2026年07月17日
[Managed Service For Grafana] Amazon Managed Grafana achieves FedRAMP High authorization in AWS GovCloud (US)
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Managed Service For Grafana
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-managed-grafana-fedramp-high/
概要
Amazon Managed GrafanaがAWS GovCloud (US-East)およびAWS GovCloud (US-West)でFedRAMP High認可を取得しました。これにより、米連邦機関や公共部門、FedRAMP High準拠が必要な組織がManaged Grafanaを利用して運用メトリクスの可視化・クエリ・アラートを行えるようになります。
変更内容・新機能の詳細
Amazon Managed GrafanaはオープンソースのGrafanaをベースにしたフルマネージドサービスで、今回AWS GovCloud(US-East/US-West)においてFedRAMP Highの認可を取得しました。FedRAMP Highは高影響度(High)データを扱うための連邦政府基準であり、認可によって同地域内での運用・監査・継続的モニタリング要件を満たすことが証明されています。これにより、GovCloud内にワークスペースを作成してCloudWatch、Amazon Managed Service for PrometheusなどのAWSデータソースやハイブリッド(オンプレ/他クラウド)データソースを接続し、ダッシュボードによる可視化、クエリ実行、アラート設定が可能です。サービスはマネージドであるため、インフラ管理やソフトウェアパッチはAWS側で実施され、顧客は認証・アクセス制御(SAML/AWS Identity Center等の統合認証)やワークスペース設定、データソース接続に集中できます。詳細や導入相談はGovCloud向けのドキュメント参照またはAWSアカウントチームへ問い合わせるよう案内されています。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 米連邦機関、公共セクター組織、FedRAMP Highの遵守が必要な政府請負業者やエンタープライズ
- 利用シーンまたは効果: GovCloud上での運用メトリクス可視化、セキュアなダッシュボード共有、インシデント検知のアラート運用(CloudWatch/Prometheus等との連携)
- 運用効果: FedRAMP High準拠環境での監視・可視化を標準サービスで実現でき、監査対応やセキュリティ要件の満たしやすさが向上する
技術的な注意点
- IAM権限: ワークスペース作成・データソース接続・ユーザー権限管理に必要なIAM/認証設定を事前に確認してください(SAMLやAWS Identity Centerの統合が想定されます)。
- リージョン制限: 本認可はAWS GovCloud (US-East)およびAWS GovCloud (US-West)に限定されています。一般(パブリック)リージョンとは別のリージョンでの運用・データレジデンシに注意してください。
- コスト: Amazon Managed Grafanaの利用料金に加え、接続するAWSサービス(例: CloudWatch、Managed Service for Prometheus、S3)やデータ転送、KMSキー使用料などの追加コストが発生する可能性があります。料金モデルを事前に確認してください。
- コンプライアンス/セキュリティ: FedRAMP Highの要件(ログ保持、監査証跡、暗号化、脆弱性管理、継続的モニタリング)に沿った設定と運用(ログ転送、監査ログの保管、KMSによる暗号化等)が必要です。共有責任モデルに基づき顧客側での設定・運用も要求されます。
- ネットワーク/データソース: ハイブリッドデータソース接続やVPCエンドポイント、クロスアカウントアクセスを行う場合はネットワーク構成や追加の権限設定が必要です。
- サポート/問い合わせ: 詳細な順守要件や導入支援はAWSアカウントチーム/営業に相談してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-managed-grafana-fedramp-high/
- https://aws.amazon.com/managed-grafana/
- https://docs.aws.amazon.com/grafana/latest/userguide/
[Cloud Financial Management] Track cost efficiency trends directly in Billing and Cost Management Dashboards with the new Cost Efficiency widget
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Cloud Financial Management
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/monitor-cost-efficiency-using-dashboards
