2026年06月16日
[General] AWS Partner Central agents now accelerate co-selling on every deal
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/accelerate-co-selling-with-agents/
概要
AWS Partner Central のエージェントが、すべてのコーセル案件をリアルタイムに判定・補強し、AWSの関与を促進して案件進行を加速します。新しい体験は全ての商用AWSリージョンで利用可能です。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、Partner Central のエージェントがパートナーを代行して会話的に案件情報を充実させ、案件ごとに“コーセルモーション”を自動割当します。割当されるモーションは主に3種類です:
- AWS field-engaged: AWSの営業チームが直接関与するモード
- Agent-engaged: エージェントが提出内容を強化してAWS関与を増やすモード
- Partner-led: パートナー主導で進め、エージェントは補助的に支援するモード
エージェントは顧客インサイト、推奨アクション(セールスプレイ)、およびOpportunity Quality Score(OQS)を算出して提示します。OQSはコーセル準備度を数値化したもので、スコア改善のための具体的な提案も返され、案件情報が更新されるとスコアとモーションはリアルタイムで再計算されます。これにより従来の手動レビュー待ちが不要になり、パイプライン強化と案件の早期AWS関与が期待できます。
利用方法はPartner Centralの「Opportunity Management」から利用開始でき、ネイティブAIツール(記事で言及されているAmazon QuickやKiro)や、パートナーが自社CRMに組み込めるMCP(Partner Central agents MCP サーバー)経由でも体験可能です。既に2026年3月16日にリリースされたエージェント機能を拡張した形です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: AWS パートナー(ISV、SI、パートナー営業・RevOps/セールスオペレーション)
- 利用シーン: 提出された商談をリアルタイムで自動評価・強化してAWSを早期に関与させたい場合(例:パイプライン拡大、共同販売の促進)
- 運用効果: 手動レビュー待ちが減り、案件のAWS関与化が早まることでクローズ率と商談進行スピードが向上する
- CRM連携への影響: MCP経由で自社CRMと統合すると、既存の商談データを活用して自動的にOQSを反映・更新できる
- リージョン影響: 全ての商用AWSリージョンで利用可能(記事参照)
技術的な注意点
- IAM権限: Partner Central の該当機能を操作するためのアカウント権限(Partner Central へのアクセス権、案件参照/編集権限)を事前に確認・付与してください
- リージョン制限: 記事では「全ての商用AWSリージョンで利用可能」と明記されていますが、特定リージョンの細かな差異やローカル法令による制限は確認してください
- コスト: 本体機能はPartner Centralの一機能として提供されていますが、MCPサーバーのホスティング、外部CRMとの統合、あるいはネイティブAIツール(Amazon Quick/Kiro 等)利用には別途コストが発生する可能性があります。請求体系は各サービスの料金ページで確認してください
- データプライバシー/共有: エージェントが案件データ(顧客情報、商談内容)を処理します。AWSへの共有範囲、保存場所、PII取り扱いについてパートナー契約およびデータ保護ポリシーを確認してください
- MCP/CRM連携: MCP サーバーを用いる場合は自社環境でのデプロイ・ネットワーク設定、API認証、スキーママッピングが必要です。ガイドに従いセキュアな接続を確保してください
- Opportunity Quality Scoreの解釈: OQS はAWS関与の決定に直接影響します。スコアは推奨改善点(入力不足のフィールド、顧客課題の明確化など)に基づいて変動するため、正確なデータ入力と提案対応が重要です
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/accelerate-co-selling-with-agents/
- https://aws.amazon.com/partners/partner-central/
[General] Amazon CloudWatch introduces native OpenTelemetry metrics with PromQL querying and per-GB pricing
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-otel-metrics/
概要
Amazon CloudWatchがネイティブでOpenTelemetryメトリクスをサポートしました。OTLPでメトリクスを送信でき、PromQLでクエリ可能、1GB単位の取込課金かつ15か月の保存が含まれます。
変更内容・新機能の詳細
