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2026年08月19日

[Storage Gateway] AWS Storage Gateway now supports FIPS-compliant private connectivity for Tape and Volume Gateway

概要

AWS Storage GatewayのTape GatewayとVolume Gatewayで、FIPS 140-3検証済みエンドポイントをAWS PrivateLink(インターフェイスVPCエンドポイント)経由で利用できるようになりました。これにより、FIPS準拠の通信をパブリックインターネットを経由せずにAWSのプライベートネットワーク内で完結させられます。

変更内容・新機能の詳細

今回のアップデートでは、Storage GatewayのTape GatewayおよびVolume GatewayがFIPS 140-3検証済みのサービスエンドポイントへ、AWS PrivateLink(インターフェイスVPCエンドポイント)経由でプライベートに接続できるようになりました。従来はFIPSエンドポイントはパブリックインターネット経由のみの提供でしたが、これによりFIPS準拠の暗号化通信をAWSネットワーク内に閉じた形で行えます。導入手順の概要は次の通りです:1) VPCにStorage Gateway用のFIPSインターフェイスエンドポイントを作成する、2) ゲートウェイをアクティベーションする際に「FIPS VPCエンドポイント」オプションを選択する、3) アクティベーション後はゲートウェイがプライベートなFIPS検証済みエンドポイントへ接続する。ゲートウェイ側はソフトウェアバージョン3.2.7以降が必要です。PrivateLinkはVPC内のENI(ネットワークインターフェイス)を介してサービスへ接続するため、オンプレミスからアクセスする場合はVPCエンドポイントへ到達できるルーティング(Direct Connect、VPN、Transit Gatewayなど)が必要です。この機能はStorage GatewayのFIPSエンドポイントを提供している8つのリージョンで利用可能です。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: 規制対応が必要な組織(セキュリティ/コンプライアンス担当者)、バックアップ/アーカイブ運用者、SREやクラウドエンジニア
  • 利用シーンまたは効果: FIPS 140-3 準拠が求められるバックアップ・アーカイブワークロード(テープエミュレーションやブロックボリュームバックアップ)を、インターネット経由を避けてAWSプライベートネットワーク上で安全に送受信可能にする
  • 運用効果: インターネット経由の通信を削減して攻撃面を狭められるため、監査やコンプライアンス対応が容易になり、セキュアなデータ転送経路を確保できる

技術的な注意点

  • IAM権限: VPCエンドポイント作成(ec2:CreateVpcEndpoint 等)やエンドポイントの参照権限、Storage Gatewayのアクティベーション権限(storagegateway:ActivateGateway 等)が必要です
  • ソフトウェアバージョン: ゲートウェイはソフトウェアバージョン3.2.7以上であること(それ以前はFIPS PrivateLinkでのアクティベーション不可)
  • ネットワーク要件: オンプレミスのゲートウェイからPrivateLink経由でVPCエンドポイントへ到達するには、Direct Connect、Site-to-Site VPN、またはTransit Gateway等でVPCへのルーティングが必要。エンドポイントはVPC内のサブネットにENIを作成します
  • リージョン制限: 本機能はStorage GatewayのFIPSエンドポイントを提供する以下8リージョンで利用可能です - US East (N. Virginia)、US East (Ohio)、US West (N. California)、US West (Oregon)、Canada (Central)、Canada West (Calgary)、AWS GovCloud (US-East)、AWS GovCloud (US-West)
  • コスト: インターフェイスVPCエンドポイント(PrivateLink)には時間単位の料金およびデータ処理(GBあたり)の料金が発生します。Direct Connect等の回線費用やVPC内でのデータ転送コストも考慮してください
  • 移行注意点: 既存ゲートウェイをFIPS PrivateLinkへ切り替える際は、アクティベーション時にFIPS VPCエンドポイントを選択する必要があり、設定変更や再アクティベーションが発生する場合があります

参考情報


[Ec2] Amazon EC2 R8a instances are now available in Asia Pacific (Taipei) region

概要

Amazon EC2 R8a インスタンスが Asia Pacific (Taipei) リージョンで利用可能になりました。第5世代 AMD EPYC(Turin)プロセッサ搭載で、R7a 比で性能および価格性能比が改善されています。

変更内容・新機能の詳細

R8a インスタンスは第5世代 AMD EPYC(コード名 Turin)プロセッサを搭載し、最大クロック 4.5 GHz を実現します。R7a と比較して最大で約30% 高い性能、最大19% 良好な価格性能比、および 45% 増加したメモリ帯域を提供します。GroovyJVM 上のワークロードでは最大60% の高速化が報告されており、リクエストスループットや応答時間の改善が見込めます。インフラ面では AWS Nitro System(第6世代 Nitro Card)上に構築されており、ネットワークおよびストレージの性能・セキュリティが強化されています。インスタンスサイズは合計12種類(うち2つはベアメタル)を提供し、SAP 認定済みで R7a に比べて約38% 多い SAPS を提供します。対象となるワークロードは、SQL/NoSQL データベース、分散型インメモリキャッシュ、インメモリデータベース、リアルタイム大規模データ分析、EDA(電子設計自動化)など、メモリ集約かつ低レイテンシが求められる用途です。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: クラウドアーキテクト、DBA、SRE、アプリケーション開発者(特にメモリ集約/低レイテンシが重要なシステム)
  • 利用シーンまたは効果: SQL/NoSQL データベースやインメモリキャッシュでのスループット向上と応答時間短縮。Groovy/Java ベースのアプリケーションでのパフォーマンス改善。SAP ワークロードでの処理能力向上(SAPS 増加)。
  • 運用効果: 同等性能をより低コストで実現できる可能性(価格性能比向上)、レイテンシセンシティブな処理の安定化、ベアメタル選択によりハードウェア近接の最適化が可能
  • 移行影響: 既存の R7a からのリホストは容易だが、インスタンスサイズ・ネットワーク設定・EBS 最適化の見直し(例: ネットワーク帯域・ENI 設定、EBS スループット)を推奨