概要
AWS Billing and Cost Management のダッシュボードに「Cost Efficiency(コスト効率)ウィジェット」が追加され、支出、コミットメント(Savings Plans/Reserved Instances)および最適化パフォーマンスを一つのダッシュボードで時系列に確認できるようになりました。ウィジェットは全商用リージョンで追加料金なしで利用可能です。
変更内容・新機能の詳細
Cost Efficiency ウィジェットは、ダッシュボード上で効率スコア(Cost Efficiency score)を時系列表示し、アカウント単位、リージョン単位、または全体での傾向を任意の粒度で確認できます。複数ウィジェットを同一ダッシュボードに配置でき、Cost Explorer、Budgets、Savings Plans/Reserved Instance のカバレッジおよび利用率レポートと同列に表示して、支出・コミットメント・最適化状況を統合的に把握できます。ウィジェットからは Cost Optimization Hub コンソールへの直接リンクがあり、推奨アクション(節約機会)へ素早く移動して対応可能です。ダッシュボードのエクスポート(CSV/PDF)やスケジュール配信メールにもウィジェットが含まれ、クロスアカウント共有ダッシュボードにも対応します。導入に際して追加料金は発生しません(ただし、関連するレポート保存やS3などのストレージコストは別途発生する場合があります)。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウドコスト管理者、FinOps、SRE、IT運用チーム
- 利用シーン: 定期的なコスト最適化レビュー、経営層向けコスト可視化レポート作成、複数アカウント/リージョンにまたがる最適化トレンド監視
- 運用効果: 支出・コミットメント・最適化パフォーマンスを一画面で確認できるため、異常検出や節約施策の優先度付けが迅速化される
- コスト面の影響: ウィジェット自体は無料だが、関連レポート(Cost and Usage Report)やエクスポート先のストレージ(S3)などは別途課金対象となる可能性がある
- リージョン適用: 記事時点で全AWS商用リージョンで利用可能。AWS GovCloud/中国リージョンなどは別途確認が必要
技術的な注意点
- IAM権限: BCMダッシュボードやCost Explorer、Budgets、Cost Optimization Hubを表示するための読み取り権限が必要(例: ce:GetCostAndUsage、budgets:ViewBudget、savingsplans:Describe* などのコスト関連API権限)。クロスアカウント共有時は委任設定/適切なロールが必要
- データ遅延: コスト関連メトリクスは集計や同期に時間がかかるため、データ反映に数時間〜最大24時間程度の遅延が生じる可能性がある
- エクスポート/レポート: ウィジェットはダッシュボードのCSV/PDFダウンロードおよびスケジュールメールに含められる。オフライン分析にはCSVを利用
- コスト: ウィジェット自体は追加料金なし。ただし、Cost and Usage ReportやS3保存、データ転送料金など既存サービスのコストは別途発生する場合あり
- リージョン制限: 全商用リージョン対応と記載。ただしGovCloud/中国リージョン等は別途確認が必要
- 注意点: Cost Efficiency の算出ロジック(スコア計算方法)や推奨アクションはAWS側の定義に基づくため、スコアの意味や閾値は導入前にドキュメントで確認することを推奨
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/monitor-cost-efficiency-using-dashboards
- https://docs.aws.amazon.com/cost-management/latest/userguide/
[Govcloud Us] Amazon EC2 now surfaces the public SSM parameters associated with public AMIs
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Govcloud Us
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/ec2-public-images-ssm-parameters
概要
Amazon EC2は、公開されているAMI(public AMI)に紐づくAWS Systems Manager (SSM) Parameter Storeのパラメータ名を、AMIのメタデータ(DescribeImagesの応答やコンソール表示)に表示するようになりました。これにより公開AMIに対応するSSMパラメータを簡単に発見・参照でき、常に最新のAMI参照をエイリアスで扱えるようになります。
変更内容・新機能の詳細
変更点の技術的説明:
- DescribeImages API(およびコンソール表示)から返される公開AMIのメタデータに、そのAMIに関連付けられた“public SSM parameter”の情報が含まれるようになりました。従来はSSMパラメータ名を手動で名前空間から探す必要がありましたが、本変更によりAMIのメタデータから直接パラメータ名を取得できます。
