2026年03月17日
[Rds For Sql Server] Amazon RDS enhancements for SQL Server Developer Edition
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Rds For Sql Server
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-rds-enhancements-for-sql-server-developer-edition/
概要
Amazon RDS for SQL Server の Developer Edition に、追加ストレージボリューム、Resource Governor、および SQL Server 2019 (CU32 GDR - 15.0.4455.2) のサポートが追加されました。開発/テスト環境で本番に近い性能検証や大容量データの取り扱いが容易になります。
変更内容・新機能の詳細
主な変更点は以下の通りです。
Additional Storage Volumes: RDS for SQL Server の Developer Edition インスタンスで利用可能になった追加ストレージボリュームにより、最大 256 TiB(従来比で最大 4倍)のストレージを割り当てられます。これにより大容量データセットやスケールアップ検証が可能になります。
Resource Governor: SQL Server の Resource Governor 機能が利用可能になり、resource pool(リソースプール)と workload group(ワークロードグループ)を定義して CPU およびメモリ消費の制御ができます。分類関数(classifier function)を用いてセッションをグループへ振り分けることで、テスト時に特定ワークロードの影響を制限したり、SLA に近い挙動検証が行えます。
SQL Server 2019 サポート: Developer Edition で SQL Server 2019(CU32 GDR - 15.0.4455.2)がサポートされ、開発/テスト環境のエンジンバージョンを本番環境と合わせやすくなりました。
補足: Developer Edition は Enterprise と同等の機能を含み、開発・テスト用途ではライセンス料なしで利用できます(本番利用不可)。詳細なリージョン可用性や価格は公式ドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: アプリケーション開発者、DBA、性能検証担当者、SRE/運用チーム
- 利用シーン: 大容量データを用いた開発・検証、実運用に近い負荷での性能テスト、ワークロード隔離によるリソース制御テスト
- 運用効果: 本番と同等の SQL Server 機能でローカル検証が可能になり、パフォーマンス問題の再現性向上や容量計画の精度向上が期待できる
- 制限: Developer Edition は開発/テスト用途に限定され、本番環境での使用はライセンス違反となる可能性がある
- コスト影響: ストレージ(追加ボリューム)やインスタンスの利用分に対する課金が発生する(Developer Edition 自体のライセンス料は不要)
技術的な注意点
- IAM権限: インスタンス変更やストレージ追加には RDS の Modify/Describe/Restore 等の IAM 権限が必要です。ロール・ポリシーを事前に確認してください。
- リージョン制限: 機能の提供はリージョン依存です。利用前に対象リージョンで Developer Edition および指定の SQL Server バージョン(15.0.4455.2)が利用可能か確認してください。
- コスト: Developer Edition はライセンス料不要でも、インスタンス時間、追加ストレージ、スナップショット等は通常の RDS 課金対象です。追加ストレージを使用する場合はストレージ料金が増加します。
- 互換性・バージョン: サポートされるバージョンは SQL Server 2019 CU32 GDR (15.0.4455.2) です。アプリケーションやバックアップの互換性確認(機能/拡張機能・互換性レベル等)は事前に行ってください。
- 運用影響: ストレージの追加やインスタンス仕様の変更は再起動が伴う場合があります。メンテナンスウィンドウを考慮して実施してください。
- Resource Governor 注意点: Resource Governor の設定は SQL Server 側での操作(ALTER RESOURCE GOVERNOR や classifier 関数の実装)が必要です。想定外の制約を与えないよう段階的に適用・検証してください。
- バックアップ/復元: 大容量ストレージやエディション差によるバックアップ/復元時間やスナップショットサイズの増加に注意してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-rds-enhancements-for-sql-server-developer-edition/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/CHAP_SQLServer.html
- https://aws.amazon.com/rds/sql-server/pricing/
[Glue] Simplified permissions for Amazon S3 Tables and Iceberg materialized views
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Glue