主な変更点は以下です。CloudWatchはOpenTelemetry Protocol(OTLP、gRPC/HTTP)によるメトリクスのネイティブ受信をサポートし、送信されたメトリクスをPrometheus Query Language(PromQL)でクエリできます。CloudWatchはPrometheus互換のクエリAPIを公開するため、既存のOpenTelemetry Collector、PrometheusやGrafanaとシームレスに組み合わせて利用できます。AWSが提供する70以上のサービスのvendedメトリクスとユーザアプリケーションのカスタムメトリクスを単一のプラットフォームで統合してPromQLで一緒に解析可能です。課金は取り込みデータ量に応じたper-GB形式で、15か月のデータ保存が含まれます。運用面ではPrometheusエコシステムからの移行や、OpenTelemetryベースのパイプラインを直接CloudWatchに向けることで観測基盤の統合と運用簡素化が期待できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SRE/運用チーム、プラットフォーム/観測基盤担当、アプリケーション開発者
- 利用シーン: OpenTelemetry CollectorやアプリからOTLPでメトリクスを送ってCloudWatchでPromQLクエリやGrafanaダッシュボード表示を行う統合観測基盤
- 運用効果: 複数のツールチェーン(Prometheus/Grafana/OpenTelemetry)を維持せずにAWS管理メトリクスとアプリメトリクスを一元クエリでき、保守負荷と運用コストの削減が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: OTLP受信やPromQLクエリ用のCloudWatch関連IAM権限(metrics:Write、metrics:Query等)を適切に付与する必要があります
- リージョン制限: 商用リージョンの多くで利用可能だが、Middle East (UAE)、Middle East (Bahrain)、Israel (Tel Aviv) では未対応です。リージョンごとの提供状況は確認してください
- コスト: メトリクス取り込みはper-GB課金。高ラベルカードinalityや高頻度のメトリクスはコスト増につながるため設計に注意してください。15か月の保存が含まれるが、詳細な料金はCloudWatch料金ページで確認してください
- データ形式/互換性: 現時点で取り込みはOTLP(gRPC/HTTP)を想定。既存のPrometheusのremote_writeを直接送れるかは構成次第で、Prometheus→OpenTelemetry Collector経由でOTLPに変換するなどのブリッジが必要になる場合があります
- 運用上の注意: メトリクス名/ラベル(属性)のマッピング方針を策定し、カードinalityを抑える設計(タグ削減や集約)を行ってください。クエリAPIのエンドポイントやスロットル・クォータも事前に確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-otel-metrics/
- https://aws.amazon.com/cloudwatch/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/CloudWatch-OpenTelemetry.html
[Marketplace] AWS Marketplace announces AI-assisted product listing
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/ai-assisted-product-listing/
概要
AWS MarketplaceがPartner Assistantチャット内でAI支援による製品掲載機能を提供開始しました。パートナーは既存のWebページやPDFなどのデジタル資産を取り込み、高品質なMarketplace出品情報を自動生成・検証できます。
変更内容・新機能の詳細
Partner AssistantのAI-assisted product listingは、ISVやコンサルティングパートナー向けに出品作業を自動化・最適化する機能です。WebサイトURL、PDF、ケーススタディ、製品ドキュメントなど既存のデジタル資産から情報をインポートし、AWS Marketplaceの必須フィールド全体に対応するコンテンツを自動生成します。生成した内容はAWS Marketplaceのサイズ・フォーマット要件に対して自動検証され、検索(Discoverability)に有利になるよう最適化されます。さらに、フィールド単位の推奨(Marketplaceベストプラクティスに基づく)と、買い手のエンゲージメントを高める基準に照らした品質スコアを表示します。利用手段は以下の通りです:Partner Assistantチャット(AWS Partner CentralおよびAWS Marketplace Management Portal: AMMP)からの対話型操作、およびプログラム的利用のためのPartner Agent MCPサーバ経由のアクセス。なお、AWS GovCloud (US) リージョンおよび中国リージョンでは利用できません。最終的な公開前にパートナー側で内容レビュー・修正を行うことが推奨されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: Independent Software Vendors (ISV)、AWSコンサルティングパートナー、Marketplaceで製品を公開・管理するチーム