- SSMパラメータをAMIのエイリアス(常に最新のバージョンを指すパラメータ名)として運用することで、AMIの差し替えや更新をインフラ全体でシームレスに反映できます。たとえばCloudFormation、CDK、ユーザーデータや起動スクリプトでSSMパラメータ名を参照すれば、AMI IDのハードコーディングを避けられます。
- 本機能は追加料金なしで全てのAWSリージョン(AWS ChinaリージョンおよびAWS GovCloud (US) 含む)で利用可能です。
- 実行面では、DescribeImagesのレスポンスに新しいフィールド(SSMパラメータ名)が含まれるため、最新のAWS CLI/SDKやコンソールで確認できます。SSMパラメータの実際の値を取得するには別途SSM API(GetParameter等)への呼び出しが必要です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド/インフラエンジニア、SRE、CI/CDエンジニア、セキュリティ/運用チーム
- 利用シーン: インフラコード(CloudFormation/CDK/Terraform)やデプロイパイプラインで公開AMIを自動参照する際のAMI解決(SSMパラメータ名を参照して最新AMIを取得)
- 運用効果: AMI IDの手動更新やパラメータ検索工数が削減され、AMIローテーションやセキュリティアップデートの反映を簡素化できる(運用ミスの低減)
技術的な注意点
- IAM権限: DescribeImages(ec2:DescribeImages)でメタデータを取得可能。SSMパラメータの値を読み取る場合はssm:GetParameter等のSSM権限が別途必要。公開パラメータのアクセス可否はSSM側のアクセス制御に依存します。
- リージョン制限: 本機能は全リージョンで利用可能(AWS ChinaとAWS GovCloud (US)を含む)が、パーティション(aws、aws-cn、aws-us-gov)ごとにエンドポイント・アカウントの扱いが異なる点に留意してください。
- コスト: メタデータ表示自体に追加料金はありません。SSMパラメータのAPI呼び出しは通常のParameter Storeの料金体系(Advanced Parameter等の利用は追加課金の可能性あり)に従います。
- 対象AMI: 本機能は"public AMI"に対してのみ適用されます。プライベート/共有AMIには表示されません。
- ツール/SDK: 新しいフィールドを確認するには最新のAWS CLI/SDK/コンソールを利用してください。古いクライアントではレスポンスに現れない可能性があります。
- セキュリティ: "public SSM parameter"として公開される情報は誰でも参照可能になる場合があります。パラメータにセンシティブな情報を置かないこと、用途に応じてアクセス制御やパラメータの設計を確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/ec2-public-images-ssm-parameters
- https://docs.aws.amazon.com/systems-manager/latest/userguide/systems-manager-parameter-store.html
- https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/APIReference/API_DescribeImages.html
[Simple Storage Service] Amazon S3 Event Notifications now include system-generated tags
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Simple Storage Service
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-s3-event-notifications-system-generated-tags/
概要
Amazon S3 のイベント通知に AWS がバケットに付与する「システム生成タグ」が、EventBridge、SQS、SNS、Lambda を含む全ての通知先に含まれるようになりました。これにより多数のバケットからのイベントをタグで一括フィルタリングできます。
変更内容・新機能の詳細
変更点の主旨は、S3 が配信するイベント通知ペイロードに「システム生成タグ(system-generated tags)」を含めるようになったことです。システム生成タグは AWS サービス(例: AWS CloudFormation など)がバケットに付与するメタデータラベルで、これらタグがイベントに含まれることで、Amazon EventBridge のコンテンツベースフィルタやその他の受信側でタグに基づくフィルタリングやルーティングが可能になります。対象となる通知先は Amazon EventBridge、Amazon SQS、Amazon SNS、AWS Lambda など全ての既存の送信先です。導入手順は従来通りで、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS CLI を使用して S3 イベント通知を有効化します。既に CloudFormation 等のサービスがバケットにシステム生成タグを適用している場合は、新しいイベント通知から自動的にタグが含まれます。なお、S3 側の機能は追加料金なく全リージョンで利用可能で、既存の通知設定に変更は不要です。ただし、EventBridge ルールや SQS/SNS/Lambda の受信処理側でタグを利用する設定(ルール作成や受信処理の更新)はユーザー側で行う必要があります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: S3 を大量に運用しているクラウドエンジニア、SRE、データプラットフォームチーム、EventBridge を使ったイベント集約を行うチーム