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/gdc-simplified-permissions-s3tables-iceberg-views/
概要
AWS Glue Data CatalogがAmazon S3 TablesとApache Icebergのマテリアライズドビューに対してIAMベースの認可をサポートしました。これによりストレージ・カタログ・クエリエンジンに跨るアクセス権限を単一のIAMポリシーで定義でき、分析サービスとの統合が簡素化されます。
変更内容・新機能の詳細
Glue Data Catalog上のS3 TablesおよびIcebergマテリアライズドビューに対して、従来の個別ポリシーやサービス依存の権限設定(S3バケットポリシー、カタログ権限、各クエリエンジンの権限など)ではなく、AWS IAMベースの認可を利用できるようになりました。これにより、S3(オブジェクトの取得・リスト等)、Glue Data Catalog(テーブルの参照・列情報取得等)、およびクエリエンジン(Amazon Athena、Amazon EMR、Amazon Redshift、AWS Glue等)に必要な権限を単一のIAMポリシーで管理できます。必要に応じていつでもAWS Lake Formationにオプトインし、コンソール・CLI・API・CloudFormation経由で行/列レベルの細粒度アクセス制御を追加管理することも可能です。本機能は選択されたリージョンで利用可能です。詳細な必須IAMアクションや各クエリエンジンごとの実装上の注意は公式ドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データプラットフォームエンジニア、セキュリティ/認可設計者、SRE、データ分析チーム
- 利用シーンまたは効果: S3 TablesやIcebergマテリアライズドビューをAthena/EMR/Redshift/Glue等で横断的に利用する際に、複数のサービスにまたがるアクセス権限を単一のIAMポリシーで定義・運用できるため設定と監査が簡素化されます
- 運用効果: 権限設定のミスや過剰な権限付与を減らし、デプロイやCI/CDによる権限適用が容易になることで運用コストとセキュリティリスクを低減できます
技術的な注意点
- IAM権限: S3(例: s3:GetObject, s3:ListBucket 等)、Glue Data Catalog(例: glue:GetTable, glue:GetDatabase 等)、および利用するクエリエンジンに応じた権限をIAMポリシーで明示する必要があります。具体的なアクションは公式ドキュメントを参照してください。
- リージョン制限: 本機能は「選択されたリージョン」で提供されます。利用前に利用リージョンでサポートされているか確認してください。
- Lake Formation: 細粒度(行/列/タグベース)アクセス制御が必要な場合は、いつでもLake Formationにオプトインして管理できます。オプトインはコンソール、CLI、API、CloudFormationで可能です。
- 互換性: Athena、EMR、Redshift、Glueなど主要なAWS分析サービスと連携できますが、各サービスのバージョンやランタイムでのサポート状況に注意してください。
- 暗号化とKMS: S3オブジェクトがKMSで暗号化されている場合、関連するKMSキーに対するアクセス許可(kms:Decrypt等)も必要になります。
- コスト: 本機能自体に追加課金はありませんが、関連するクエリ実行やデータスキャン等は各サービスの通常料金が発生します。
- 監査とロギング: IAMを使うことでCloudTrail等によるアクセス監査が容易になります。監査要件がある場合は設定を確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/gdc-simplified-permissions-s3tables-iceberg-views/
- https://docs.aws.amazon.com/glue/latest/dg/catalog.html
- https://docs.aws.amazon.com/athena/latest/ug/s3-tables.html
[General] Amazon Bedrock is now available in Asia Pacific (New Zealand)
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-bedrock-asia-pacific-new-zealand/
概要
Amazon Bedrockがアジアパシフィック(ニュージーランド)リージョンで利用可能になりました。これにより同リージョンの顧客はBedrock経由で複数のファウンデーションモデルを使った生成AIアプリを簡単に構築・スケールできます。
変更内容・新機能の詳細
Amazon Bedrockは単一のAPIで複数の高性能な大規模言語モデル(LLM)やその他のファウンデーションモデル(FM)にアクセスできるフルマネージドサービスです。今回のローンチにより、アジアパシフィック(ニュージーランド)リージョンからBedrockを利用できるようになり、AnthropicのSonnet 4.5/4.6、Opus 4.5/4.6、Haiku 4.5、およびAmazonのNova 2 Liteが利用可能(クロスリージョン推論対応)になりました。Bedrockは複数ベンダー(AI21 Labs、Anthropic、Cohere、Meta、Mistral AI、OpenAI、Stability AI、Amazonなど)を単一インターフェースで扱える点、セキュリティ・プライバシー・責任あるAI(モデルガバナンスや利用制限、ログ管理など)に関する機能を備えている点が特徴です。これにより、チャットボット、要約、コード生成、検索やRAG(Retrieval-Augmented Generation)などのユースケースで、既存のアプリに生成AI機能を統合しやすくなります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 開発者、MLエンジニア、データサイエンティスト、プロダクトチーム、SRE/運用チーム