技術的な注意点

  • IAM権限: EC2 の起動・変更に必要な権限(ec2:RunInstances, ec2:ModifyInstanceAttribute, ec2:CreateLaunchTemplate など)を事前に確認してください
  • リージョン制限: 本アナウンスは Asia Pacific (Taipei) リージョンでの提供開始を示します。他リージョンでの提供状況はリージョンごとに確認が必要です
  • コスト: R8a は価格性能比で改善されていますが、オンデマンド/リザーブド/Savings Plans の価格差やベアメタルの単価は高めの可能性があります。移行前に料金表でリージョンごとの実コストを確認してください
  • AMI互換性: x86_64(AMD)アーキテクチャを使用するため、既存の x86 系 AMI の多くは動作しますが、カーネルモジュールやドライバがベアメタル/Nitro 環境で適切に動作するか検証してください
  • インスタンス上限(クォータ): 新しいインスタンスタイプはデフォルトで割当が少ない場合があります。必要に応じてサービスクォータ(旧称: EC2 インスタンス上限)引き上げを申請してください
  • ベアメタル注意点: ベアメタルサイズはハードウェア直接アクセスを提供しますが、ライブマイグレーションはできないなど運用上の制約があります
  • SAPS/SAP 認定: SAP 認定済みですが、ライセンス計算や SAP の運用要件(データベース版・構成)については SAP 側の要件に従って検証してください

参考情報


[General] Amazon Bedrock now supports SpaceXAI Grok 4.6 with Cross Region Inferencing

概要

Amazon BedrockがSpaceXAIのGrok 4.6をサポートし、US GeoとGlobalのクロスリージョン推論プロファイルを提供開始しました。大規模な推論スループットとコスト削減を狙ったクロスリージョンルーティングが利用可能です。

変更内容・新機能の詳細

Grok 4.6はコーディング支援、エージェント的タスク、ナレッジワーク向けに設計されたフロンティアモデルで、Amazon Bedrock上でbedrock-runtimeエンドポイントを通じて利用できます。サポートされるAPIはResponses、Chat Completions、Converseで、既存のアカウントレベル管理(モデル呼び出しログの送信先をAmazon S3またはAmazon CloudWatch Logsに設定、Amazon CloudWatchメトリクス、AWS Cost Explorer/Cost and Usage Reportによるコスト内訳)と連携します。クロスリージョン推論は複数のAWSリージョンにまたがって自動的に推論リクエストをルーティングし、ユーザー側で複数リージョンのキャパシティを管理することなく高スループットを実現します。提供される推論プロファイルは2種類で、us.xai.grok-4.6(US Geo)は処理を米国内に限定してデータ所在要件に対応し、global.xai.grok-4.6(Global)はモデルが利用可能な任意の商用AWSリージョンからの処理を行い、需要急増時に最も広いBedrock容量へアクセスしてより低いトークン単価を実現します。クロスリージョン推論はAmazon Bedrockが提供される全リージョンで利用可能です。詳細や利用上の制約・安全性情報はモデルカード(Amazon Bedrock User Guide)を参照してください。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: MLエンジニア、アプリ開発者、SRE/運用チーム、エンタープライズ(コーディング支援やエージェント自動化を使う組織)
  • 利用シーン: 大量リクエストをさばくコード生成API、マルチリージョンでのエージェント推論、知識作業の自動化、需要スパイク時のスケーリング対応
  • 運用効果: リージョン間のキャパシティ管理不要でスループット向上・推論コスト削減が期待できる(Globalはより低いトークン単価)
  • データ所在対応: us.xai.grok-4.6を選べばデータ処理を米国内に限定でき、データ居住性要件に対応可能
  • 可用性・スケーラビリティ: 複数リージョンへ自動ルーティングするため、需要急増時の容量確保やフェイルオーバー効果が見込める

技術的な注意点

  • IAM権限: Bedrockのモデル呼び出しやログ設定に必要なIAM権限を事前に確認・付与してください(モデルのInvokeやログ出力先へのアクセス許可など)
  • リージョン制限: クロスリージョン推論はAmazon Bedrockが提供されるリージョンで利用可能。US Geoプロファイルは処理を米国内に限定します。各自が利用するリージョンでBedrockおよびGrok 4.6が提供されているか確認してください
  • コスト: Globalプロファイルはより低いトークン単価を提供する一方で、クロスリージョン通信やリージョン間のデータ転送に関連する料金が発生する可能性があるためコスト構成を確認してください。Cost ExplorerやCost and Usage Reportでコスト内訳を確認可能です
  • データ保護・コンプライアンス: US Geoはデータ処理を米国内に限定しますが、入力データの性質や法的要件に応じて追加の暗号化・監査設定を検討してください
  • API互換性: Responses、Chat Completions、Converse APIがサポートされています。既存クライアントやSDKがこれらAPIをサポートしているか検証してください
  • ログ/監査: モデル呼び出しログはS3またはCloudWatch Logsへ出力可能です。ログ出力の設定と保持期間を運用ポリシーに合わせて設定してください
  • レイテンシ: クロスリージョンルーティングはスループット最適化が主目的であり、リージョン間ルーティングによって遅延が変動する可能性があります。低レイテンシ要件がある場合はリージョン選択(US Geoや特定リージョン)を検討してください
  • モデル評価: 導入前にGrok 4.6のモデルカードで性能、制約、安全性情報を確認し、業務要件に沿って評価試験を実施してください