- 利用シーン: 複数(数十〜数千)のバケットからのイベントを個別のバケット名で指定せずにタグで一括フィルタし、EventBridge の単一ルールでルーティングする場面
- 運用効果: ルール数や管理対象リソースの削減、運用負荷の低減、バケット追加時のルール変更不要化により運用効率が向上
- コスト影響: S3 のタグ付与・通知機能自体に追加料金は発生しないが、イベント受信先(EventBridge、SQS、SNS、Lambda)で発生する処理量に応じた通常の課金は発生する
- リージョン制約: 全リージョンで利用可能(発表時点)
技術的な注意点
- IAM権限: 通知設定を変更するには S3 の通知設定変更権限(例: s3:PutBucketNotificationConfiguration 等)や、EventBridge/SQS/SNS/Lambda 側でルール作成・ターゲット設定を行うための各サービスの権限が必要です
- リージョン制限: 発表では全リージョン対応と記載されていますが、利用前にターゲットサービス(EventBridge ルールや Lambda が配置されるリージョン等)の可用性を確認してください
- コスト: S3 の機能自体に追加料金はなし。EventBridge や SQS/SNS/Lambda で処理されるイベント数に応じた通常の料金は発生します
- 既存設定互換性: 既存の通知設定を変更する必要はありません。既にシステム生成タグが付与されているバケットからは自動的に新イベントにタグが含まれます
- タグの性質: システム生成タグは AWS サービスにより管理されるメタデータです。内容や存在は将来変更され得るため、長期的に不変であることを前提に重要なロジックを組むのは避けてください
- 実装上の注意: EventBridge 側でタグを使ってフィルタリングする場合は、イベントペイロード内の該当フィールド(detail 内のタグ表現)を確認のうえルール条件を設計してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-s3-event-notifications-system-generated-tags/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/NotificationHowTo.html
[RDS] PostgreSQL 19 Beta 2 is now available in Amazon RDS Database Preview Environment
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: RDS
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/postgresql-19-beta-2-amazon-rds-database-preview-environment/
概要
Amazon RDSのDatabase Preview EnvironmentでPostgreSQL 19 Beta 2が利用可能になりました。RDSの管理下でPostgreSQL 19の新機能(並列autovacuum、REPACK CONCURRENTLY、SQL/PGQ、論理レプリケーションの改善など)を評価できます。
変更内容・新機能の詳細
主な変更・新機能:
- 並列autovacuum(parallel autovacuum): 自動VACUUMが複数ワーカーで並列実行でき、ワーカー数上限を設定可能。大規模データベースでのメンテナンスがボトルネックになりにくくなります。
- REPACK CONCURRENTLY: テーブルをオンラインで再構築し、ストレージを再確保できるコマンド。ダウンタイムやサードパーティ拡張(例: pg_repack)なしでテーブル再編成が可能になることを目的とします。Beta2ではロック周りの取り扱い改善が含まれています。
- ネイティブなSQLプロパティグラフクエリ(SQL/PGQ): 標準SQLでグラフ的なリレーション探索(トラバース)を表現できるため、アプリケーション側の複雑なロジックや別途グラフDBを用意する必要が軽減されます。
- 論理レプリケーションの改善: シーケンス値の同期が自動化され、サーバーの再起動なしに論理レプリケーションを有効化できる機能が追加され、計画的ダウンタイムの削減に寄与します。
- Beta2の更新: Beta1で報告された問題点の修正や安定性向上(並列autovacuumワーカーの調整、REPACK CONCURRENTLYのロック処理改善など)が含まれます。 プレビュー環境固有の制約:
- プレビュー環境のDBインスタンスは最大60日で自動削除されます。
- プレビュー環境で作成したスナップショットはプレビュー環境内でのみ使用可能です。
- データの持ち出し・持ち込みはpg_dump/pg_restoreなどのダンプ/ロードで行う必要があります。