- 利用シーン: ローカル(ニュージーランド)から低運用で複数ベンダーのモデルを利用したチャットボット、要約、コンテンツ生成、検索強化(RAG)、コード補完などの生成AIアプリ構築
- 運用効果: サービス提供地域内からBedrockを利用できることでレイテンシ改善と運用の簡素化が期待できる(ただし一部モデルはクロスリージョン推論のため、遅延やデータ転送の影響を評価する必要あり)
技術的な注意点
- IAM権限: Bedrock呼び出しやモデル利用には適切なIAMポリシーが必要です。利用前に必要な権限(API呼び出し、ログ出力、ネットワーク設定等)を確認してください。
- リージョン制限: 今回ニュージーランドでローカル利用可能となるのはAnthropicの指定モデル群とAmazonのNova 2 Liteのみです。他ベンダーのモデルはBedrock自体でサポートされますが、リージョンごとのモデル配置状況は異なり、クロスリージョン推論になる場合があります。
- データ所在・コンプライアンス: クロスリージョン推論を行うとリクエストやペイロードが他リージョンへ送信される可能性があります。データ主体の所在地や法令(データ所在地規制、プライバシー要件)に注意してください。
- レイテンシとネットワーク: クロスリージョン呼び出しはレイテンシ増大の原因となります。リアルタイム性が重要なユースケースでは影響を評価してください。
- コスト: Bedrockはモデルごとの課金(リクエスト/トークン単位など)が発生します。さらにクロスリージョン通信が発生する場合はデータ転送料金が追加される可能性があるため、コスト見積もりを行ってください。
- サービス制限: デフォルトのクォータ(同時リクエスト数やスループット)が設定されています。大量利用やプロダクション移行時はクォータの引き上げ申請が必要になる場合があります。
- 責任あるAI: 各モデルベンダーの利用規約やコンテンツポリシー、Bedrockのガバナンス機能(監査ログやアクセス制御)を組み合わせて運用ルールを策定してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-bedrock-asia-pacific-new-zealand/
- https://aws.amazon.com/bedrock/
- https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/
[CloudWatch] Amazon CloudWatch introduces organization-wide EC2 detailed monitoring enablement
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: CloudWatch
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/cloudwatch-org-enablement-ec2-metrics/
概要
Amazon CloudWatchは、AWS Organizations 全体で EC2 の詳細モニタリング(1分間隔)を自動有効化できる機能を追加しました。既存および新規のインスタンスに対して、組織・アカウント・タグ単位のルールで一括適用できます。
変更内容・新機能の詳細
CloudWatch の Ingestion に「詳細モニタリング有効化ルール」を作成し、組織全体、特定のアカウント、あるいはリソースタグをスコープに指定することで、該当する EC2 インスタンスの詳細モニタリングを自動でオンにします。ルールは既存インスタンスにも適用され、以降のメトリクスは1分間隔で収集されます。これにより Auto Scaling のポリシーやアラートがより細かい粒度のメトリクスに基づいて動作できるようになります。機能はすべての AWS 商用リージョンで利用可能で、詳細監視で収集されるメトリクスは CloudWatch の料金体系に基づいて課金されます。CloudWatch エージェントによるカスタムメトリクスとは別で、EC2 の「詳細モニタリング」自体を有効化する仕組みです。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド/DevOps エンジニア、SRE、運用チーム、組織管理者
- 利用シーン: 組織横断でのメトリクス粒度の標準化(例: env:production タグを持つインスタンスに自動で1分メトリクスを適用)
- 運用効果: Auto Scaling やアラートの応答性向上、手動設定の削減による設定誤り低減、運用の一元管理が容易化
技術的な注意点
- IAM権限: 組織単位での設定は Organizations と CloudWatch の管理権限(管理アカウントまたは委任された管理者権限)が必要です。CloudWatch Ingestion のルール作成・管理権限を付与してください。
- リージョン制限: 記事時点で「すべての AWS 商用リージョン」で利用可能。GovCloud/中国リージョンなどは別途確認してください。
- コスト: 詳細モニタリングのメトリクスは CloudWatch の課金対象です(1分間隔のメトリクス数に応じてコスト増加)。事前に影響範囲を見積もってください。
