してください。
参考情報
[Workspaces] Microsoft Office, Visio and Project 2024 Apps now on Amazon WorkSpaces
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Workspaces
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/microsoft-office-visio-project-2024-amazon-workspaces/
概要
Amazon WorkSpacesのマネージドアプリカタログにMicrosoft Office/Visio/Project 2024(LTSC版)が追加され、対象のPersonalおよびCore WorkSpacesに対して既存のバンドルを変更せずに導入できるようになりました。これらのアプリは、該当リージョンのWorkSpaces環境で利用可能です。
変更内容・新機能の詳細
追加されたアプリケーションは以下のとおりです:Microsoft Office LTSC Professional Plus 2024、Microsoft Office LTSC Standard 2024、Microsoft Visio LTSC Professional 2024、Microsoft Visio LTSC Standard 2024、Microsoft Project Professional 2024、Microsoft Project Standard 2024。これらはAmazon WorkSpacesの「managed applications」カタログに組み込まれており、管理コンソールや既存のManage applicationワークフローを通じて、新規および既存の対象WorkSpaces(PersonalおよびCore)に追加できます。導入の際にWorkSpacesのバンドルを差し替える必要はなく、デスクトップ環境を最新の生産性アプリで標準化できます。価格は選択したアプリごとに課金されます。アプリの配布・管理方法や詳細な価格はAmazon WorkSpacesの管理ガイドおよび料金ページを参照してください。利用可能リージョンは、Amazon WorkSpaces PersonalおよびCoreをサポートするすべてのAWSリージョンです。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: VDI/仮想デスクトップを利用するエンドユーザー(Office/Visio/Project利用者)、VDIを運用するデスクトップ管理者
- 利用シーン: 既存のWorkSpaces環境へ最新のOfficeスイートやVisio/Projectを追加して、社内標準デスクトップを短時間で展開・更新する場面
- 運用効果: バンドル差し替え不要でアプリ配布が可能なためロールアウト負荷が低減し、管理カタログ経由で一貫したセキュアなデスクトップ環境を提供できる(展開時間短縮、運用工数削減)
技術的な注意点
- IAM権限: WorkSpacesのアプリ管理を行うための管理者権限または相当のIAMポリシーが必要です(Manage applications操作を行える権限を確認してください)
- OS要件: これらはWindows向けのMicrosoftデスクトップアプリケーションのため、WindowsベースのWorkSpaces(Personal/Core)での利用が前提です。対応するWindowsバージョンは導入前に管理ガイドで確認してください。
- リージョン制限: Amazon WorkSpaces PersonalおよびCoreをサポートするすべてのリージョンで利用可能です。WorkSpaces自体が未対応のリージョンでは利用できません。
- コスト: アプリは選択した分だけ課金されます。WorkSpacesのインスタンス料金とは別にアプリ利用料が発生するため、導入前に料金ページでコスト計算してください。
- ライセンス: AWS側のアプリ提供と課金がある一方で、Microsoftライセンス要件(BYOL等)や利用規約を確認してください。組織のライセンス方針に沿って導入判断を行ってください。
- 既存環境への影響: バンドル変更は不要ですが、既存のイメージやポリシー、グループポリシー(GPO)との互換性やプリンタ/フォント等の依存関係を事前に検証してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/microsoft-office-visio-project-2024-amazon-workspaces/
- https://aws.amazon.com/workspaces/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/workspaces/latest/adminguide/manage-applications.html
[Ec2] Now available: 48xlarge and metal-48xl sizes for EBS optimized Amazon EC2 instances
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/graviton4-ebs-optimized-larger-sizes
概要
AWSはGraviton4搭載のC8gb、M8gb、R8gbファミリーで48xlargeおよび一部metal-48xlサイズを一般提供開始しました。最大300GbpsのEBS帯域と最大1440K IOPSなど、非加速(GPU等)インスタンスとして最高クラスのブロックストレージ性能を提供します。
変更内容・新機能の詳細
主な内容は以下のとおりです。
- インスタンスサイズ: C8gb、M8gb、R8gbの48xlargeサイズを追加。C8gbおよびR8gbはmetal-48xlも提供。各ファミリーで最大48xlargeまで拡張。
- プロセッサ: AWS Graviton4(ARM64)を採用し、Graviton3比で最大約30%の計算性能向上をうたっています。
- ストレージ性能: インスタンス当たり最大300 GbpsのAmazon EBS帯域をサポートし、最大で1,440,000 IOPSを提供(インスタンスレベルの上限)。これにより高いブロックストレージのスループットとIOPSを必要とするワークロードで性能向上が期待できます。実際のボリューム性能はボリュームタイプ(gp3, io2 など)やボリューム毎の上限に依存します。
- ネットワーク: 最大400 Gbpsのネットワーク帯域をサポート。
- メモリ比率: 3種類のメモリ:vCPU比率オプションを用意し、コンピュート最適化、汎用、メモリ最適化に対応。
- EFAサポート: Elastic Fabric Adapter (EFA) をサポートし、低レイテンシー・高スループットのクラスタ通信が可能(主に HPC や tightly-coupled な分散アプリケーション向け)。
- リージョン: 新サイズは US East (N. Virginia) と US West (Oregon) で利用可能。metal サイズは US East (N. Virginia) のみ。
- 利用開始方法: AWS Management Console、AWS CLI、SDKから起動可能。ARM(aarch64)向けのAMIs/ランタイムを利用する必要がある点に注意。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: ハイパフォーマンスなブロックストレージ性能やネットワークを必要とするエンタープライズアプリケーション、データベース(OLTP/OLAP)、分散ストレージ、HPC、機械学習の一部前処理ワークロード