- プレビュー環境の料金は米国東部(オハイオ)リージョンの価格が適用されます。なお、本機能は“プレビュー”でありGA版とは挙動や制限が異なる可能性があります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データベース管理者(DBA)、SRE、プラットフォームエンジニア、アプリケーション開発者
- 利用シーン: 大規模テーブルのオンラインメンテナンス(VACUUM/再構築)やストレージ削減、グラフ的クエリのSQL化によるアプリケーション簡素化、論理レプリケーションの運用改善の評価
- 運用効果: メンテナンスによるボトルネック低減とダウンタイム抑止、運用の簡素化(サードパーティ拡張不要)、レプリケーション運用での計画停止時間削減
技術的な注意点
- IAM権限: プレビュー環境でインスタンスやスナップショットを作成/削除するためのRDS関連権限(例: rds:CreateDBInstance、rds:CreateDBSnapshot、rds:DeleteDBInstance など)が必要です。
- リージョン制限: 機能はAmazon RDS Database Preview Environmentで提供され、記事記載の料金は米国東部(オハイオ)基準です。プレビュー環境自体の提供リージョンや可用性に制約がある可能性があります。
- コスト: プレビュー環境は通常のRDS課金が適用され(記事では米国東部(オハイオ)基準)、長期間の本番利用には向きません。インスタンスの稼働時間とストレージに対して料金が発生します。
- スナップショット/保持: プレビュー環境のDBインスタンスは最大60日で自動削除され、作成したスナップショットはプレビュー環境内でのみ復元可能です。永続的な移行にはpg_dump/pg_restoreなどでデータをエクスポートしてください。
- 互換性/安定性: Betaはプレリリースのため本番環境での使用は推奨されません。アプリケーションとの互換性や拡張機能の動作、パフォーマンス特性はGA時と異なる可能性があります。
- パラメータ/再起動: 一部のPostgreSQL設定やRDSパラメータグループの変更は再起動を要する場合があります。論理レプリケーションやwal関連設定(wal_level等)の要件はドキュメントで確認してください。
- データ移行: プレビュー環境からのデータ移行はpg_dump/pg_restore等による手動の移行が必要です。スナップショットを通常のRDS環境へ直接持ち出せない点に注意してください。
参考情報
[General] AWS Sustainability service now includes water withdrawals data
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/aws-sustainability-water-withdrawals/
概要
AWS Sustainabilityに年間の水引揚量(water withdrawals)データが追加され、既存の炭素排出量データと合わせてワークロード単位で環境インパクトを把握できるようになりました。コンソールとAPIでリージョン/サービス/アカウント別の年次データを提供します。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、AWS Sustainabilityで各AWSリージョン・サービス・アカウントごとの年間水引揚量データを参照可能になりました。データはデータセンター運用のために引き揚げられた水の総量を合計したもので、効率化の進展は引揚量の低下として反映されます。データはAWS SustainabilityコンソールとAPIを通じて取得でき、年次ベースで提供されます。本機能は追加料金なしで、AWS Sustainabilityが利用可能なリージョンすべてで提供されます。これにより、炭素排出量と水使用の双方を組み合わせた包括的な環境インパクト分析や報告が行いやすくなります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: サステナビリティ担当者、ESG/コンプライアンスチーム、クラウド/インフラ運用チーム(SRE)、プロダクトオーナー
- 利用シーン: 年次のサステナビリティ報告書作成、リージョン/サービス別の水リスク評価、クラウド設計・リージョン選定時の環境比較
- 運用効果: 水使用量の可視化により省水施策の効果検証、規制対応および資源リスク管理が可能になり、炭素と水の両面での改善余地を把握できる
技術的な注意点
- IAM権限: AWS Sustainabilityコンソールおよび関連APIを参照するための権限が必要。組織アカウント環境ではAWS Organizationsや該当アカウントへの閲覧権限設定を確認してください。
- リージョン制限: サービスが提供されているすべてのAWSリージョンで利用可能とされていますが、個別リージョンの対応状況はコンソールで確認してください。
- コスト: 追加料金は発生しません(記事日時点)。
- データ粒度/更新頻度: 年次集計で、リージョン・サービス・アカウント別に提供されます。短期のトレンド分析やリアルタイム監視には不向きです。
- データ範囲/定義: 提供されるのはデータセンター運用のために「引き揚げられた水量(withdrawals)」の合計です。排出量や実際の消費量(消滅した水量)とは異なるため、報告目的では他データや補正が必要になる場合があります。