参考情報


[General] Amazon Bedrock now supports OpenAI models in India

概要

Amazon BedrockがOpenAIのGPT-5.6(TerraおよびLuna)をインド内での推論に対応しました。インド国内の複数リージョン間で自動的にルーティングする India Geo クロスリージョン推論により、データ居住要件を満たしつつスケール可能な推論が可能になります。

変更内容・新機能の詳細

今回のアップデートにより、Amazon BedrockはOpenAI GPT-5.6モデル(Terra と Luna)をインド向けにサポートします。インド用のGeo inferenceプロファイル(in.openai.gpt-5.6-terra および in.openai.gpt-5.6-luna)が提供され、これらのプロファイルはリクエストをインド領域内の複数AWSリージョン(例: Asia Pacific (Mumbai), Asia Pacific (Hyderabad))に限定してルーティングします。これにより、規制上「国内での推論処理」が要求されるユースケースでOpenAIモデルをスケールして利用できます。モデルは bedrock-runtime エンドポイント上で動作し、Responses、Chat Completions、Converse の各APIをサポートします。既存のBedrockのアカウントレベル制御(モデル呼び出しのログ出力をAmazon S3またはCloudWatch Logsへ配信、Amazon CloudWatchメトリクス、AWS Cost ExplorerおよびCost and Usage Reportによるコスト内訳)をそのまま利用できます。クロスリージョン推論は複数リージョンへ自動的に推論リクエストを振り分けるため、ユーザー側で複数リージョンのキャパシティ管理を行うことなくスループットを向上できます。利用を開始するには、GPT-5.6のモデルカードおよびBedrockユーザーガイドのCross-Region inference節を確認してください。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: 規制対応が必要な企業(データ居住要件のある金融・ヘルスケア等)、アプリケーションでOpenAIモデルを利用する開発者・SRE
  • 利用シーンまたは効果: インド国内での機密データを用いた自然言語処理やチャットボット、ドキュメント処理を国内リージョン内で高速にスケールして実行可能
  • 運用効果: クロスリージョン推論によりスループットと可用性を向上させつつ、データがインド国内で処理されることを保証できるため、コンプライアンス対応と運用の簡素化が両立できる

技術的な注意点

  • IAM権限: Bedrockのモデル呼び出し、CloudWatch Logs/S3への書き込みなど、必要なIAM権限(bedrock:InvokeModel 等とS3/Logs書込権限)を事前に確認・付与してください
  • リージョン制限: India Geoクロスリージョン推論はインド地理内のリージョン(記事ではAsia Pacific (Mumbai) と Asia Pacific (Hyderabad))で利用可能。その他リージョンからの国内推論保証は対象外です
  • コスト: Bedrockの利用料およびOpenAIモデル利用料が発生します。クロスリージョン推論に伴うリージョン間のデータ転送や処理に関連する料金が発生する可能性があるため、事前に料金ページとCost Explorerでの内訳を確認してください
  • モデル/エンドポイント: モデルプロファイルは in.openai.gpt-5.6-terra と in.openai.gpt-5.6-luna。呼び出しは bedrock-runtime エンドポイント経由、Responses/Chat Completions/Converse APIをサポートします
  • ログ・監査: モデル呼び出しログはS3またはCloudWatch Logsへ出力可能。監査や分析のため必要なログ保持ポリシーとS3バケット/Logグループの設定を行ってください
  • 互換性・制限: 各モデルの性能・制約はモデルカードで確認してください(生成品質、トークン制限、セーフティ/利用制限など)
  • 導入手順: 既存のBedrock設定(アクセス制御、ログ配信、コスト管理)を流用可能。導入前にモデルカードとCross-Region inferenceの設定手順を確認することを推奨します

参考情報


[IAM] AWS IAM identity federation to external services is now available in AWS European Sovereign Cloud Region

概要

AWS IAMのアウトバウンドIDフェデレーション機能が、EU内に完全に配置された AWS European Sovereign Cloud(Germany)リージョンで利用可能になりました。AWSワークロードが短命な署名付きJSON Web Token(JWT)を使って外部サービスへ安全に認証できるようになります。