- 既存インスタンス: 既存インスタンスにもルールが適用され自動で有効化されますが、タグベースのスコープを使う場合は対象インスタンスに正確なタグが付与されている必要があります。
- 反映遅延: ルール適用から有効化完了まで数分程度の遅延が発生する可能性があります。即時性を要求する運用は考慮してください。
- 互換性: CloudWatch エージェントで収集するカスタムメトリクスとは別物です。エージェントの設定変更は不要ですが、エージェントで別途収集している指標とは統合設計を検討してください。
- 監査/ログ: ルール作成・変更操作は管理アカウントでの監査ログ(CloudTrail)に記録されます。変更管理ポリシーを適用してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/cloudwatch-org-enablement-ec2-metrics/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/CloudWatch-Ingestion.html
- https://aws.amazon.com/cloudwatch/pricing/
[General] SageMaker HyperPod now supports idle resource sharing for dynamic cluster utilization
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/sagemaker-hyperpod-idle-resource-sharing/
概要
Amazon SageMaker HyperPodのタスクガバナンスが、未割当(アイドル)リソースの動的共有をサポートします。チーム間で保証クォータを維持しつつ、未使用のコンピュートをベストエフォートで借用できる機能です。
変更内容・新機能の詳細
HyperPod task governanceに動的リソース共有機能が追加されました。クラスタ内でデータサイエンティスト等が割り当てたクォータを使い切っていない場合、準備済みかつスケジューラブルなインスタンス(パーティションGPU構成を含む)を自動的に検出して“借用可能プール”に組み入れ、他チームがベストエフォートで利用できるようにします。管理者はリソース種別(アクセラレータ/vCPU/メモリなど)ごとにパーセンテージベースの借用上限と、絶対値ベースの借用上限の両方を設定可能で、借用可能量はインスタンスやクォタポリシーの変化に応じてHyperPodが自動で再計算します。これにより、手動設定を減らしながら計算リソースの利用率最大化と、各チームの保証クォータ(隔離)の維持を両立します。現時点でEKSオーケストレータを使うHyperPodクラスタで利用可能で、利用可能リージョンは米国・欧州・アジア太平洋・南米の複数リージョン(US East (N. Virginia)、US East (Ohio)、US West (N. California)、US West (Oregon)、Asia Pacific (Mumbai)、Asia Pacific (Singapore)、Asia Pacific (Sydney)、Asia Pacific (Tokyo)、Asia Pacific (Jakarta)、Europe (Frankfurt)、Europe (Ireland)、Europe (London)、Europe (Stockholm)、Europe (Spain)、South America (São Paulo))です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SageMaker HyperPodで共有クラスタを運用する管理者、データサイエンティスト、MLプラットフォームチーム
- 利用シーン: ジェネレーティブAIなどの大規模共有コンピュートワークロードで、チームごとの割当が未使用のときに他チームが一時的にリソースを借用してバースト処理を行う場面
- 運用効果: 手動での余剰リソース配分作業が不要になり、クラスタのアイドル時間を削減して全体の利用率を向上させる
- 費用効果: アイドルで寝ている高価なインスタンスを有効活用できるため、インフラ効率向上によるコスト最適化が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: 管理者はHyperPodタスクガバナンスとクラスタ設定を更新するための適切なIAM権限を持つ必要があります(PolicyやRoleの確認を推奨)
- リージョン制限: 本機能はEKSオーケストレータ上のHyperPodで利用可能な指定リージョンのみ(記事記載のリージョン)で提供されています。未対応リージョンでは利用不可です
- オーケストレータ要件: EKSオーケストレータを使用するHyperPodクラスタが必須です(Fargate等、他のオーケストレータでは非対応)
- 対応インスタンス: 準備済みかつスケジューラブルなインスタンスが借用プールに寄与します。パーティション化されたGPU構成(partitioned GPU)も対象です
- 設定制御: 借用はパーセンテージベースと絶対値ベースの上限で制御可能。管理者はリソース種別ごとに細かく設定できます
- 動作保証: 借用はベストエフォート(事前保証なし)であり、各チームの保証クォータは維持されます。借用中のリソースは保証対象チームの需要で還元され得ます
- コスト: 追加の課金モデルの変更は明示されていませんが、アイドルの有効活用により実質的な運用コスト低減が期待できます。請求やアロケーションルールは組織内ポリシーで確認してください
- 運用推奨: 本番導入前にステージングで設定(借用上限・リソース種別)を検証し、モニタリングとアラート(例: 予期せぬプリエンプション)を整備してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/sagemaker-hyperpod-idle-resource-sharing/
