2026年03月28日
[Timestream] Amazon Timestream for InfluxDB Now Supports Advanced Metrics
- 公開日: 2026-03-28 (JST)
- カテゴリ: Timestream
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-timestream-for-influxdb-advanced-metrics/
概要
Amazon Timestream for InfluxDB に Advanced Metrics 機能が追加され、Timestream for InfluxDB 2 インスタンスの詳細な運用メトリクスを自動的に Amazon CloudWatch に公開してリアルタイム監視とアラート設定を可能にします。
変更内容・新機能の詳細
Advanced Metrics は、Single-AZ / Multi-AZ の Timestream for InfluxDB 2 データベースから稼働状況・パフォーマンス指標(リソース利用率、クエリ実行性能、システムヘルス等)を自動で CloudWatch に送信します。追加のエージェント導入やアプリケーション側の計測コード変更は不要で、CloudWatch 上でカスタムダッシュボード作成や閾値に基づくアラーム設定が可能になります。これにより、DevOps/SRE はデータベースのボトルネックや異常を迅速に検出・対応しやすくなり、時系列アプリの可用性と性能最適化に寄与します。機能は Timestream for InfluxDB を提供するすべてのリージョンで利用可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: DevOps/ SRE、データベース管理者、時系列データを扱うアプリケーション開発者
- 利用シーンまたは効果: 運用監視(リアルタイムのメトリクス監視・アラート)、パフォーマンスチューニング、容量計画、障害検知および原因分析
- 運用効果: 追加設定なしで CloudWatch ベースの可観測性を得られるため、監視導入コストと時間を削減し、問題検出・対応の短縮と可用性向上が期待できる
技術的な注意点
- 対応バージョン: Timestream for InfluxDB 2 インスタンス向けの機能です(記事表記に準拠)
- IAM権限: CloudWatch のメトリクス表示・アラーム作成に必要な IAM 権限(例: CloudWatchReadOnlyAccess やカスタムポリシー)を確認してください
- リージョン制限: Timestream for InfluxDB を提供するすべてのリージョンで利用可能とされていますが、実際の提供状況はコンソールまたはリージョン一覧で確認してください
- コスト: メトリクスの公開・ダッシュボード表示・アラーム作成は Amazon CloudWatch の利用に伴う料金が発生する可能性があります(メトリクス数、カスタムダッシュボード、アラーム数、長期保持等に依存)
- 導入手順: 追加のエージェントやアプリ改修は不要。ただし CloudWatch 側でダッシュボード作成やアラーム設定は必要です
- 注意点: 記事はメトリクスの自動公開を明示していますが、メトリクス名やネームスペース、解像度(標準/高解像度)の詳細はドキュメントで確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-timestream-for-influxdb-advanced-metrics/
- https://docs.aws.amazon.com/timestream/latest/developerguide/
- https://aws.amazon.com/timestream/pricing/
- https://console.aws.amazon.com/timestream/home
[General] Amazon CloudWatch Logs now supports data protection, OpenSearch PPL and OpenSearch SQL for the Infrequent Access ingestion class
- 公開日: 2026-03-28 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-cloudwatch-infrequent-access-log-class/
概要
Amazon CloudWatch LogsのInfrequent Access(Logs IA)取り込みクラスが、データ保護機能およびOpenSearchのPiped Processing Language(PPL)とOpenSearch SQLによるクエリをサポートしました。コスト効果の高いまま、より柔軟な分析と機密データの自動マスキングが可能になります。
変更内容・新機能の詳細
今回の更新で、Logs IA(稀に参照するログ向けの低コスト取り込みクラス)は次をサポートします:
- OpenSearch SQLおよびPPLクエリ: OpenSearch系のSQLライクなクエリ言語とパイプ処理言語を用いて、集計・フィルタ・パイプライン処理などの高度なログ分析が可能になります。これにより、従来のLogs Insights Query Languageに加えて、OpenSearch互換の分析ワークフローを直接Logs IA上で実行できます。