- 利用シーン: 既存のWebページやドキュメントを元に短時間でMarketplace用出品情報を作成する/複数製品の出品・更新作業を効率化する
- 運用効果: 手作業によるデータ入力やフォーマット調整の工数削減、検索最適化された記述により発見性(Discoverability)と購入検討率の向上が期待できる
- 管理負荷: 最終レビューは必要だが、初期作成と要件検証が自動化されるため公開までの工数が大幅に削減される
技術的な注意点
- IAM権限: Partner Assistant / AMMP / Marketplaceの出品管理権限が必要。プログラム的アクセスにはPartner Agent MCP用の認可設定が必要です
- リージョン制限: AWS GovCloud (US) リージョンおよび中国リージョンでは未対応。その他リージョンは段階展開の可能性があるため利用前に対象リージョンを確認してください
- コスト: 公式発表では追加料金の記載がありません。課金有無や関連サービス(例:データ転送・ストレージ)による影響は導入前に確認してください
- プログラムアクセス: Partner Agent MCPサーバ経由でのプログラム利用が可能。MCPのセットアップ、APIキー/認証、エンドポイント設定を事前に確認・構成してください
- データ・プライバシー: WebサイトやPDF等の資産がAI処理のために取り込まれます。機密情報の取り扱いや社内ポリシー、契約上の制約を確認のうえアップロードしてください
- コンテンツ検証: AIが自動生成・検証しますが、表現や正確性、法的表現(商標・ライセンス表記等)はパートナー側で最終確認・修正が必要です
- フォーマット制約: AWS Marketplaceのサイズ・ファイル形式制限に基づく自動検証機能あり。特定のメディアやファイル形式が非対応の可能性があるため、要件を事前に確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/ai-assisted-product-listing/
- https://docs.aws.amazon.com/marketplace/latest/userguide/
- https://partners.amazonaws.com/
[Marketplace] AWS Partner Central now validates Foundational Technical Review in minutes
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-central-foundational-technical-review/
概要
AWS Partner CentralがFoundational Technical Review(FTR)に対し、SOC 2 Type IIレポートまたはAWS Well-Architected Framework Review(WAFR)レポートを受け付け、AIによる検証で数分以内に承認または具体的なフィードバックを返すようになりました。これによりパートナーはFTR完了を高速化し、APN資格や共同販売・資金提供の対象になりやすくなります。
変更内容・新機能の詳細
新しいワークフローでは、APNパートナーが以下のいずれかの証跡をAWS Partner Centralにアップロードすることで、FTR要件を満たすことが可能です:
- 第三者によるSOC 2 Type II監査レポート(監査法人発行)
- AWS Well-Architected Toolで生成したWAFR(Well-Architected Framework Review)レポート アップロード後、Partner CentralのAI搭載検証エンジンが提出物をFTRのコントロール要件にマッピングして自動評価を実行します。評価結果は数分で返却され、合格であれば即時承認(qualified softwareバッジ付与やAPNプログラム適格化のトリガー)が行われ、不備がある場合は各失敗コントロールに対するAI生成の具体的な修正手順(remediation steps)が提示されます。パートナーは提示された修正案に基づき設計・実装を改善し、再提出することで短期間でFTRを完了できます。対象はAWS上にデプロイされたソフトウェアソリューションで、かつAWS Partner Revenue Measurementが有効化されているものに適用されます。なお、このプロセスは業界で認知されたコンプライアンス(SOC 2)やWell-Architectedレビューと整合するため、エンタープライズ顧客の要件に合わせやすくなっています。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: APNパートナー(ソフトウェアプロバイダ)、SaaS事業者、セキュリティ/コンプライアンス担当者
- 利用シーンまたは効果: FTRの迅速化(数分で承認または具体的な修正指示を受領)により、qualified softwareバッジ取得・APNプログラム適格化・共同販売や資金提供へのアクセスが加速
- 運用効果: FTRループの短縮で開発→検証→再提出のサイクルを高速化し、製品市場投入(Go-to-Market)を早める