変更内容・新機能の詳細

このリリースにより、AWS European Sovereign Cloud(Germany)内のワークロードは、長期資格情報や複雑なワークアラウンドを使わずに、サードパーティクラウド、SaaS、セルフホストアプリケーションなどの外部サービスへ安全に認証できます。具体的には、AWS IAMのAPIを通じてAWSの認証情報と引き換えに暗号学的に署名された短寿命のJWTを発行できるようになります。発行されるトークンにはワークロードに関するリッチなコンテキスト(発行者や主体情報、対象audience、期限などのクレーム)が含まれ、外部サービス側で細粒度のアクセス制御を実装できます。管理者はIAMポリシーで誰がトークン生成を行えるかを制御し、トークンの有効期間(lifetime)、audience、署名アルゴリズム等のプロパティを強制できます。さらに、トークン発行と利用はCloudTrailにより監査ログとして記録できるため、組織のセキュリティ・コンプライアンス要件に対応しやすくなります。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: EU主権要件がある組織、セキュアに外部サービスへアクセスするクラウドエンジニアやSRE/セキュリティチーム
  • 利用シーン: サードパーティAPIやSaaSへの認証、クロスクラウド連携、CI/CDパイプラインから外部レジストリへアクセス、ハイブリッドアプリケーションから外部サービス呼び出し
  • 運用効果: 長期資格情報を排除してリスクを低減できるほか、トークンの有効期間やaudienceを制御することで最小権限の実現と監査可能性が向上する

技術的な注意点

  • IAM権限: トークン生成を許可するIAMポリシーを付与する必要があります(具体的なAPI/アクション名は公式ドキュメントを参照してください)
  • リージョン制限: 本機能はAWS European Sovereign Cloud(Germany)リージョン向けに提供されています。その他のリージョンでの利用可否は公式アナウンスを確認してください
  • コスト: 機能自体に直接料金が発生するとは明記されていませんが、APIコール、CloudTrailログの保存や分析、ネットワーク転送等は別途課金対象になる可能性があります
  • セキュリティ: 受信側サービスはJWTの署名検証、audienceチェック、有効期限チェックを確実に行う必要があります。トークン寿命は短く設定し、不要に広いaudienceやスコープを付与しないでください
  • 監査/ログ: トークン発行や使用はCloudTrailで記録できます。監査要件に応じてCloudTrailを有効化し、ログの保持ポリシーやアクセス制御を設計してください
  • 互換性: 外部サービス側でJWTを受け入れ、AWSからのトークン発行を信頼するための設定(公開鍵/署名検証の構成や受け入れaudienceの設定)が必要です
  • トークン仕様: 発行されるJWTは短命・署名付きで、lifetime、audience、署名アルゴリズムなどのプロパティをIAMポリシーで制御可能です

参考情報


[Corretto] Amazon Corretto August 2026 Critical Security Patch Updates

概要

Amazon Correttoの複数バージョンに対する2026年8月の重要なセキュリティパッチ(CSPU)が公開されました。複数のLTSおよびFeature Release向けの更新が提供され、早期適用が推奨されます。

変更内容・新機能の詳細

2026年8月18日、AmazonはAmazon Corretto(OpenJDKディストリビューション)のクリティカルなセキュリティパッチアップデートを公開しました。対象バージョンは Corretto 26.0.2.11.1、25.0.4.8.1、21.0.12.9.1、17.0.20.10.1、11.0.32.10.1、及び 8u504 です。これらはLTS(例: 21, 17, 11, 8)およびFeature Release(例: 25, 26)の両方を含み、OpenJDKのセキュリティ修正や重要なバグフィックスが含まれていると想定されます。Correttoは無償かつマルチプラットフォームの商用利用可能なOpenJDK配布で、公式ページからバイナリをダウンロードするか、Linux環境ではCorrettoのapt/yum/apkリポジトリを設定してパッケージ管理経由でアップデートできます。リリースノートや変更履歴を確認のうえ、ステージングでの検証後に本番展開することを推奨します。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: Javaアプリケーション開発者、プラットフォームエンジニア、SRE/運用チーム、セキュリティ担当者
  • 利用シーン: 本番およびテスト環境のJVMランタイム更新、コンテナイメージやCI/CDビルド環境のベースイメージ更新、OSパッケージ管理による一斉配布
  • 運用効果: 既知のクリティカルな脆弱性に対するリスク低減(不正侵入や権限昇格などの攻撃面縮小)。ただしマイナー/パッチアップデートでも互換性検証が必要で、事前テストによる回帰検知が重要

技術的な注意点

  • 互換性: マイナー/セキュリティアップデートだが、JVM挙動やライブラリの互換性に影響する可能性があるためステージングでの検証を必須としてください
  • パッケージ取得: Corretto公式ページからバイナリをダウンロードするか、apt/yum/apkリポジトリを設定してOSパッケージ管理で配布可能です
  • 署名/検証: ダウンロード時は提供されるチェックサムおよび署名で整合性を検証してください
  • IAM権限: Corretto自体の入手に特別なAWS IAM権限は不要。ただし、EC2インスタンスや構成管理ツールでパッケージを配布する場合は該当OS上の管理者権限(sudo/root)や構成管理の権限が必要です
  • リージョン制限: Correttoのバイナリ/パッケージはグローバル提供のためリージョン制限は基本的にありません(ただし、内部ネットワークやプロキシの制限は考慮)
  • コスト: Corretto自体は無償ですが、検証・展開作業やダウンタイム、CI/CDの再ビルドに伴う運用コストは発生します。また、必要に応じてAWSサポートの契約が別途必要です
  • デプロイ注意点: コンテナイメージの更新、ローリングアップデート、ブルー/グリーン切替等のデプロイ戦略で段階的に適用してください
  • サポート/ドキュメント: 変更点の詳細は各バージョンのリリースノートで確認し、必要に応じてAWSサポートへ問い合わせください