- データプロテクション(自動検出とマスキング): ログ内の機密情報(クレジットカード番号、個人識別情報、その他のパターン)を自動検出し、保存時またはクエリ前にマスクする設定が可能となります。これによりセキュリティ・コンプライアンス要件の遵守が容易になります。 既存のLogs IA機能(Logs Insights Query Languageによる分析、S3へのエクスポート、暗号化)は引き続き利用可能で、Logs IAはStandard取り込みクラスに比べてGB当たりの取り込み料金が低く設定されています。これらの追加は、フォレンジック調査や突発的なトラブルシューティングなど、滅多にクエリを実行しないログをAWSネイティブに集約して解析するユースケースを強化します。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: セキュリティチーム、SRE/運用チーム、ログ分析者、コンプライアンス担当者
- 利用シーンまたは効果: フォレンジック調査や突発的な障害解析、滅多に参照しないログを低コストで保管しつつ必要時に高度なクエリで分析可能
- 運用効果: 機密データの自動マスキングによりコンプライアンス負荷を低減し、OpenSearch SQL/PPLで既存のOpenSearchクエリ資産を活用して調査効率を向上
- コスト影響: Logs IAは取り込み単価が低いが、データプロテクションや追加クエリ実行に伴う処理コストが発生する可能性あり
技術的な注意点
- IAM権限: CloudWatch Logsのクエリ実行、データ保護設定、S3エクスポート、必要に応じてKMSキー使用権限(kms:Decrypt等)を含む適切な権限が必要です
- リージョン制限: 機能は全リージョンで同時提供されているとは限りません。地域別の提供状況はAWS Builder Centerや公式ページで確認してください
- コスト: Logs IAは取り込みコストが低い一方で、データプロテクションの検出・マスキング処理や追加のクエリ実行に関連する料金が発生する可能性があります。費用見積もりを事前に行ってください
- 互換性/制限: OpenSearch SQL/PPLの構文・関数はOpenSearchの実装に依存します。既存のLogs Insightsクエリと完全互換でない場合があるため、クエリ移行時は動作確認が必要です
- 暗号化/KMS: 暗号化済みログを扱う場合、使用するカスタマー管理KMSキーに対する適切なアクセス許可を設定してください
- パフォーマンス: Logs IAは“滅多にクエリを実行しない”用途向けのため、Standardクラスと比べてクエリ応答やスループットに差が出る可能性があります。リアルタイム分析用途にはStandardを検討してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-cloudwatch-infrequent-access-log-class/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/logs/WhatIsCloudWatchLogs.html
- https://aws.amazon.com/cloudwatch/pricing/
[Lambda] AWS Lambda supports up to 32 GB of memory and 16 vCPUs for Lambda Managed Instances
- 公開日: 2026-03-28 (JST)
- カテゴリ: Lambda
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/lambda-32-gb-memory-16-vcpus/
概要
AWS Lambdaの「Lambda Managed Instances」で、関数に割り当て可能なメモリが最大32GB、vCPUが最大16vCPUに拡張され、メモリとvCPUの比率を2:1、4:1、8:1から選べるようになりました。これにより、インフラ管理なしで大規模データ処理やメディアトランスコード、科学計算などの計算集約ワークロードを実行しやすくなります。
変更内容・新機能の詳細
Lambda Managed Instancesは、管理されたAmazon EC2インスタンス上でLambda関数を動作させる仕組みで、ルーティング、ロードバランシング、自動スケーリングが組み込まれています。今回の拡張により、Managed Instances上の関数は最大32GBのメモリと最大16vCPUを指定でき、メモリ対vCPUの比率を2:1、4:1、8:1から選択可能です(例:32GBでは2:1なら16vCPU、4:1なら8vCPU、8:1なら4vCPU)。以前は最大10GB・約6vCPU程度で比率固定だったのに対し、今回の変更でCPU重視/メモリ重視のワークロードに対して柔軟にリソースプロファイルを合わせられます。最新世代プロセッサや高帯域ネットワーク等の特殊なコンピューティング構成を活用でき、設定はAWSコンソール、AWS CLI、CloudFormation、CDK、SAMから行えます。機能はLambda Managed Instancesが一般提供(GA)されているすべてのリージョンで利用可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 大規模データ処理エンジニア、メディア処理チーム、科学計算/機械学習のバッチ実行者、低遅延かつ高スループットを求めるAPIバックエンドの開発者
- 利用シーンまたは効果: 大きなメモリと高いCPUを必要とするETLパイプライン、メディアトランスコード、モデルトレーニング前の前処理、ハイパフォーマンスなバッチ計算や高スループットAPIの処理でのスループット向上と処理時間短縮
- 運用効果: インフラ管理を行わずに専用に近い計算資源を利用できるため、インスタンス管理の工数削減とスケールに応じた自動リソース配分が可能(ただしコスト動向の把握は必要)