- https://aws.amazon.com/sagemaker/hyperpod/
- https://docs.aws.amazon.com/sagemaker/latest/dg/hyperpod-task-governance.html
[Neptune] Amazon Neptune now supports reading S3 data using openCyper
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Neptune
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/neptune-read-s3-opencypher/
概要
Amazon NeptuneがopenCypherクエリ内からAmazon S3上のデータを直接読み取る機能を提供開始しました。新しいneptune.read()プロシージャにより、S3の外部データをNeptuneに事前ロードせずにフェデレートして利用できます。
変更内容・新機能の詳細
openCypherの新しいプロシージャ neptune.read() を使って、S3上のオブジェクトをクエリ内から参照できます。これにより、従来のようなS3→ETL→Neptuneというマルチステップの取り込みワークフローを減らし、既存グラフとS3の外部データをリアルタイムに結合した分析や、外部データからの動的なノード/エッジ作成、参照データを用いた複雑なグラフクエリが可能になります。プロシージャは標準的なデータ型に加え、Neptune固有のフォーマット(geometryやdatetimeなど)をサポートし、呼び出し元のIAM資格情報を用いてアクセス制御を行います。機能はAmazon Neptuneが提供されている全リージョンで利用可能です。詳細な使用方法やオプション(S3パス指定、フォーマットの扱い、エラー処理など)はNeptuneの公式ドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: グラフ分析者、データエンジニア、SRE/運用チーム
- 利用シーン: S3にある参照データやログをリアルタイムにグラフクエリで参照して分析するケース(例: 外部データを用いた動的なノード/エッジ生成、参照マスターデータのJOIN)
- 運用効果: ETL手順の削減、データ同期の簡素化、リアルタイム分析の実現により開発・運用コストと遅延が低減される
技術的な注意点
- IAM権限: neptune.read() 実行者は対象S3オブジェクトへの読み取り権限(例: s3:GetObject)を持っている必要があります。SSE-KMSで暗号化されたオブジェクトを読む場合は KMS のアクセス権限 (kms:Decrypt 等) も必要です。
- リージョン制限: 公表によれば「Neptuneが提供されている全リージョン」で利用可能です。ただし、S3バケットのリージョンとNeptuneインスタンスのリージョンを合わせることでデータ転送遅延やコストを抑えられます。
- コスト: S3のGETリクエストおよびデータ転送料金、Neptuneのクエリ実行によるインスタンスコストが発生します。大量データを頻繁にフェッチする場合はコスト増に注意してください。
- 互換性: 本機能はopenCypher用のプロシージャです。GremlinやSPARQLのクエリエンジンでは同等機能が無い可能性があるため、クエリ言語の選定に注意してください。
- パフォーマンス: 大容量オブジェクトや多数のオブジェクトを直接読み込むとクエリ実行時間およびメモリ使用量に影響します。必要に応じて前処理(フィルタリング・サンプリング)やバッチ取得設計を検討してください。
- データ形式: Neptuneはgeometryやdatetimeを含むNeptune固有フォーマットと標準データ型をサポートすると明記されていますが、サポートされるファイルフォーマットやスキーマ詳細はドキュメントで確認してください。
- セキュリティ: 呼び出しは呼び出し元のIAM資格情報で行われるため、クレデンシャル管理と最小権限の原則を適用してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/neptune-read-s3-opencypher/
- https://docs.aws.amazon.com/neptune/latest/userguide/what-is-amazon-neptune.html
[Timestream] Amazon Timestream for InfluxDB 3 Now Supports Expanded Multi-Node Cluster Configurations
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Timestream
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-timestream-for-influxdb-3-multi-node-cluster/
概要