- コンプライアンス連携: SOC 2 Type IIやWell-ArchitectedレビューをFTRの代替検証として利用可能になり、エンタープライズの要件と整合しやすくなる
- 開発ワークフローへの影響: Well-Architected Toolを既に使っている場合は追加作業が少なく、SOC 2保有企業は既存監査報告書を再利用して迅速にFTRを満たせる
技術的な注意点
- 必要な権限(IAM/APN): Partner Centralへの提出やレポートアップロードにはAPNアカウントと該当するパートナーロールのアクセス権が必要です。組織内の管理者が提出権限を持つことを確認してください。
- 提出物要件: SOC 2は第三者監査であるType IIレポートが対象。WAFRはAWS Well-Architected Toolで生成されたレポートを使用。レポートの有効期間や必要なコントロールの範囲はガイドに従ってください。
- リージョン制限: 公表情報では特定リージョンでの制限は明記されていませんが、Partner Centralの利用可能範囲やAPNの地域ポリシーに依存するため、実際の可用性はAPN管理コンソールで確認してください。
- プライバシー/機密性: SOC 2レポートには機密情報が含まれるため、アップロード前に機微情報の取り扱い(赤字や削除)やAWSのデータ保持ポリシーを確認してください。
- AI検証の注意点: AIが生成する修正手順は具体的で有用ですが、自動判定の結果は最終的にパートナー側で技術的妥当性を確認する必要があります。誤検知や解釈差があり得ます。
- コスト: Partner Centralの検証自体について追加料金は明示されていませんが、SOC 2監査取得費用や外部監査コスト、WAFR実施に伴う技術工数は発生します。また、APNプログラム参加や支援に関連する費用が別途発生する場合があります。
- AWS Partner Revenue Measurement: 対象となるソリューションはAWS Partner Revenue Measurementが有効である必要があります。未設定の場合は事前に有効化してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-central-foundational-technical-review/
- https://aws.amazon.com/well-architected-tool/
- https://docs.aws.amazon.com/wellarchitected/latest/userguide/what-is-wellarchitected.html
[Marketplace] AWS Partner Central launches new funding benefits for Business Value Realization
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-business-value-realization/
概要
AWS Partner CentralにBusiness Value Realization(BVR)という新しいパートナー向けのアダプション支援と資金供給の仕組みが追加されました。パートナーはセルフサービスで登録・案件指名・進捗追跡を行い、顧客の価値実現に応じて自動で資金が支払われます。
変更内容・新機能の詳細
BVRは、AWSサービスの採用プロセスを定義済みのステージに分割して顧客の価値実現を構造化する新しいエクスペリエンスおよびファンディングモーションです。主な機能は以下の通りです:
- セルフサービス登録:AWS Partner Central上でパートナーが自らBVRに登録し、対象顧客案件を指名できます。
- ステージベースの進捗管理:採用の各ステージ(導入準備、導入実行、定着化、価値実証など)に沿って顧客の進捗を追跡し、各ステージに紐づくガイド付きアクティビティを提示します。
- AIによる週次レポート:AWS Partner Central内のAIエージェントが毎週の採用状況レポートを生成し、ハイライト、リスク、推奨アクション、ユーザーの離脱ポイントやツール採用の加速状況を示します。
- 自動ファンディング支払:パートナーがステージを完了すると、追加の申請操作を行うことなくAWS Partner Funding Portalを通じて自動的に資金が支払われます。
- 対象と要件:コンサルティング、システムインテグレーター、マネージドサービスパートナーで、AdvanceまたはPremierティアかつ該当ドメインのコンピテンシーを有するパートナーが利用可能です。 この仕組みにより、顧客の定着化やビジネス成果にフォーカスした活動に対してパートナーへのインセンティブが明確化されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: APNのAdvance/Premierティアに該当するコンサルティング/SI/マネージドサービスパートナー
- 利用シーン: AWSサービス導入後の定着化支援、顧客のビジネス成果(コスト削減、パフォーマンス改善、運用効率化など)を証明するプロジェクトでの採用
- 運用効果: 採用進捗の可視化とAIレポートにより早期にリスクを検出して対策でき、ステージ完了に応じた自動支払によりファンディング取得が簡素化される
- 営業/商談影響: パートナーは顧客価値を段階的に実証することで、追加案件や長期契約につなげやすくなる
