2026年04月11日
[Ec2] Amazon EC2 X8i instances are now available in Europe (Paris)
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/amazon-ec2-x8i-instances-CDG-region/
概要
Amazon EC2の次世代メモリ最適化インスタンス「X8i」が欧州(パリ)リージョン(CDG)で一般提供を開始しました。カスタムIntel Xeon 6プロセッサ搭載でSAP認定済み、クラウド上の同等Intelプロセッサ比で最高のメモリ性能を提供します。
変更内容・新機能の詳細
X8iはAWS専用のカスタムIntel Xeon 6プロセッサを採用したメモリ最適化インスタンスファミリーです。主な技術的特徴は以下の通りです:
- メモリ容量:従来のX2iと比べて最大1.5倍(最大6TBまで)を提供。
- メモリ帯域幅:従来比で最大3.3倍のメモリ帯域幅を実現し、メモリ集約型ワークロードのボトルネックを緩和。
- 性能改善:同等世代のIntelベースインスタンスに対し最大43%の高性能をうたっており、具体的にはSAPSが最大50%向上、PostgreSQLが最大47%高速化、Memcachedが88%高速化、AI推論が46%高速化と報告されています。
- サイズと展開形態:largeから96xlargeまでの14サイズを用意し、ベアメタルオプションが2種類含まれます。
- 対応ワークロード:SAP HANAや大規模データベース、データ分析(インメモリ分析)、電子設計自動化(EDA)、大規模キャッシュやメモリ重視のAI推論に最適化されています。
- 購入オプション:Savings Plans、On-Demand、Spotでの購入が可能です。
- 地理的可用性:記事時点でUS East (N. Virginia)、US East (Ohio)、US West (Oregon)、Europe (Frankfurt)、Europe (Stockholm)、Europe (Paris)で利用可能。 導入検討時は、SAP認定情報やベアメタル利用時のOS/ハードウェア要件、インスタンスタイプごとのメモリ/CPU構成を公式ドキュメントで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SAP HANA運用者、データベース管理者(DBA)、データ分析チーム、EDAエンジニア、メモリ集約型アプリケーションの開発者
- 利用シーン: 大規模インメモリデータベース(例:SAP HANA)の本番移行、複数TB規模のDBやインメモリ分析、低レイテンシなキャッシュ基盤(Memcached等)、AI推論ノードのメモリボトルネック解消
- 運用効果: 処理性能とメモリ帯域幅の向上によりインスタンス数削減やレスポンス改善が期待できる(クエリ応答時間短縮、スループット増加)。欧州(パリ)での提供によりレイテンシ・データ主権要件の改善が可能
技術的な注意点
- IAM権限: RunInstances/DescribeInstances等の標準EC2権限が必要です。ベアメタル利用時は追加の権限や事前設定が必要となる場合があります。
- リージョン制限: 記事時点で利用可能なリージョンは US East (N. Virginia)、US East (Ohio)、US West (Oregon)、Europe (Frankfurt)、Europe (Stockholm)、Europe (Paris) のみです。その他リージョンでの提供状況は公式ページで要確認。
- コスト: メモリ容量と性能が大きく向上しているため時間単価は高くなる可能性があります。Savings PlansやSpotを活用したコスト最適化を検討してください。
- SAP認定/互換性: SAP HANA等での本番利用はSAP側の認定要件に従ってください。SAPのSPS/OSバージョンや構成要件を事前に確認する必要があります。
- クォータ/サイズ: 大口のvCPUや大容量インスタンス(例:96xlarge)を利用する際はアカウントのサービスクォータ増加申請が必要になることがあります。
- ベアメタル/ライセンス: ベアメタルオプション利用時はOS・サードパーティライセンスの互換性やライセンス持ち込み(BYOL)ポリシーを確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/amazon-ec2-x8i-instances-CDG-region/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/x8i/
[CloudWatch] Amazon CloudWatch pipelines now supports drop and conditional processing
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: CloudWatch
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/amazon-cloudwatch-pipelines-conditional/
概要
Amazon CloudWatch Pipelinesが条件付き処理(conditional processing)と新しいDrop Eventsプロセッサをサポートしました。これにより、ログ変換の適用を細かく制御し、不要なログをパイプライン段階で除去してノイズとコストを低減できます。