Amazon Timestream for InfluxDB 3 の Enterprise エディションで、最大15ノードまで構成可能なマルチノードクラスタがサポートされました。読み取り専用ノードやコンパクタノードを組み合わせて、読み取りスループットや可用性を最適化できます。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、InfluxDB 3 Enterprise クラスタを最大15ノード(1〜4の writer/reader ノード、0〜13 の reader-only ノード、そして専用の compactor ノードを含む)で構成できます。用途に応じて専用の reader-only ノードを追加することで、ダッシュボードやレポーティング等の読み取り負荷が高いワークロードを、書き込み性能に影響を与えずにスケールできます。全てのマルチノード配置は複数の Availability Zone にノードを分散するため、フォールトトレランスと高可用性が向上します。Enterprise クラスタではノードの追加/削除が可能になり、運用中のスケール調整が容易になりました。さらに、Core エディションから Enterprise へアップグレードすることで、マルチノード展開とデータのコンパクション(長期保存に重要な機能)を利用できます。クラスタ作成・変更は Amazon Timestream for InfluxDB コンソール、AWS CLI、または AWS SDK を使い、カスタムパラメータグループで希望のノードトポロジーを指定して行います。サービスは Timestream for InfluxDB が利用可能な全リージョンで提供されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 時系列データ基盤を運用するプラットフォームエンジニア、SRE、データエンジニア、IoT/監視/メトリクスを扱う開発チーム
- 利用シーン: 読み取り集中型ダッシュボード、レポーティング、分析クエリを多用する環境でのクエリスケールアウト/書き込み性能を確保したままの読み取り拡張
- 運用効果: ノード追加/削除による柔軟なキャパシティ調整でピーク時のレスポンス改善やコスト最適化が可能
- 可用性への影響: AZに跨るノード配置で障害耐性が向上し、冗長化/フェイルオーバー能力が改善される
技術的な注意点
- IAM権限: クラスタ作成・変更にはTimestream for InfluxDB関連の管理権限が必要(コンソール/CLI/SDKの操作権限を確認してください)
- リージョン制限: 発表では "Timestream for InfluxDB が利用可能な全リージョン" と記載。ただし利用前に対象リージョンでの提供状況を確認してください
- コスト: ノード数増加に伴い課金が増加します。専用 reader ノードや compactor に対する追加料金が発生するため価格表を確認してください
- ノード構成制約: writer/reader ノードは1〜4、reader-only ノードは0〜13、さらに compactor ノードが必要(合計最大15ノード)という構成制約があります
- パラメータグループ: カスタムパラメータグループでノードトポロジーを指定してクラスタを作成・変更します。既存のパラメータグループ設定を確認・バックアップしてください
- アップグレード: Core から Enterprise へのアップグレードでマルチノードや compaction 機能が有効になります。移行手順や互換性を事前確認してください
- 運用影響: ノード追加/削除は可能ですが、トポロジー変更時に短時間の影響(再バランスや一時的なレイテンシ変動)が生じる可能性があるため、メンテナンス窓の計画を推奨します
- 可用性ゾーン: マルチノード配置は複数 AZ に分散されます。AZ 分散の挙動やサブネット設計をネットワーク設計に組み込んでください
- 互換性: InfluxDB 3 の Enterprise 機能群(API/クエリ互換性や設定項目)に依存します。クエリプランやクライアントの互換性を事前に検証してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-timestream-for-influxdb-3-multi-node-cluster/
- https://docs.aws.amazon.com/timestream-influxdb/latest/
- https://aws.amazon.com/timestream/pricing/
- https://aws.amazon.com/timestream/influxdb/
[Marketplace] Announcing AWS Partner Central agents to accelerate co-sell
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/aws-partner-central-agents-accelerate-co-sell/
概要
AWSは、Amazon Bedrock AgentCoreを基盤としたAIエージェント機能「AWS Partner Central agents」を一般提供開始しました。パートナーの共同販売(co-sell)を加速し、営業プロセスの短縮や資金申請の簡素化を狙った機能群です。
変更内容・新機能の詳細
AWS Partner Central agentsは、コンソール上から直接利用するか、Model Context Protocol(MCP)を介してプログラム的に呼び出せるエージェント駆動の機能群です。主な機能は以下の通りです:
- パイプライン洞察: 商機(opportunity)単位での進捗や優先度を分析し、注力すべき案件を提示します。
- テーラード・セールスプレイと次手推奨: 各商機に対して推奨アクション(次に何をすべきか)や標準化された営業プレイを提供します。
- 会議の文字起こし/ノート/メールからの自動フィールド入力: ミーティングの文字起こしや営業ノート、メールを共有することで、案件データを自動で入力・更新し、営業がデータ入力に割く時間を削減します。
- 資金(funding)推奨と申請支援: 商機レベルで利用可能な資金を特定し、適合性ギャップを示し、事前入力済みの資金申請フォームを生成して申請プロセスを短縮します。