- 組織インパクト: プロジェクト管理・顧客成功(CS)チームのKPIを価値実現ベースに調整しやすくなる
技術的な注意点
- 事前条件: AdvanceまたはPremierティアと該当ドメインのコンピテンシーが必須です(該当しない場合は利用不可)
- IAM権限: Partner CentralおよびPartner Funding Portalで該当パートナーアカウントの管理者権限または必要な操作権限が必要です。顧客情報を登録・更新する権限も確認してください。
- リージョン制限: 公開情報では特定リージョンの制限は明記されていませんが、APNポータルやファンディングの可用性は地域によって差異があり得ます。利用前にPartner Centralの地域対応状況を確認してください。
- データ/プライバシー: AIエージェントが採用データを解析します。顧客データの共有や利用に関する同意・契約(顧客の同意、機密保持)が必要になる場合があります。
- コスト: パートナー側に直接の追加AWS利用料金が発生する仕組みではありませんが、価値実証のための導入支援や追加開発・運用リソースの投資が必要になる場合があります。ファンディングはパートナーへの支払いであり、条件を満たさないと受領できません。
- 自動支払フロー: ステージ完了での資金はPartner Funding Portalを通じて自動支払されますが、支払条件や審査プロセスの詳細(証跡提出など)はAPNのガイドラインに従います。必ず手順を確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-business-value-realization/
- https://aws.amazon.com/blogs/apn/
- https://aws.amazon.com/partners/partner-central/
[Rds For Sql Server] Amazon RDS for SQL Server now supports X2m instances
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Rds For Sql Server
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/rds-sqlserver-supports-x2m/
概要
Amazon RDS for SQL Serverでメモリ最適化のX2mインスタンスが利用可能になりました。EC2のX2iednをベースに、メモリ重視のワークロードでSQL Serverライセンスコストを大幅に削減できるOptimize CPU機能を提供します。
変更内容・新機能の詳細
X2mはAmazon EC2のX2iednをベースとするメモリ最適化インスタンスファミリーで、RDS for SQL Server向けに導入されました。主な仕様は最大64 vCPU、最大4 TBメモリ、最大256,000 IOPS、最大32:1のメモリ:vCPU比です。Amazon RDSのOptimize CPU機能を利用することで、メモリ集約型のデータベースにおいてライセンス対象のCPU数を抑え、Amazon RDSの既存のx2iednインスタンスと比較してSQL Serverソフトウェアライセンス費用を50%以上削減できる可能性があります。X2mインスタンスは既存のDBインスタンスを変更して利用するか、新規に作成できます(RDSコンソール、AWS SDK、CLI対応)。購入形態はオンデマンドで、AWS Database Savings Plansの対象となります。詳細な価格、ストレージ・データ転送コストやリージョン別の可用性はRDS for SQL Serverの料金ページで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SQL Serverを利用するDBエンジニア、SRE、データベース管理者(メモリ集約型ワークロードを持つ組織)
- 利用シーン: 大容量インメモリ処理(インメモリOLTP、キャッシュ、分析ワークロード)、高メモリ比が必要なトランザクション処理システム
- 運用効果: ライセンスコスト削減(50%程度の削減見込み)、メモリ当たりのコスト最適化、既存インスタンスからの移行でパフォーマンス向上とコスト効率化を同時に狙える
技術的な注意点
- IAM権限: DBインスタンスの変更や作成にはrds:ModifyDBInstance、rds:CreateDBInstanceなどのRDS操作権限が必要です。コンソール操作/自動化用のIAMロールを事前に確認してください
- リージョン制限: X2mの提供可否はリージョンごとに異なります。導入前に対象リージョンのRDS for SQL Serverの可用性を確認してください
- コスト: オンデマンド料金が適用され、AWS Database Savings Plansの対象です。ライセンス形態(License Included / BYOL)によって費用影響が異なるため、移行前に料金ページとライセンス条件を確認してください
- ダウンタイム: インスタンスタイプ変更はリブートが発生する場合があります。即時適用するとダウンタイムが発生するため、メンテナンスウィンドウやスケジュールを計画してください