変更内容・新機能の詳細
CloudWatch Pipelinesはマネージドなログ受け取り・変換・ルーティングサービスで、従来は各プロセッサが全ログエントリに一律で適用されていました。今回のアップデートで21種類のプロセッサ(例: Add Entries, Delete Entries, Copy Values, Grok, Rename Key など)に対して条件付き処理が可能になり、各プロセッサに「run when」条件(プロセッサ全体をスキップするかどうか)とエントリレベルの条件(個々のエントリに対してそのアクションを適用するかどうか)を設定できます。新しいDrop Eventsプロセッサは、サードパーティ製コネクタ等から来る不要なログエントリを条件に基づいてパイプライン内で破棄(除外)するために使え、後続のストレージや処理コストを下げるのに有効です。これらの機能は追加料金なしで、CloudWatch Pipelinesが一般提供されているリージョンで利用可能です(ただし標準のCloudWatch Logsの取り込み・保存料金は引き続き発生します)。設定はCloudWatchコンソールのPipelinesページから開始でき、詳細は公式ドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: ログパイプラインを設計・運用するSRE/開発者、セキュリティ/監査チーム、ログ集約や解析でコスト最適化を行う運用担当者
- 利用シーン: サードパーティコネクタから流入する不要ログの事前除去、特定条件に合致するログのみを変換・正規化して下流に流す(例: エラーのみGrokで解析、特定キーを抽出)、パイプラインの分岐・最適化によるコスト削減
- 運用効果: ノイズ削減とストレージ/処理コスト低減、不要変換の回避によるパイプライン効率化、条件指定による限定的なデータ加工で誤変換リスクを軽減
技術的な注意点
- IAM権限: CloudWatch LogsおよびPipelinesの設定・実行に必要なIAM権限(コンソール操作・パイプラインの作成/編集/実行権限)を事前に確認してください。パイプラインで外部リソースにアクセスする場合はそれらへの追加権限が必要です。
- リージョン制限: 本機能はCloudWatch Pipelinesが一般提供(GA)されているすべてのリージョンで利用可能です。Pipelines自体が未提供のリージョンでは利用できません。
- コスト: 条件付き処理とDrop Eventsプロセッサ自体に追加料金は発生しませんが、CloudWatch Logsの標準的な取り込み(ingestion)および保存(storage)料金は引き続き適用されます。早期に不要ログをドロップすることでこれらのコストを削減できます。
- 不可逆性: Drop Eventsで除去したログはパイプライン内で破棄されるため、除去後に復元できません。重要ログは必ずバックアップ先にルーティングするなど検討してください。
- テスト推奨: 条件式やGrok等の変換は本番適用前にテスト環境で検証し、期待どおりにスキップ/適用されることを確認してください。
- 対応プロセッサ: 条件付き処理は記事記載の21プロセッサで利用可能です。個別プロセッサの動作やサポートする条件式の構文は公式ドキュメントで確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/amazon-cloudwatch-pipelines-conditional/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/logs/CloudWatch-Pipelines.html
[Deadline Cloud] AWS Deadline Cloud supports monitor creation in multiple regions
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: Deadline Cloud
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/deadline-cloud-monitor-creation/
概要
AWS Deadline Cloudが複数AWSリージョンでのモニター作成をネイティブにサポートしました。既存のIAM Identity Center設定を変更せずに、リージョン横断でレンダーファームのモニターを配置できます。
変更内容・新機能の詳細
Deadline Cloudはフルマネージドのレンダリング管理サービスで、今回の更新によりモニター(監視エージェントや管理ポイント)を複数リージョンにまたがって作成できるようになりました。技術的には、Deadline Cloudが認証リクエストをIAM Identity Centerのプライマリリージョンへ自動的にルーティングするため、Identity Centerのデータをリージョン間で複製する必要がなく、既存のアイデンティティ設定や配置を変更せずに運用可能です。これにより、アーティストやスタジオに近いリージョンにレンダリングリソースを配置してレイテンシを低減したり、複数リージョンで同一ワークロードを並行実行してインスタンスタイプやコスト・性能を比較・最適化する運用が容易になります。バックグラウンドではDeadline Cloudが認証をプライマリに集約するため、認証トラフィックはプライマリリージョンへ向かい、レンダリング処理自体は各リージョンで分散して実行されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: VFX / アニメ / 映像制作チーム、レンダーファームを運用するクラウドエンジニア