- CRM統合: MCP(Model Context Protocol)を通じて自社CRMからエージェントを呼び出し、既存ワークフロー内で利用可能です。 技術基盤としてAmazon Bedrock AgentCoreを使用しており、エージェントはコンテキストを元に対話的に推奨や自動化を行います。今日時点で全ての商用AWSリージョンで利用可能です。統合手順や運用上の注意は、agents guideやMCPサーバーガイドを参照して設定します。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: AWSパートナーの営業チーム、パートナーオペレーション担当者、パートナー向けPS/セールス支援チーム
- 利用シーンまたは効果: 商機の優先付け・次手の明確化、ミーティング記録からの自動データ入力、資金申請のスピードアップによる共同販売(co-sell)プロセス短縮
- 運用効果: 営業サイクル短縮、データ入力工数削減、利用可能な資金の取りこぼし低減により案件成立率と回転率が向上する可能性が高いです。
技術的な注意点
- IAM権限: Partner CentralとMCP経由での操作には適切なIAMロール/権限設定が必要です。エージェントの操作やデータ連携に必要なAPI権限を事前に確認してください。
- リージョン制限: 記事では「全ての商用AWSリージョンで利用可能」と記載されていますが、AWS GovCloudリージョンや中国リージョンなど特別リージョンは対象外の可能性があるため、利用リージョンでの対応状況を確認してください。
- コスト: Amazon Bedrockや関連API呼び出し、データ処理に伴う料金が発生する可能性があります。エージェントの利用量(呼び出し回数、処理トークン量、ストレージなど)に基づくコスト見積もりを事前に行ってください。
- データ保護・プライバシー: ミーティングの文字起こしやメールなど機微な顧客情報をエージェントに渡すため、データ分類・暗号化・ログ保持ポリシーを整備し、顧客同意や契約上の取り扱い要件を満たしてください。
- CRM統合: MCPを用いた統合では認証・認可、APIレート制限、コールバック/イベント設計を事前に設計する必要があります。既存CRMのフィールドマッピングとデータ整合性を検証してください。
- 運用監査: 自動でフィールドを更新する機能は便利ですが、誤更新防止のために監査ログと戻し(rollback)手順、承認フローの設計を推奨します。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/aws-partner-central-agents-accelerate-co-sell/
- https://aws.amazon.com/bedrock/
- https://docs.aws.amazon.com/
[General] Amazon SimpleDB now supports exporting domain data to Amazon S3
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-simpledb-domain-export-to-amazon-s3/
概要
Amazon SimpleDBがドメインデータを標準JSON形式で直接Amazon S3にエクスポートできる機能を追加しました。バックグラウンド実行でデータベース性能に影響を与えず、移行や長期アーカイブ、コンプライアンス用途に適しています。
変更内容・新機能の詳細
新しいエクスポート機能は、ドメイン内のデータを標準JSON形式でS3バケットへ直接出力します。エクスポートはバックグラウンドで実行され、通常のデータベース操作への影響はないとされています。主な機能にはクロスリージョン・クロスアカウントのサポート、複数の暗号化オプション(SSE-S3/SSE-KMSなど想定)および柔軟なS3バケット設定が含まれます。操作用APIとして StartDomainExport、GetExport、ListExports の3つが提供され、レート制限はドメインあたり24時間で最大5件、アカウントあたり24時間で最大25件です。エクスポートツールの利用自体に料金は発生しませんが、S3保存やデータ転送、KMSリクエスト等の標準料金は適用されます。すべてのAmazon SimpleDBが利用可能なリージョンで提供され、AWS APIまたはCLIから開始できます。詳細はAmazon SimpleDBドキュメントおよびAWS Database Blogの解説を参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SimpleDBを利用しているアプリケーション開発者、データ移行担当者、コンプライアンス/アーカイブ担当者
- 利用シーンまたは効果: データのS3への一括エクスポートによる長期アーカイブ、他システム(データレイクや分析基盤)へのデータ移行、監査/コンプライアンス目的での外部保管
- 運用効果: オンライン環境への負荷を抑えつつ定期的またはオンデマンドでデータを取り出せるため、移行作業や保存ポリシー対応が簡素化される
技術的な注意点
- IAM権限: StartDomainExport/GetExport/ListExportsを呼び出す権限に加え、出力先S3バケットへのPutObjectなどの権限が必要です。SSE-KMSを使う場合はkms:Encrypt等の権限やKMSキーのキー ポリシーでの許可設定が必要です。
- リージョン制限: Amazon SimpleDBが利用可能な全リージョンで提供されますが、SimpleDB自体が利用できないリージョンでは利用不可です。クロスリージョンエクスポート時は転送料金が発生します。
- コスト: エクスポート操作自体に追加料金はありませんが、S3ストレージ料金、データ転送(特にクロスリージョン/インターネット転送)、およびKMS利用料(SSE-KMSを選択した場合)が発生します。