参考情報


[Aiml] AgentCore payments is now generally available in Amazon Bedrock AgentCore

概要

Amazon Bedrock AgentCore の AgentCore payments が一般提供 (GA) となりました。エージェントが有料 API/MCP/コンテンツを自律的に発見・アクセス・支払できる機能で、少ないコードでマイクロトランザクションを実行できます。

変更内容・新機能の詳細

AgentCore payments は、エージェントによる有料リソースへのアクセスと支払いを安全かつ運用可能にするプラットフォーム機能です。主な技術要素は以下の通りです。

  • ウォレット統合: Coinbase と Stripe Privy ウォレットを使ったマイクロトランザクションに対応し、支払いプロバイダとの連携をサポートします。
  • 支払いオーケストレーション: 複数の支払いプロトコルを横断して決済を仲介する仕組みを提供します。
  • インフラ層での支払い上限: 構成可能な支払い制限(例えば1取引上限や日次上限)をインフラ側で強制することで、予期せぬコスト発生を抑制します。
  • 観測性: AgentCore Observability と統合され、取引ログ、支払いフロー、失敗/成功のトレーシングを一元的に可視化します。
  • プロトコル/機能サポート: Machine Payment Protocol (MPP) に対応し、x402 プロトコルの "upto" スキームをサポートすることで、推論ごとの従量課金や動的価格設定に対応します。
  • 付加機能: コンソール内での Coinbase 資格情報の Quick Create(簡易プロビジョニング)、AgentCore ゲートウェイ経由で利用できる Coinbase Bazar のキュレーションされた pay-per-use x402 エンドポイントを提供します。
  • 開発ツール: Claude Code、Kiro、Codex などのコーディングアシスタント、AgentCore CLI、AWS マネジメントコンソールから利用開始可能です。 GAリリースではリージョン別の提供状況があり、ドキュメント・料金ページで詳細を確認できます。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: AIエージェントを商用サービスや有料APIに接続して自律的に決済・利用したいプロダクト開発者、SRE、プラットフォームエンジニア
  • 利用シーンまたは効果: 有料API/MCPをエージェントが必要に応じて呼び出して支払う(pay-per-inference や pay-per-use)ユースケースの実現、サードパーティコンテンツのオンデマンド利用、動的価格モデルの実装
  • 運用効果: インフラ側での支払い上限や観測機能によりコストの暴走防止と課金トランザクションの可視化が可能になり、本番運用での安全なトランザクション運用を支援
  • セキュリティ影響: 決済資格情報の管理とウォレット連携が必要になるため、資格情報管理・アクセス制御の強化が必要
  • コスト影響: マイクロトランザクションの手数料(Coinbase/Stripe)、AgentCore の利用料金、および呼び出す有料APIの従量課金が発生するためトラフィック設計とコスト上限の設定が重要
  • リージョン: GA時点でリージョン限定の提供(記事中にリージョン一覧あり)。利用前に対応リージョンを確認してください

技術的な注意点

  • IAM権限: AgentCore/Bedrock の操作、Secrets Manager などの資格情報ストアへのアクセス、観測用の CloudWatch/Observability リソース作成権限が必要になる可能性があります。具体的なポリシーはドキュメントを確認してください
  • リージョン制限: GA時点ですべてのリージョンで利用できるわけではありません。対応リージョンは公式ページで要確認です
  • コスト: AgentCore の利用料金に加え、Coinbase/Stripe のトランザクション手数料や呼び出す MCP/API の従量課金が発生します。予算上限や支払い上限を設定しておくことを推奨します
  • 資格情報管理: Coinbase Quick Create が利用できる一方で、外部ウォレット連携のためのシークレット管理(安全な保存とローテーション)、最小権限の適用が必要です
  • プロトコル互換性: MPP と x402 の "upto" スキームをサポートしますが、利用する MCP/API 側が対応していることを確認してください
  • Observability 設定: エンドツーエンドのトランザクション可視化を得るには AgentCore Observability の設定とログ/メトリクス収集の構成が必要です
  • 依存サービス: Coinbase/Stripe、AgentCore gateway、AgentCore Observability、該当する MCP/API が連携対象になります。各サービスの稼働状況やAPI変更に注意してください

参考情報


[SageMaker] Amazon SageMaker Unified Studio now supports data profiling and anomaly detection

概要

Amazon SageMaker Unified Studioがデータプロファイリングと異常検知をサポートしました。AWS Glue Data Qualityを活用し、カタログテーブルとVisual ETLのジョブ結果に対して統計プロファイルと自動異常検知を提供します。

変更内容・新機能の詳細

主な追加機能は次のとおりです。

  • データプロファイル: カタログ内のテーブルに専用の「Data profile」タブが追加され、オンデマンド/スケジュールでデータセット単位・カラム単位の統計(欠損値率、分布、ユニーク値数、基本統計量など)を算出できます。プロファイル履歴を蓄積して変化を追跡できます。
  • 異常検知: プロファイル履歴から期待される振る舞いのベースラインを構築し、履歴から外れるデータポイントを自動でフラグします。事前定義した閾値やカスタムルールは不要で、値の変化やドリフトを検出します。
  • データの対象範囲: データ・アット・レスト(Glue Data Catalog テーブル)と、データ・イン・トランジット(任意のVisual ETLジョブのEvaluate Data Quality変換結果)の両方に対応します。Visual ETL側ではジョブの結果ページで同様のプロファイリング統計と異常検知が参照可能です。
  • 技術基盤: これらの機能はAWS Glue Data Qualityによって実装されており、SageMaker Unified StudioのUIから操作できます。
  • 可用性: SageMaker Unified Studioが提供されているすべてのAWSリージョンで利用可能です。プロファイル履歴が蓄積されることで、異常検知モデルの精度が向上します。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: データスチュワード、データエンジニア、データアナリスト、MLエンジニア
  • 利用シーンまたは効果: データ品質の継続的モニタリング、ETLパイプラインの検証、モデル入力データのドリフト検出(閾値設定不要)
  • 運用効果: 自動異常検知により手動監視の負荷を削減し、データ品質問題の早期発見と対応が可能になる
  • パイプライン統合: カタログテーブルのスケジュールプロファイルやVisual ETLジョブ内での評価を通じて既存のETL/MLワークフローに容易に組み込める
  • 意思決定支援: カラム別統計や履歴比較によりデータ変化の原因追跡やインシデントの切り分けがしやすくなる