- 利用シーン: アーティストに近いリージョンでの低レイテンシレンダリング、リージョン間での性能・コスト比較、災対策(リージョン分散による冗長化)
- 運用効果: 既存のIAM Identity Center設定を変更せずに複数リージョンでのモニタ配置が可能になり、展開時間と運用負荷を低減
- 可用性/冗長性: リージョン分散によりリージョン単位の障害耐性を向上できる(ただしデータ同期はサービス設計に依存)
技術的な注意点
- IAM権限: Deadline Cloudと統合するためのIAM Identity Center側のユーザー/グループ割当や必要な権限を事前に確認してください(詳細はユーザーガイド参照)
- リージョン制限: この記事は「複数リージョンでのモニター作成をサポート」と記載していますが、利用可能なリージョンはサービス側の対応状況に依存します。実運用前にコンソールやドキュメントで対象リージョンの対応を確認してください
- コスト: レンダーリソース(EC2、EBS、S3、データ転送など)は配置した各リージョンで課金されます。マルチリージョン構成はデータ転送費や複製ストレージ費用を増加させる可能性があります
- ネットワーク/レイテンシ: 認証はIAM Identity Centerのプライマリリージョンにルーティングされるため、認証待ち時間やネットワーク経路の影響を評価してください。レンダリングジョブ自体はローカルリージョンで実行されますが、アセット配置やビルド/アーティファクトの同期設計が必要です
- ログ/監査: アイデンティティデータはプライマリリージョンに留まるため、監査・コンプライアンス要件(データ所在地)に合わせた確認が必要です
- 設定変更: ユーザー側で追加のIAM Identity Center構成変更は不要ですが、Deadline Cloudのデプロイ設定(モニター配置先リージョンやレンダリングプール設定)は適切に設定する必要があります
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/deadline-cloud-monitor-creation/
- https://docs.aws.amazon.com/deadline-cloud/latest/userguide/
[CloudWatch] Amazon CloudWatch pipelines introduces new compliance and governance capabilities
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: CloudWatch
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/cloudwatch-pipelines-compliance-governance/
概要
Amazon CloudWatch Pipelinesに監査・ガバナンス向けの新機能が追加され、変換前の生ログの保存(keep original)と変換済みであることを示すメタデータ、パイプライン作成を制限するIAM条件キーが利用可能になりました。これによりログ改変の追跡と作成権限のきめ細かい制御が容易になります。
変更内容・新機能の詳細
CloudWatch Pipelinesはログの取り込み・変換・ルーティングをフルマネージドで行うサービスです。今回の機能追加では主に3点が提供されます。1) 「keep original」トグル: パイプラインで変換を行う前に生ログのコピーを自動的に保存し、オリジナルの未加工データを保持します。2) 変換フラグのメタデータ付与: パイプラインで処理されたログエントリには“変換済み”であることを示すメタデータが追加され、監査や調査時にオリジナルと処理済みを区別しやすくなります(具体的なメタデータキー名はドキュメント参照)。3) 新しいIAM条件キー: 管理者はパイプライン作成操作をログソース名やログタイプといった属性で制限できるようになり、組織全体で誰がどのソースに対してパイプラインを作れるかを細かく制御できます。これらのガバナンス機能自体に追加料金はありませんが、keep originalを有効にした場合は生ログと処理後ログの両方がCloudWatch Logsに保存され、それぞれ標準の保存料金が適用されます。機能はCloudWatch Pipelinesが一般提供されている全リージョンで利用可能で、利用開始はCloudWatchコンソールの「Ingestion」ページから行えます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: セキュリティ/コンプライアンス担当、監査チーム、SRE/ログ基盤担当
- 利用シーンまたは効果: 監査証跡の保存(未加工ログの保持)やインシデント調査での改変追跡、組織ポリシーに基づくパイプライン作成の権限制御
- 運用効果: ログ変換による情報損失リスクを低減し、監査要件を満たしやすくなる。パイプライン作成権限の限定でガバナンスを強化できる
技術的な注意点
- IAM権限: 新しいIAM条件キーを用いてパイプライン作成(CreatePipeline等)をログソース名/タイプで制限可能。ポリシーに条件キーを追加する必要があります。