- レート制限: ドメインあたり24時間で最大5件、アカウントあたり24時間で最大25件のエクスポート制限があります。大量エクスポートを計画する場合はスケジュール設計が必要です。
- S3バケット設定: クロスアカウント配置を行う場合はバケットポリシーとACL、必要に応じてバケットの所有権設定(ObjectOwnership)を確認してください。バージョニングやライフサイクルルールを併用してアーカイブ運用を設計できます。
- 暗号化: 複数の暗号化オプションをサポートします。SSE-KMSを使用する場合はKMSキーのポリシーで書き込み主体(エクスポートを実行するIAMロール/アカウント)を許可する必要があります。
- API/CLI利用: エクスポートはAWS APIまたはAWS CLIから開始できます。自動化する場合はエクスポートの状態取得(GetExport)と一覧取得(ListExports)を組み合わせて運用監視を行ってください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-simpledb-domain-export-to-amazon-s3/
- https://docs.aws.amazon.com/simpledb/latest/DeveloperGuide/
- https://aws.amazon.com/blogs/database/
[Connect] Amazon Connect now enables agents to forward email contacts to external email addresses
- 公開日: 2026-03-17 (JST)
- カテゴリ: Connect
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-connect-forward-email-contacts/
概要
Amazon Connectのエージェントが、Agent workspaceやContact Center Panelからメールコンタクトを外部のメールアドレスや配布リストへ直接転送できるようになりました。転送後もエージェントは元コンタクトのオーナーシップと通信履歴を保持します。
変更内容・新機能の詳細
エージェントはAgent workspaceおよびContact Center Panel(Contact Control Panel)から、現在処理中のメールコンタクトを外部メールアドレスや配布リストへワンクリックで転送できます。転送されたメールは外部へ送信されますが、Amazon Connect側では元のコンタクトに対するオーナーシップ(担当エージェント)と完全な通信トレイル(メールの受信・送信履歴)が維持されるため、顧客対応の一貫性と監査要件を満たす運用が可能です。これによりバックオフィスやSME、パートナーとのやり取りをエージェントがシームレスに行いながら、顧客に対しては単一の窓口を維持できます。Amazon Connectのメール機能は以下リージョンで利用可能です:US East (N. Virginia)、US West (Oregon)、Africa (Cape Town)、Asia Pacific (Seoul)、Asia Pacific (Singapore)、Asia Pacific (Sydney)、Asia Pacific (Tokyo)、Canada (Central)、Europe (Frankfurt)、Europe (London)。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンタクトセンターのエージェント、スーパーバイザー、バックオフィス/SME、SRE・運用チーム
- 利用シーン: 専門家やパートナーを素早く巻き込むエスカレーション、複数チームへの情報共有、外部ベンダーへの問い合わせ転送
- 運用効果: 顧客に対して一貫した窓口を維持しつつ迅速に関係者を巻き込めるため対応時間短縮と顧客体験向上が期待できる。加えて、Connect側でオーナーシップと通信履歴が保持されるため監査・コンプライアンス対応が容易になる
- 留意点(運用): 配布リストへの転送により送信数が増えるためメールトラフィック管理やスパム対策の検討が必要
技術的な注意点
- IAM権限: エージェントや管理者に対してメール転送操作を許可する権限(Connectのエージェントロールや関連ポリシー)の確認・設定が必要です
- リージョン制限: 提供リージョンは本文に記載の通り(US East (N. Virginia)、US West (Oregon)、Africa (Cape Town)、Asia Pacific (Seoul)、Asia Pacific (Singapore)、Asia Pacific (Sydney)、Asia Pacific (Tokyo)、Canada (Central)、Europe (Frankfurt)、Europe (London))で、その他リージョンでは未対応の可能性があります
- コスト: 機能そのもので追加料金が発生する明示はないものの、外部送信によるメール送信量の増加は関連サービス(例:Amazon SES経由の送信やConnectのチャネル利用)に影響する可能性があるため運用量に応じたコスト確認を推奨します
- コンプライアンス/データ保護: 外部転送により顧客の個人情報が外部ドメイン/配布リストへ送信されるため、事前にデータ共有ポリシーや顧客同意、必要に応じてマスキング/匿名化の運用を検討してください
- 設定要件: メールチャネルの有効化、送信ドメインの検証(SPF/DKIM等)、およびエージェントUI設定が必要になる場合があります。管理者ドキュメントを参照のうえ環境設定を行ってください