- API/フォーマット: コンソールに加えてAPI経由で取得可能です。単位や出力フォーマットはコンソール/ドキュメントで確認してください。
- 報告上の注意: 規制開示やスコープの定義(スコープ1/2/3等)に用いる場合は、追加の検証や他ソースとの突合が必要となる可能性があります。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/aws-sustainability-water-withdrawals/
- https://docs.aws.amazon.com/sustainability/latest/userguide/
- https://aws.amazon.com/sustainability/
[Ec2] Amazon EC2 High Memory U7in-24TB instances now available in AWS Europe (Paris) region
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-ec2-high-memory-europe/
概要
Amazon EC2 の第7世代 High Memory U7in-24TB インスタンス(u7in-24tb.224xlarge)が AWS Europe (Paris) リージョンで利用可能になりました。24 TiB の DDR5 メモリと高ネットワーク/EBS帯域を備え、大規模インメモリDBやトランザクション処理向けに設計されています。
変更内容・新機能の詳細
u7in-24tb.224xlarge(U7in-24TB)は AWS 7th 世代 U7i ファミリーの High Memory インスタンスで、カスタム第4世代 Intel Xeon Scalable(Sapphire Rapids)を採用しています。主な仕様は次のとおりです:24 TiB の DDR5 メモリ、896 vCPU、最大100 Gbps の Amazon EBS 帯域(高速データロード/バックアップ向け)、最大200 Gbps のネットワーク帯域、ENA Express サポート。U7i 系は既存の U-1 系と比べて最大で約45% の価格パフォーマンス改善を実現するとされています。適用例としては SAP HANA、Oracle、SQL Server などのミッションクリティカルなインメモリデータベースや、大規模なトランザクション処理・キャッシュワークロードが挙げられます。詳細・導入検討は EC2 High Memory インスタンスのページや製品ドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データベース管理者、クラウドアーキテクト、SRE、エンタープライズアプリケーション担当者
- 利用シーン: 24TiB級のインメモリDB(SAP HANA 等)の本番稼働、大規模トランザクション処理や高速キャッシュ、大容量データのメモリ内分析
- 運用効果: メモリ集約ワークロードのスループット向上とレイテンシ低減、バックアップ/データロード時間の短縮
- コスト/価格性能: U-1 系に対して最大45%の価格性能改善が見込まれるが、インスタンス自体と関連する EBS/ネットワーク利用は高コストになり得る
- リージョン: 本発表時点では AWS Europe (Paris) に追加。利用可能リージョンは今後拡大する可能性あり
技術的な注意点
- vCPUクォータ: 896 vCPU と非常に大きいため、アカウントの EC2 vCPU クォータを事前に確認し、必要ならサポートへ増加申請を行ってください
- AMI/ドライバ: ENA Express 等の高速ネットワーク機能を利用するには対応するカーネル/ENAドライバを含む AMI を使用してください
- EBS設定: 最大100 Gbps の EBS 帯域を活かすために、IOPS/スループット要件に応じたプロビジョニング(gp3/provisioned IOPS/io2)設計が必要です
- ライセンス: Oracle/SQL Server 等はライセンス条件(BYOL 等)を事前に確認してください。SAP HANA の認定/サポート情報も確認が必要です
- コスト: 高性能な分、オンデマンド・リザーブド・Savings Plan のコスト差や EBS/データ転送費用を評価してください
- リージョン制限: 本リリースは現時点で Europe (Paris) に追加されたものです。他リージョンでの提供状況は随時確認してください
- 互換性/運用: 大容量メモリを前提とした運用(スワップ無効化、メモリ割当の見直し、監視/アラート設定)が必要です
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-ec2-high-memory-europe/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/high-memory/
- https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ena.html
- https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-resource-limits.html
[Redshift] Amazon Redshift adds rg.large and rg.12xlarge instance sizes