- リージョン制限: CloudWatch Pipelinesが一般提供(GA)されているリージョンで利用可能。未提供リージョンでは利用不可です。
- コスト: 機能自体は追加料金無し。ただし、keep originalを有効にすると生ログと変換後ログの双方がCloudWatch Logsに保存され、それぞれ標準の保存料金が適用されるためストレージコストが増加します。
- データ保持/コンプライアンス: 生ログを保存する場合は保存期間(ロググループのRetention)やアクセス制御(KMS暗号化、ロググループポリシー)を見直してください。
- メタデータ/互換性: 変換済みを示すメタデータが追加されますが、正確なフィールド名やフォーマットはドキュメントで確認してください。既存の解析・アラートルールへの影響を事前に検証することを推奨します。
- 実装上の注意: keep originalを有効にすると書き込みレートやストレージ利用が増えるため、リテンション設定やコスト見積りを事前に行ってください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/cloudwatch-pipelines-compliance-governance/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/logs/CloudWatch-Pipelines.html
[Fsx Netapp Ontap] Second-generation Amazon FSx for NetApp ONTAP is now available in four additional AWS commercial and AWS GovCloud (US) Regions
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: Fsx Netapp Ontap
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/second-gen-amazon-fsx-ontap-regions/
概要
Amazon FSx for NetApp ONTAP(第2世代)が4つの追加リージョン(Europe (London)、Asia Pacific (Hyderabad)、South America (Sao Paulo)、AWS GovCloud (US-West))で利用可能になりました。第2世代は第1世代に比べてスループットと容量のスケーラビリティが向上しています。
変更内容・新機能の詳細
第2世代FSx for ONTAPは、最大12対の高可用性(HA)ペアのファイルサーバーを持つファイルシステムを作成または拡張でき、合計で最大72 GB/sのスループットと1 PiBのプロビジョンドSSDストレージをサポートします。今回の地域拡張により、新たに Europe (London)、Asia Pacific (Hyderabad)、South America (Sao Paulo)、および AWS GovCloud (US-West) でも利用可能になりました。利用可能リージョンの例としては、US East (N. Virginia, Ohio)、US West (N. California, Oregon)、Canada (Central)、Europe(Frankfurt, Ireland, London, Spain, Stockholm, Zurich)、South America (Sao Paulo)、Asia Pacific(Hyderabad, Mumbai, Seoul, Singapore, Sydney, Tokyo)、および AWS GovCloud (US-West) が挙げられます。運用形式としては、Multi-AZ(跨域冗長)ファイルシステムは単一のHAペアで作成可能、Single-AZ(単一アベイラビリティゾーン)ファイルシステムは最大12 HAペアまで構成できます。第2世代はNetApp ONTAPの機能(スナップショット、FlexClone、SnapMirrorなど)を引き続きサポートしつつ、大規模ワークロード向けの性能と容量を提供します。詳細な設定やベストプラクティスは FSx for ONTAP ユーザーガイドを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 大規模ファイルストレージが必要なエンタープライズ、メディア処理、HPC、データベース/分析ワークロードのアーキテクトと運用チーム
- 利用シーン: 大容量・高スループットが必要なファイル共有(ビデオ編集、科学計算、ビッグデータ前処理)、オンプレからのワークロード移行、バックアップ/リカバリやクロスリージョンのデータレプリケーション基盤
- 運用効果: ファイルシステムのスケールアップによる集約化で管理負荷の低減、最大72 GB/sと1 PiBまでの拡張によりI/Oボトルネックの緩和と性能安定化が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: FSxの作成・管理には適切なIAM許可(fsx:* 等)とVPC/サブネット、ENI作成権限が必要。必要な最小権限はドキュメントで確認してください
- リージョン制限: 新たに追加された4リージョンで利用可能になったが、全リージョンで同機能や同価格であるとは限りません。利用前に対象リージョンでの提供状況を確認してください