技術的な注意点

  • IAM権限: SageMaker、AWS Glue(Data Catalog/Data Quality)、S3(読み書き)、CloudWatchログ等への適切な権限が必要です。事前にポリシーを確認してください。
  • リージョン制限: SageMaker Unified Studioが利用可能な全リージョンで提供されていますが、各リージョンでGlue Data Qualityや関連サービスの機能差異がないか確認してください。
  • コスト: Glue Data Qualityやプロファイル履歴の計算・保存、Visual ETLジョブの実行に伴う料金が発生する可能性があります。ジョブ実行頻度や保持期間を設計時に考慮してください。
  • データ要件: カタログテーブル(Glue Data Catalog)に登録されたスキーマ情報があることが前提です。プロファイリング/異常検知の精度向上には十分な履歴データが必要です。
  • 初期学習・履歴: 異常検知はプロファイル履歴からベースラインを構築するため、初期は検出精度が低い場合があります。一定期間の履歴蓄積後に本領を発揮します。
  • 誤検知の可能性: 統計的な検出手法のため、業務上重要な変化が常に正しく分類されるわけではありません。アラート運用には人手による確認フローや閾値ベースの補助も検討してください。

参考情報


[Mwaa] Amazon MWAA Serverless now supports PythonOperator and BashOperator

概要

Amazon MWAA ServerlessがPythonOperatorおよびBashOperatorをサーバーレス実行環境でサポートしました。これによりカスタムのPython関数やシェルスクリプトを追加インフラなしでワークフロー内で直接実行できます。

変更内容・新機能の詳細

今回のリリースでは、PythonOperatorとBashOperatorを用いて、サーバーレスランタイム上でユーザーのカスタムPythonコードやシェルスクリプトを実行できるようになりました。ユーザーはPythonモジュールやシェルスクリプトをコードパッケージとして作成し(例: zipなど)、Amazon S3にアップロードしてワークフローの作成/更新時に参照します。MWAA Serverlessはワークフロー作成時にそのコードをスナップショット化し、以降の実行ではそのスナップショットを用いるため、実行ごとのコード整合性が保たれます。これによりデータ変換、フォーマット変換、データ品質チェックなど日常的なパターンを追加インフラ無しで実行可能になります。運用上は、コードを更新した場合はワークフローの作成もしくは更新を行い新しいスナップショットを作成する必要があります。実行環境やAirflowのバージョンに依存する動作や制約があるため、利用前に該当ドキュメントで対応バージョンやサポート範囲を確認してください。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: データエンジニア、ETL開発者、SRE/運用チーム
  • 利用シーン: データ変換・フォーマット変換、データ品質チェック、カスタム処理のサーバーレス実行(Python関数やシェルスクリプトの直接実行)
  • 運用効果: 追加インフラのプロビジョニング不要で開発→本番のコード整合性が向上し、迅速なデプロイ/実行が可能になる

技術的な注意点

  • IAM権限: MWAA ServerlessがS3のコードパッケージへアクセスできるように、実行ロールにS3 GetObject等の適切な権限を付与する必要があります
  • リージョン制限: 発表によればAmazon MWAA Serverlessが利用可能なすべてのリージョンで有効です。ただし利用前に対象リージョンでのサービス可用性を確認してください
  • コスト: 新たな専用インフラは不要ですが、MWAA Serverlessの実行課金は継続します。S3ストレージ・データ転送など関連サービスの料金も発生します
  • コード更新: サービスはワークフロー作成時にコードをスナップショット化します。コードを変更した場合はワークフローを更新して新しいスナップショットを作成する必要があります
  • パッケージ形式/サイズ: コードはS3にパッケージとして配置しますが、サポートされるパッケージ形式やサイズ上限はドキュメントを確認してください(例: zip等が一般的)。制約がないか事前確認を推奨します
  • 実行環境/互換性: 使用するAirflowのバージョンやランタイム(Pythonバージョン)に依存する挙動やoperatorの互換性があります。実行環境の制約やサポートされるライブラリの扱いを事前に確認してください
  • セキュリティ: BashOperatorでのシェル実行はインジェクションや機密情報の取り扱いリスクがあります。スクリプト内での秘匿情報管理はSecrets Managerや環境変数を使う等の対策を講じ、S3オブジェクトのアクセス制御を厳格にしてください
  • その他注意点: 実行リソース(CPU/メモリ)の制限やタイムアウトポリシー、ログ出力の取り扱いなどはドキュメントで確認してください。特に大型処理や長時間処理は設計段階で検討が必要です