技術的な注意点
- IAM権限: 関数設定を変更する権限(例: lambda:UpdateFunctionConfiguration 等)や、Managed Instances利用に関連するIAMロールの確認が必要です
- リージョン制限: Lambda Managed Instancesが一般提供されているリージョンで利用可能。リージョンによっては未対応の可能性があるため事前確認を推奨します
- コスト: より大きなメモリ/CPU割当は実行時間あたりの課金とManaged Instancesに紐づくリソース利用コストに影響します。導入前に料金ページで想定コストを確認してください
- 設定方法: AWSコンソール、AWS CLI、CloudFormation、AWS CDK、AWS SAMからメモリとメモリ:vCPU比率を指定して設定可能です
- 既存の制限との関係: タイムアウト上限、同時実行数クォータ、/tmpサイズ等、既存のLambdaサービス制限は引き続き影響します。設定変更やスケール時のクォータに注意してください
- 運用上の注意: CPUやメモリを大きく割り当てた場合、コールドスタートや初期化挙動が変化する可能性があります。負荷試験で期待する性能・起動時間を確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/lambda-32-gb-memory-16-vcpus/
- https://aws.amazon.com/lambda/
- https://docs.aws.amazon.com/lambda/latest/dg/welcome.html
[Management Console] AWS Management Console now supports settings to control service and Region visibility
- 公開日: 2026-03-28 (JST)
- カテゴリ: Management Console
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/account-customizations-console/
概要
AWS Management Consoleで、表示するサービスとリージョンをアカウント単位で制御できる「Visible services」と「Visible Regions」設定が一般提供されました。管理コンソールUIの表示を簡素化し、ユーザの操作性・誤操作リスクの低減に寄与します。
変更内容・新機能の詳細
今回のGAリリースにより、AWSアカウントの「Account Settings」内のUnified Settingsから「Visible services(表示するサービス)」と「Visible Regions(表示するリージョン)」を設定できるようになりました。これらは管理コンソールのサービス一覧やリージョンセレクタに表示される項目を制御するもので、コンソールを利用するユーザーがアクセス可能なサービスやリージョンを視覚的に把握しやすくします。設定はコンソール上で手動変更できるほか、User Experience Customization(UXC)経由でAWS CLI、各種SDK、AWS CDK、CloudFormationからプログラム的に適用可能です。設定はアカウント単位で適用され、Commercial(一般)リージョンで利用可能、追加料金は発生しません。なお、表示制御はあくまでコンソールのUI上の可視性を変更するものであり、IAMやAPIアクセスそのものの許可/拒否を変更するものではない点に注意してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド管理者、SRE、プラットフォームチーム、セキュリティチーム
- 利用シーン: 開発/本番や部門ごとに不要なサービスやリージョンをコンソールから隠してUIを簡素化する(オンボーディング、権限分離、運用手順の単純化)
- 運用効果: ユーザーの操作ミスや誤選択の減少、学習コストの低下、運用画面の見通し向上
- セキュリティへの影響: 表示を隠すことで誤操作リスクは下がるが、APIやCLI経由のアクセスは引き続き可能なため、アクセス制御はIAMポリシー/サービスコントロールポリシーで別途管理する必要がある
技術的な注意点
- IAM権限: アカウントのUnified Settingsを編集できる管理者権限が必要。UXC API経由での変更を行う場合は該当API呼び出しを許可するIAMポリシーを付与してください(コンソール設定変更は管理者ロール・アカウント管理者が実行する想定)。
- リージョン制限: AWS Commercial(一般)リージョンで利用可能と明記されています。AWS ChinaやAWS GovCloud等の特殊リージョンでは未対応の可能性があるため、利用前に対象リージョンを確認してください。
- コスト: 追加料金は発生しません(無料機能として提供)。ただし、設定運用に伴う管理工数や組織的なポリシー調整のコストは考慮してください。
- 挙動の注意: この設定はコンソールUIの表示を制御するのみで、サービスの利用可否やAPIアクセス権を変更するものではありません。設定変更後はブラウザのリフレッシュや再ログインで反映される場合があります。
- 自動化: UXCを通じてCLI/SDK/CDK/CloudFormationでの適用が可能なため、Infrastructure as Codeで環境ごとに一貫したUIカスタマイズを配備できます。組織単位での一括適用や運用ルール化を行う場合は、既存の組織管理方法と整合させてください。