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: Redshift
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-redshift-adds-rg-large-12xlarge-instance-sizes
概要
Amazon RedshiftがGravitonベースの新しいRGインスタンスサイズ、rg.largeとrg.12xlargeを一般提供開始しました。既存のRGインスタンスと同等のGravitonによる性能向上(RA3比で最大2.4倍のクエリ性能)を提供し、vCPUあたり約30%低コストでクラスターの細かい権衡(right‑size)が可能になります。
変更内容・新機能の詳細
概要: rg.large(小規模向け)とrg.12xlarge(大規模向け)がGAになり、既存のRGインスタンスと同様にAWS Gravitonプロセッサ(Armアーキテクチャ)を利用します。性能とコスト: AWSの公表では従来世代のRA3インスタンス比で最大2.4xのクエリ性能向上、かつvCPUあたり約30%低価格を実現するとされています。利用可能トラックと互換性: これらのサイズは「current track (P202)」でのみ利用可能です。トレーリングトラック (P201) の顧客は引き続き rg.xlarge と rg.4xlarge を使用できます。移行方法: 既存のRA3クラスタからは Snapshot and Restore、Elastic Resize、Classic Resize を使ってRGへ移行できます。価格モデル: On‑Demandと、1年/3年のNo Upfront Reserved Instancesが提供されます。リージョン: 多数のグローバルリージョンで利用可能(US East/West、カナダ、メキシコ、南米、欧州、アフリカ、アジア太平洋各所など)— ただし全リージョンではないため事前確認が必要です。運用および設計への示唆: rg.large はテスト・開発や小規模のプロダクションに向き、rg.12xlarge は高集約な分析ジョブや大規模データセット向けに使えます。Graviton(ARM)ベースのため、UDFやネイティブ拡張・依存ライブラリ、カスタムバイナリがある場合は互換性確認および再ビルドが必要になる可能性があります。クラスタバージョンと設定: RGノードを使用するには対応したクラスタバージョン/パラメータグループが必要な場合があるため、事前にクラスタバージョン互換性を確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データエンジニア、データ分析チーム、DBA、SRE/クラウド運用チーム、コスト最適化を目指す組織
- 利用シーン: 小〜大規模分析ワークロードのリソース最適化(開発/ステージング環境の低コスト実行や本番での高スループットクエリ実行)、RA3からの移行・刷新
- 運用効果: vCPU単価の削減とクエリ性能向上によりコスト対パフォーマンスが改善し、クラスターの細かなサイズ選択で運用効率が向上
- 移行影響: Snapshot/Restore、Elastic Resize、Classic Resizeにより段階的移行が可能だが、クラスタトラック(P202/P201)やクラスタバージョンを確認する必要あり
- リージョン制限: 多数のリージョンで利用可能だが、全リージョン対応ではないため利用前に対象リージョンでの提供有無を確認してください
技術的な注意点
- IAM権限: クラスタの変更、スナップショット作成/復元、リサイズには対応するRedshiftおよびS3(スナップショット用)権限が必要です
- リージョン制限: rg.large と rg.12xlarge は記事で列挙されたリージョンで利用可能。利用予定リージョンでの提供状況を事前確認してください
- コスト: vCPU当たりの単価は低下する見込みだが、ノード数やストレージ、データ転送コストの総合で評価してください。RI(1年/3年 No Upfront)でさらに割引が可能
- 互換性(ARM/Graviton): GravitonはArmアーキテクチャのため、C/C++等でビルドしたUDFやネイティブライブラリ、サードパーティ拡張がある場合はArm向けに再ビルド/検証が必要です。JDBC/ODBCドライバは通常透明だが、ネイティブ依存があるクライアントは確認してください
- クラスタバージョン/トラック: rgノードはcurrent track (P202) 向け。P201にいる場合はトラック移行や互換性の確認が必要です。対応するクラスタバージョン要件を公式ドキュメントで確認してください
- 移行方法: Snapshot and Restore(別クラスタ作成)、Elastic Resize(ノード追加/削減の柔軟な変更)、Classic Resize(フルリサイズ)を用途に応じて選択
- 運用設計: rg.large は小容量/低コスト環境向けのためストレージ容量やスループット要件を考慮してノード数を決定。rg.12xlarge は高いvCPU/メモリ比率で大規模並列処理向け
- 注意点: パフォーマンスの公表値は比較条件によるため、自社ワークロードでベンチマーク検証を行ってから本番投入してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-redshift-adds-rg-large-12xlarge-instance-sizes