- 互換性・制限: サポートされるSQL Serverエディション/バージョンやRDSの機能制限はドキュメントで要確認です。Optimize CPUの挙動やライセンス対象CPU数の算出方法もAWSドキュメントで確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/rds-sqlserver-supports-x2m/
- https://aws.amazon.com/rds/sqlserver/pricing/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/x2iedn/
[Simple Storage Service] Amazon S3 Vectors reduces query charges by up to 80% for large vector indexes
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Simple Storage Service
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/s3-vectors-reduces-query-charges-80-percent-large-indexes/
概要
Amazon S3 Vectorsは、1,000万ベクトル超の大規模ベクトルインデックスに対するクエリの「処理データ量(data processed)」課金を最大80%削減しました。変更は自動適用され、アプリケーション側の変更は不要です。
変更内容・新機能の詳細
今回の変更は、S3 Vectorsで実行される類似検索(similarity search)クエリに対する課金のうち「クエリで処理したデータ量」に対する単価を大規模インデックス(10Mベクトル超)向けに引き下げるもので、結果としてクエリコストが最大80%低減されます。対象はS3 Vectorsが利用可能な全リージョンで有効で、顧客側での設定やコード変更は不要です。ストレージ料金やPUT/GET等の他のS3料金は本変更の対象外です。Amazonはなおパフォーマンス最適化のため、ベクトルを複数インデックスに分散(シャーディング)することを推奨しており、コスト削減は実現されてもレイテンシやスループットの観点からインデックス設計は引き続き重要です。最新の料金詳細はS3の価格ページで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: MLエンジニア、データサイエンティスト、SRE/運用チーム、ベクタ検索を大規模で運用するアプリケーション開発者
- 利用シーン: 大規模な類似検索・レコメンデーション、RAG(Retrieval-Augmented Generation)、意味検索など、10Mベクトルを超えるインデックスに対する頻繁なクエリ
- 運用効果: クエリ処理データ量に基づく課金が最大80%削減され、同等のワークロードでコストを大幅に低減可能(ただしストレージ等の他コストは別途発生)
技術的な注意点
- 適用条件: 割引は「1,000万ベクトル超のインデックスに対するクエリ処理データ量」に適用されます。
- 課金対象: 対象はクエリの『処理データ量(data processed)』に対する料金で、ストレージ、PUT/GET等の他のS3料金は影響を受けません。
- アプリ互換性: 既存アプリケーションのコード変更や設定変更は不要で、自動的に新料金が適用されます。
- パフォーマンス考慮: 大規模インデックスはシャーディング(複数インデックスへの分散)を継続して推奨—コスト低減と同時にレイテンシ/スループット最適化が必要です。
- コスト管理: 料金低下に伴いコストアラートや予算閾値の見直しを推奨。見積もりはS3の料金ページで最新情報を確認してください。
- リージョン制限: S3 Vectorsが利用可能なリージョン全てで有効。S3 Vectors自体が未提供のリージョンでは適用されません。
- IAM権限: 利用に必要なS3およびS3 Vectors関連のIAM権限は従来通り(権限の見直しが必要な場合は公式ドキュメントを参照してください)。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/s3-vectors-reduces-query-charges-80-percent-large-indexes/
- https://aws.amazon.com/s3/pricing/
- https://aws.amazon.com/s3/vectors/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/Welcome.html
[Marketplace] AWS Marketplace reduces listing fee for professional services to 0.5%
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/reduce-listing-fee-professional-services-aws-marketplace
概要
AWS Marketplaceはプロフェッショナルサービス(Professional Services)のプライベートオファーに対する出品手数料を従来の2.5%から0.5%に引き下げました。これによりコンサルティングパートナーやMSPなどがMarketplace経由でサービスを提供・取引する際のコストが下がります。
変更内容・新機能の詳細