- コスト: スループット/容量上限の増加に伴い料金が変動します。Provisioned SSD容量とスループット、およびHAペア構成による課金影響を見積もってください
- サービスクォータ: HAペア数やファイルシステム数のクォータがアカウントごとに存在します。大量構築時は事前にサービスクォータ引き上げ申請が必要になる場合があります
- 機能互換性: ONTAPの機能(スナップショット、FlexClone、SnapMirror等)は基本サポートされていますが、一部の機能やパフォーマンス特性はSingle-AZとMulti-AZで挙動や最適構成が異なるため、移行前にユーザーガイドで制約と推奨設定を確認してください
- 移行/レプリケーション: 既存のONAP/FSx環境からのデータ移行やSnapMirrorレプリケーションは設定に注意が必要(ネットワーク帯域、レプリケーション遅延、互換性)。事前にテストを推奨します
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/second-gen-amazon-fsx-ontap-regions/
- https://docs.aws.amazon.com/fsx/latest/ONTAPGuide/what-is-fsx-ontap.html
[Cloud Financial Management] AWS Billing and Cost Management Dashboards Now Supports Scheduled Email Delivery
- 公開日: 2026-04-11 (JST)
- カテゴリ: Cloud Financial Management
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/aws-billing-and-cost-management-dashboards-scheduled-email-delivery/
概要
AWS Billing and Cost Management のダッシュボードで、レポートをスケジュールされたメールで自動配信できる機能が追加されました。定期配信(毎日・毎週・毎月)により、コンソールアクセス不要で意思決定者に財務レポートを届けられます。
変更内容・新機能の詳細
ダッシュボードのスケジュール配信機能は、選択したダッシュボードをPDF形式で生成し、パスワード保護された安全なリンクを含むメールを受信者に定期送信します。配信スケジュールは日次・週次・月次で設定可能で、受信者は AWS User Notifications を通じて管理します。レポートはオフライン閲覧に最適化されたPDFで配布され、レポート作成と配布は選択したスケジュールに従って自動化されます。これらの操作はコンソールの「Dashboards」からダッシュボードを選択し Actions → "Manage email reports" を選ぶことで設定できます。さらに、同機能は AWS SDK および CLI を通じてプログラム的に操作可能です。利用は追加料金なしで、全ての商用AWSリージョンで利用可能(AWS China リージョンを除く)です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: FinOps/コスト管理担当者、財務担当、SRE/運用チーム、経営層(コンソールアクセスがない受信者を含む)
- 利用シーン: 定期的なコスト報告書の自動配信(経営会議向け月次レポート、週次コストアラート、日次消費サマリなど)
- 運用効果: 手動でのレポート作成・配布作業を削減し、最新の財務インサイトをタイムリーに共有して意思決定を迅速化
- 配布形式: パスワード保護されたPDFへの安全なリンクで配信されるため、オフラインでのレビューや内部配布に適している
- 適用範囲: 追加料金なしで全商用リージョン(AWS China リージョンを除く)で利用可能。受信者管理は AWS User Notifications で行う
技術的な注意点
- IAM権限: ダッシュボードや請求関連設定を管理するには請求情報へアクセスできる権限が必要(例: AWSBillingFullAccess 相当の権限、または請求ダッシュボード管理を許可するカスタムポリシー)。組織管理者やマスターアカウントの設定も確認してください。
- リージョン制限: 全ての商用 AWS リージョンで利用可能。ただし AWS China リージョンでは未対応(GovCloud の扱いは公式情報を要確認)。
- コスト: 機能自体に追加料金は発生しませんが、ダッシュボードで利用している各サービスの通常の使用料金やデータ転送費用は別途発生します。
- セキュリティ: レポートはパスワード保護されたPDFへの安全なリンクで配信されますが、受信者のメールセキュリティとリンク管理ポリシーを確立してください。AWS User Notifications の設定やメールアドレス検証要件を確認する必要があります。
- プログラム的アクセス: AWS SDK/CLI から設定・管理が可能です。具体的な API/CLI コマンドはドキュメントを参照して自動化を実装してください。
- 運用手順: コンソールからは Billing and Cost Management → Dashboards → 対象ダッシュボード → Actions → "Manage email reports" を選択して設定します。自動配信のスケジュールや受信者はここで管理します。