- https://aws.amazon.com/redshift/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/redshift/latest/mgmt/cluster-versions.html
[S3] Amazon S3 removes 30-day minimum for transitions to S3 Standard-IA and S3 One Zone-IA
- 公開日: 2026-07-17 (JST)
- カテゴリ: S3
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/s3-removes-30-day-transitions-standard-ia-one-zone-ia
概要
Amazon S3は、これまでS3 Standardに対して設定されていた「30日間の最短保持」要件を撤廃し、作成当日にS3 Standard-IAまたはS3 One Zone-IAへ移行(ライフサイクルで0日指定)できるようになりました。これにより、データが数時間〜数日でコールド化するワークロードのストレージコストを下げられます。
変更内容・新機能の詳細
技術的には、S3ライフサイクルルールでオブジェクト作成からの経過日数を0日に指定して、S3 Standard-IAおよびS3 One Zone-IAへ即時(作成当日)遷移させられるようになりました。S3 Standard-IA / One Zone-IAはS3 Standardと比べ最大で約40%低いストレージ料金を提供しつつ、必要時はミリ秒レイテンシでアクセス可能なストレージクラスです。設定はS3コンソール、AWS CLI、SDK経由で行えます。One Zone-IAは単一アベイラビリティゾーンに保存されるため耐障害性はStandard-IAより低く、重要データの可用性要件を考慮する必要があります。本変更は、S3 Standard-IAとS3 One Zone-IAが利用可能な全リージョンで有効です。ライフサイクル適用は現在バージョン(current objects)向けのルールとして設定する必要があり、オブジェクトロックやレテンションが有効なオブジェクトには移行できません。料金や取り出し(リトリーブ)/リクエストコストの違いはS3料金ページで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: S3を利用するクラウドエンジニア、ストレージ設計者、バックアップ/ログ保管担当者
- 利用シーン: バックアップ、ログ解析、準コンプライアンスデータ、数時間〜数日でアクセス頻度が低下するデータの即時コスト最適化
- 運用効果: 作成当日から低コストのIAクラスへ移行できるため、短期間でコールド化するデータのストレージコストを削減可能
- コスト影響: ストレージ料金は低下するが、取り出し(データアクセス)やリクエスト関連の料金体系は異なるためアクセスパターンに応じたコスト試算が必要
- リージョン: S3 Standard-IA/One Zone-IAが提供される全リージョンで利用可能(ただし各リージョンのサービス提供状況を確認してください)
技術的な注意点
- IAM権限: ライフサイクル設定には s3:PutLifecycleConfiguration / s3:GetLifecycleConfiguration 等の権限が必要です
- リージョン制限: 記載は全リージョン対応だが、対象ストレージクラスの未対応リージョンがある場合は該当リージョンで未対応となります。利用前にリージョンのサービス可用性を確認してください
- オブジェクトロック/保持: オブジェクトロックや法的保持(Legal Hold)が設定されているオブジェクトはライフサイクルによる移行対象外です
- バージョニング: 非現行バージョン(noncurrent versions)への移行は別設定が必要。現行オブジェクト(current version)向けにDays=0を指定してください
- One Zone-IAの可用性: One Zone-IAは単一AZに保存されるため、AZ障害時のデータ可用性リスクを許容できるデータのみ使用してください
- コスト: ストレージ単価は低下するが、取り出し(GET/SELECT等)やデータ復元時の料金、リクエスト料金が発生します。移行による総コスト削減効果はアクセス頻度・データサイズで変動するため料金ページでの試算を推奨します
- ライフサイクル設定例: ライフサイクルルールで Transition to STANDARD_IA (or ONEZONE_IA) after 0 days を指定(CLI/SDKではPutBucketLifecycleConfigurationで設定)
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/s3-removes-30-day-transitions-standard-ia-one-zone-ia
- https://aws.amazon.com/s3/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/storage-class-intro.html
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/lifecycle-transition-general-considerations.html