対象はAWS Marketplace上のProfessional Servicesカテゴリにおけるプライベートオファーの出品手数料で、全リージョン(AWS Marketplaceが稼働するリージョン)・全通貨・全価格モデルに適用されます。既存のオファーやサブスクリプションは元の条件が継続され、新規のプライベートオファーに対して自動的に0.5%の手数料が適用されます。Marketplace側の機能(AIによるAgent Modeでのパートナー検索、ソフトウェアとサービスを組み合わせたマルチプロダクトソリューション、タイムアンドマテリアル等の可変課金モデル)と組み合わせることで、顧客は適切なパートナーの発見から調達、変動課金による支払いまで一貫してMarketplace上で行えます。パートナーはAWS Partner Central経由でプロフェッショナルサービスを出品できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンサルティングパートナー、システムインテグレーター、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)
- 利用シーン: AWS上でのプロフェッショナルサービス(設計・導入・運用支援等)をMarketplace経由でプライベートオファーとして販売/調達する場面
- 運用効果: 取引手数料が低減されることでパートナーのマージン改善、価格競争力向上、Marketplace経由での採用促進が期待される
- コスト影響: パートナー側は取引コスト(収益シェア)が下がるため利益率が改善。顧客側は総コスト低減やMarketplaceを介した一貫請求・調達のメリットを享受可能
技術的な注意点
- 適用条件: 対象はProfessional Servicesカテゴリの『プライベートオファー(private offers)』に限る点に注意
- 既存オファーの扱い: 既存のオファーやサブスクリプションは元の手数料/契約条件が継続し、今回の低減は『新規のプライベートオファー』に自動適用される
- リージョン制限: AWS Marketplaceが運営されているすべてのリージョンで適用される(ただしMarketplace未提供リージョンは対象外)
- 料金適用範囲: すべての価格モデルと通貨が対象(例: 固定料金、時間課金、時間&材料などの可変課金モデルも含む)
- リスト方法: パートナーはAWS Partner CentralからProfessional Servicesを出品可能。出品手順や要件はMarketplaceのセラー向けドキュメントを参照すること
- 請求/契約: プライベートオファーの契約条件や請求フローは引き続き個別に設定されるため、法務・請求担当と契約条項(支払い条件、納品条件など)を確認すること
- IAM権限: 出品・オファー作成にはMarketplace関連のアクセス権限/Roleが必要(組織の管理者にて事前に確認・付与を推奨)
- コスト: 手数料低減はプラットフォームコスト削減に直結するが、その他のAWS利用料金やパートナー側の運用コストは別途発生する点に注意
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/reduce-listing-fee-professional-services-aws-marketplace
- https://docs.aws.amazon.com/marketplace/latest/userguide/
[Marketplace] AWS Partners can now accelerate co-sell deals with express private offers
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partners-express-private-offers
概要
AWSパートナーは「Express Private Offers」を利用して、共同販売(co-sell)のワークフロー内で事前定義した価格ルールを自動化できるようになりました。これにより、AWSセールス判断から顧客へのプライベートオファー提示までを数週間から数分へ短縮できます。
変更内容・新機能の詳細
パートナーは対象製品、割引の上限・下限(discount boundaries)、および価格ルールを一度設定します。AWSのセールス担当が共同販売ツールでパートナーソリューションを適合と判断すると、その案件を即座にプライベートオファー化でき、顧客を直接招待してパーソナライズされた価格提示を受け取らせることができます。顧客は購入要件、契約期間、構成要件を入力し、パートナーが事前に設定したルールに基づいた個別オファーを受け取ります。パートナーは顧客の連絡先情報を受け取り、承諾支援や追加説明のためにフォローアップが可能です。これにより、AWS主導の販売機会でのパートナーの可視性が向上し、商談の転換速度が上がり、購買意向のある顧客に対して迅速に提示・交渉が行えます。導入手順や設定方法はAWS Marketplace Seller Guideとコーセルのベストプラクティスガイドに従って行います。技術的には、Marketplaceのプライベートオファー機能(Private Offers APIs / Marketplace 管理画面)と連携して動作し、SaaS、AMI、その他Marketplaceで対応する製品種別ごとに取扱いが異なる可能性があるため、対応する商品タイプのドキュメントを確認する必要があります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: AWSパートナー(Marketplace出品者)、AWSのセールス/プリセールス担当