- 利用シーン: 高IOPSを必要とする大規模データベース、ログ集約やメタデータストア、ビッグデータETLパイプライン、低レイテンシクラスタ通信が求められるMPI/分散学習、ストレージ集約型アプリケーションのスケールアップ
- 運用効果: 単一インスタンスあたりのEBSスループットとIOPS上限が大幅に向上するため、ストレージのボトルネックを緩和してスループット増加・レイテンシ低減が期待できる(ただしボリューム設計とコスト管理が必要)
技術的な注意点
- アーキテクチャ/AMI: Graviton4はARM64(aarch64)なので、ARM対応のOS/AMI、ライブラリ、ネイティブバイナリが必要です。x86向けイメージは動作しません。
- EBS/ボリューム制限: 表示される300 Gbpsや1440K IOPSはインスタンス側の集約上限です。個々のEBSボリュームごとのスループット/IOPS上限(gp3/io2等)やボリューム数制限に注意してください。ボリューム設定で十分なスループット/IOPSをプロビジョニングする必要があります。
- EFA/ドライバ: EFAを使用する場合は対応するOSカーネルとEFAドライバ/ライブラリが必要です。クラスタ通信で最適化するにはMPIやNCCL等の設定確認を推奨します。
- リージョン制限: 現時点では US East (N. Virginia) と US West (Oregon) のみ。metal-48xlは US East (N. Virginia) のみ提供です。
- 料金/コスト: 48xlarge/metalサイズは高額になるため、インスタンス料金に加え大量IOを利用する場合はEBSのプロビジョニング(io2等)やデータ転送コストも増加します。コスト試算を事前に行ってください。
- 互換性: Nitroベースの最新機能を前提としているため古いカーネルやカスタムドライバとの互換性チェックが必要です。IAM権限や起動テンプレートの更新も確認してください。
- IAM権限: インスタンス起動・EFA利用・Metalインスタンス利用(ホスト制御)には適切なEC2関連のIAM権限が必要です。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/graviton4-ebs-optimized-larger-sizes
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/c8gb/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/m8gb/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/r8gb/
- https://aws.amazon.com/ec2/graviton/
- https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/efa.html
- https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-volume-types.html
- https://aws.amazon.com/cli/
[Connect] Amazon Connect adds conditional logic and real-time updates to Step-by-Step Guides
- 公開日: 2026-01-23 (JST)
- カテゴリ: Connect
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-connect-conditional-logic-real-time-updates-step-by-step-guides/
概要
Amazon ConnectのStep-by-Step Guidesが条件付きロジックと定期的なリアルタイム更新に対応しました。ガイドの表示・必須項目・初期値を入力内容に応じて動的に変えられ、Connectリソースからのデータを指定間隔で自動更新できます。
変更内容・新機能の詳細
管理者はStep-by-Step Guidesのビルダーで条件付きUIを定義でき、ドロップダウンの選択や前のフィールドの入力に応じて特定フィールドの表示/非表示、必須設定、既定値の変更などを行えます。これにより、分岐に応じた最適化された導線(例: 異なるトラブルシューティング手順やスクリプト)をノーコード/ローコードで作成可能です。さらに、ガイドはConnectのフローモジュールなどのリソースからデータを指定した間隔で自動的にフェッチして画面を更新できるため、エージェントは常に最新の情報に基づいて対応できます。これらの機能はAmazon Connectの既存のガイド作成ワークフローに統合されており、利用可能リージョンは本文に記載の通り(例: 東京、オレゴン、バージニア、ロンドンなど)です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンタクトセンターの管理者、スーパーバイザー、通話スクリプト作成者、エージェント運用チーム
- 利用シーン: 分岐の多いサポートフロー(製品カテゴリ別問い合わせ対応)、コンプライアンスチェックリストの動的表示、エージェント向けの状況依存ガイダンスやフォーム入力の簡素化
- 運用効果: エージェント作業の効率化(不要な入力削減)、対応品質の均一化、最新データの即時反映による誤案内低減
技術的な注意点
- IAM権限: Step-by-Step Guidesおよび関連Connectリソースを編集・参照できるAmazon Connectの管理/編集権限が必要です。事前に該当インスタンスへのアクセス権を確認してください
- リージョン制限: 本機能は次のリージョンで利用可能です — US East (N. Virginia)、US West (Oregon)、Canada (Central)、Africa (Cape Town)、Asia Pacific (Seoul)、Asia Pacific (Singapore)、Asia Pacific (Sydney)、Asia Pacific (Tokyo)、Europe (Frankfurt)、Europe (London)、AWS GovCloud (US-West)。他リージョンでは未対応の可能性があります
- コスト: 機能自体はAmazon Connectの一部として提供されますが、データ自動更新の頻度を上げるとバックエンドAPI呼び出しが増え、関連サービス(例: 他サービス連携やデータ転送)のコストやレート制限に影響する可能性があります
- データ整合性/遅延: 自動更新は指定間隔での取得となるため、瞬時に整合性が保証されるわけではありません。重要な状態遷移やトランザクション整合性が必要な場合はフロー設計で補完してください
- パフォーマンス/レート制限: 高頻度更新や大量の同時エージェントでの利用はレイテンシやAPIレート制限の影響を受ける可能性があるため、更新間隔とスコープは運用負荷に合わせて調整してください
- 既存ガイド互換性: 既存のガイドに条件ロジックを追加することで表示や挙動が変わるため、変更を本番に反映する前にテスト環境での検証を推奨します
- クライアント要件: エージェントが利用するブラウザやContact Control Panelのバージョンによって表示や動作が異なる場合があるため、動作対象環境を確認してください