参考情報


[Ec2] Amazon EC2 R8i instances are now available in Israel (Tel Aviv) region

概要

Amazon EC2のR8iインスタンスがイスラエル(テルアビブ)リージョンで利用可能になりました。カスタムIntel Xeon 6プロセッサ搭載で、同等のIntelベースインスタンスより高いメモリ帯域と価格性能を提供します。

変更内容・新機能の詳細

R8iインスタンスはAWS専用のカスタムIntel Xeon 6プロセッサを搭載しており、同等のクラウド向けIntelプロセッサと比べて最大で15%良好な価格性能(price-performance)を実現します。前世代のIntelベースインスタンスに対しては最大2.5倍のメモリ帯域を提供し、R7iインスタンスに比べて平均で20%高い処理性能を達成します。ワークロード別の性能向上例として、PostgreSQLで最大30%高速化、NGINXウェブアプリで最大60%高速化、AIディープラーニングのレコメンデーションモデルで最大40%高速化が報告されています。R8iはメモリ集約型ワークロード、最大サイズが必要なアプリケーション、継続的に高いCPU使用率が必要な処理に適しています。インスタンスサイズは13種類(うちベアメタル2サイズを含む)を提供し、最大サイズとして新しい96xlargeも利用可能です。さらにSAP認定を取得しており、142,100 aSAPSを達成しているため、ミッションクリティカルなSAPワークロードにも向いています。購入はSavings Plans、オンデマンド、Spotで可能で、AWS Management Consoleから起動できます。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: メモリ集約型アプリケーション開発者、データベース管理者、AI/機械学習エンジニア、SAP運用チーム
  • 利用シーン: 大規模インメモリデータベース、インメモリキャッシュ(例: Redis)、PostgreSQLやオープンソースDBの高スループット運用、NGINX等のウェブアプリ、ディープラーニング推論やレコメンデーションモデルのホスティング、ミッションクリティカルなSAPワークロード
  • 運用効果: 同等世代比で性能向上とメモリ帯域の大幅改善によりスループット増/レイテンシ低下が期待でき、インスタンス数削減やコスト効率化につながる可能性がある
  • リージョン影響: まずイスラエル(テルアビブ)リージョンで利用可能。グローバル展開を検討する場合は他リージョンの対応状況を確認する必要あり
  • コスト影響: 価格性能は改善しているが、実際の時間単価はリージョン・サイズで異なるため、Savings PlansやSpotの活用でコスト最適化を検討してください

技術的な注意点

  • IAM権限: ec2:RunInstances、ec2:DescribeInstances、ec2:CreateTagsなどの基本権限が必要(既存の起動ロール/ポリシーを確認してください)
  • リージョン制限: 本リリースはイスラエル(テルアビブ)リージョンでの提供開始。その他リージョンは順次提供される可能性があるため、利用前に対象リージョンでの提供状況を確認してください
  • AMI互換性: x86/Intelアーキテクチャ向けの既存AMIsと互換性が高いが、カーネルやドライバ(ENA等ネットワークドライバ、EBS最適化ドライバ)の最新版を使用し、OSレベルでの最適化(NUMA設定、HugePagesなど)を検証してください
  • ベアメタル/サイズ選定: ベアメタルと最大96xlargeなど大規模サイズを提供。ベアメタル利用時はOSやライセンス、ハードウェアアクセス要件を確認してください
  • SAP関連: SAP認定(142,100 aSAPS)を取得していますが、導入前にSAPの公式ノートとライセンス要件を確認し、パフォーマンステストを実施してください
  • モニタリング/ベンチマーク: 導入前に実運用に近いベンチマーク(DB/アプリ/モデル)を行い、インスタンスサイズ・ネットワーク帯域・EBS構成を最適化してください
  • コスト: 価格性能は向上しているが時間当たりコストはリージョンやサイズで異なるため、Savings Plans/Reserved/Spotの活用やコスト見積もりを事前に行ってください

参考情報


[IAM] IAM Policy Autopilot now supports Terraform plan files

概要

IAM Policy AutopilotがTerraformのplanファイルを直接入力として受け取り、Terraformで定義したインフラに対するベースラインIAMポリシーを自動生成できるようになりました。これによりIaCで作成・変更するリソースに対しても、より絞り込んだ(least‑privilege)ポリシーの作成が容易になります。

変更内容・新機能の詳細

IAM Policy Autopilot(オープンソース、re:Invent 2025で発表)はこれまでアプリケーションのソースコードを解析してスコープの狭いIAMポリシーを決定論的に生成してきました。本アップデートにより、Terraformのplanファイルを入力として渡すことで、そのplanに含まれるリソースのCRUD操作に対応したポリシーを生成できるようになりました。生成されるポリシーは可能な限りワイルドカード("*")を避け、特定リソースのARNを参照する形で出力します。既存の「Terraform対応解析」機能(アプリケーションのSDK呼び出しとTerraformリソース定義を突合してARNを解決する機能)を補完し、インフラ構成(IaC)単体からでもポリシーを算出できます。ツールは無償で提供され、ユーザーのローカル環境で実行します。利用開始は公式のIAM Policy Autopilot GitHubリポジトリを参照してください。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: 開発者、インフラエンジニア(IaC担当)、クラウドセキュリティチーム、SRE/運用チーム
  • 利用シーン: Terraformで定義したインフラをデプロイするための最小権限IAMポリシー作成、CIパイプラインでのプルリクエスト時の自動生成とレビュー補助、アプリケーションコード解析と組み合わせた横断的な最小権限検証
  • 運用効果: 手動でのポリシー作成工数削減、ワイルドカード使用の削減によりセキュリティ改善、ポリシー作成→レビュー→テストの短縮によるデプロイサイクルの高速化

技術的な注意点

  • IAM権限: 基本はローカル解析により追加のAWS権限は不要。ただし、ツールの一部機能で実行時にAWS APIへ問い合わせる設定や外部リゾルバを有効にした場合は、該当APIを呼べる認証情報(アクセスキー等)が必要になる可能性があります。
  • リージョン制限: ツール自体はローカル実行でリージョン制限はありませんが、Terraformプラン内の地域やアカウント依存の属性が不明確だと正確なARN生成に影響します。プランにアカウントIDやリージョン情報が含まれていることを確認してください。
  • コスト: IAM Policy Autopilotの利用自体に追加料金は発生しません。ただし、CI統合や実運用で付随するログ収集・検証サービス、あるいはツールが外部APIを呼ぶ場合はそれらのサービスに係るコストが発生する可能性があります。
  • 入力フォーマット: Terraformのplanは一般にJSON出力(例: terraform show -json <planfile>)でツールに渡すのが確実です。バイナリplanをそのまま渡せるかはツールの実装によるため、実際の受け取り形式はリポジトリのドキュメントで確認してください。
  • 生成精度の限界: planにリソースIDや属性が確定していない場合、ツールは一般化したARNパターンや限定的なワイルドカードを用いることがあります。自動生成ポリシーは必ず手動レビューとテスト(IAM Access AnalyzerやPolicy Simulatorなど)を行ってください。
  • CI運用上の注意: プランファイルの生成方法(ワークスペース、変数、シークレットの扱い)や、生成ポリシーを自動で適用する際の承認フローを設計してください。

参考情報


[RDS] PostgreSQL 19 Beta 3 is now available in Amazon RDS Database Preview Environment

概要

Amazon RDS の Database Preview Environment で PostgreSQL 19 Beta 3 が利用可能になりました。PostgreSQL 19 の事前リリースを RDS 上で評価でき、クエリ性能改善や autovacuum 管理の新機能を試せます。

変更内容・新機能の詳細

PostgreSQL 19 Beta 3 はクエリ性能と自動バキューム管理に関する複数の新機能と安定性改善を含みます。主な追加機能は次のとおりです:

  • pg_stat_autovacuum_scores ビュー:autovacuum の優先度やスコアを可視化し、優先度設定やチューニングを支援します。
  • Parallel autovacuum:大きなテーブルのメンテナンスを高速化するために複数のワーカーを autovacuum が利用できるようになりました。
  • pg_plan_advice モジュール:推奨プラン(効率的なクエリプラン)を固定して、突発的な遅延やプランの変化による性能低下を防げます。
  • Eager aggregation:集計処理でグルーピングを早い段階で行うことで処理行数を削減し、分析クエリの応答時間を改善します。 さらに Beta 2 以降のバグ修正と安定性向上が含まれます。RDS の Database Preview Environment 上のインスタンスは最大60日で自動削除され、Preview 環境で作成したスナップショットは同環境内でのみ使用可能です。データの持ち出し/持ち込みは pg_dump/pg_restore 等のダンプ機能で行います。Preview 環境の課金は US East (Ohio) リージョンの料金が適用されます。なお本機能はプリリリースであり、本番環境での使用は推奨されません。

影響範囲・利用シーン

  • 対象ユーザー: DB 管理者、データベース開発者、SRE / 運用チーム
  • 利用シーンまたは効果: PostgreSQL 19 の新機能(autovacuum の並列化、pg_plan_advice、eager aggregation 等)を RDS 上で検証して、運用設定やクエリ最適化の効果を事前に評価可能
  • 運用効果: autovacuum の効率化とクエリプラン固定により大規模テーブルのメンテナンス負荷削減や突然の性能劣化の抑止が期待できる

技術的な注意点

  • IAM権限: Preview 環境のインスタンス作成やスナップショット操作には通常の RDS 作成/復元権限が必要です。事前に必要権限を確認してください。
  • リージョン制限: Preview 環境は記事の通り US East (Ohio) の料金体系で提供されます。利用可能リージョンが限定される可能性があるため、リージョン対応を確認してください。
  • 保持期間: Preview 環境のデータベースインスタンスは最大60日で自動削除されます。長期保存が必要なデータは pg_dump 等でエクスポートしてください。
  • スナップショット互換性: Preview 環境で作成したスナップショットは同 Preview 環境内でのみ復元可能です。本番 RDS 環境へ直接移行はできません。
  • データ移行: データの持ち出し/持ち込みは pg_dump/pg_restore やその他互換ツールを利用してください。スナップショット移行に頼らない移行設計が必要です。
  • コスト: Preview 環境のインスタンスは課金対象です(US East (Ohio) の料金適用)。検証期間やインスタンスタイプによるコストを見積もってください。
  • サポート/本番利用: Beta はプリリリース版のため本番環境での使用は推奨されません。バグや互換性の問題が残る可能性がある点を考慮してください。
  • 拡張や制限: 一部の拡張やカスタム設定が Preview 環境で制限される可能性があります。検証前に利用したい拡張やプラグインの動作を確認してください。

参考情報

AI要約はOpenAI APIによって生成されています。