- 利用シーンまたは効果: AWSセールスが顧客要件に合致するパートナー製品を見つけた際、即座に顧客へカスタム価格のプライベートオファーを提示して商談を短縮できる
- 運用効果: 商談から受注までのリードタイム短縮、パートナーのAWS主導案件での可視性向上、購入意向顧客への迅速なフォローによるコンバージョン率改善
技術的な注意点
- IAM権限: Marketplace管理コンソール/Private Offers API操作に必要なIAM権限を付与する必要があります(出品者アカウントの権限設計を確認)。
- リージョン制限: 記事で明示されていないため、導入前に対象リージョンでExpress Private OffersがサポートされているかMarketplaceドキュメントで確認してください。
- コスト: AWS Marketplaceの既存の手数料構成および出品者契約が適用されます。割引を設定するとパートナーの売上(マージン)に直接影響するため収益モデルを検証してください。
- 製品タイプ: SaaS、AMI、コンテナイメージ等、製品タイプごとにプライベートオファーの動作・課金フローやメータリング要件が異なる可能性があるため、該当する製品ドキュメントを確認してください。
- コンプライアンス/個人情報: 顧客の連絡先情報が提供されるため、プライバシー/データ取扱いの社内手順を整備してください。
- 運用上の注意: 割引境界を適切に設定し、誤った割引設定による収益損失を防ぐこと。テスト環境でワークフローを検証し、AWSセールスと事前調整を行ってください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partners-express-private-offers
- https://docs.aws.amazon.com/marketplace/latest/userguide/
- https://aws.amazon.com/partners/co-sell/
[Connect] AWS announces Amazon Connect Customer Services Competency
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Connect
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-announces-amazon-connect-customer-services-competency
概要
AWSは新しいAWSスペシャリゼーション「Amazon Connect Customer Competency」を発表しました。Amazon Connectを使ったコンタクトセンターのモダナイゼーションとAI化に実績のあるサービスパートナーを認定するプログラムです。
変更内容・新機能の詳細
新Competencyは2つのカテゴリ(Contact Center Transformation、AI-Powered Customer Experience)で構成され、レガシーなコンタクトセンターのクラウド移行や、Amazon Connect上でのAIを組み込んだ顧客体験の実運用化を実証したサービスパートナーを認定します。認定パートナーは、音声、チャット、メール、SMS、ソーシャルなど複数チャネルにまたがるAIネイティブな変革(例:インテリジェントルーティング、会話AI、分析・自動化の導入)を提供できる技術的深さと顧客事例を持つことが要件です。これはAWSのサービスに直接紐づく初のCompetencyであり、既存の「Amazon Connect Service Delivery Program」は2027年6月1日に廃止されます。Services Path上でバリデートまたは差別化されたメンバーで、Amazon Connectでの顧客成功実績があるパートナーは申請が推奨されます。顧客はCompetencyページを通じて認定パートナーを検索し、AIを前提としたコンタクトセンターの刷新プロジェクトを委託できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 企業のCX/カスタマーサポート責任者、クラウド/コンタクトセンターのSRE・運用チーム、システムインテグレーター
- 利用シーンまたは効果: レガシーPBX/オンプレミスのコンタクトセンターをAmazon Connectへ移行し、会話AIや自動化を組み込んだオムニチャネル顧客体験を実現
- 運用効果: AIネイティブ設計により応対品質向上、平均応答時間短縮、セルフサービス拡張で運用コスト削減が期待できる
- 導入メリット: 検証済みパートナーにより移行リスク・導入期間を短縮、スケーラブルな設計と運用ノウハウを活用可能
- パートナー影響: Services Pathの認定要件や顧客事例が評価対象となり、既存のService Delivery Program参加パートナーは移行計画が必要
技術的な注意点
- IAM権限: パートナー/顧客側でAmazon Connectや関連AWSサービス(Lex, Polly, Lambda, Kinesis, S3, CloudWatch等)への適切なIAMロールと権限設定が前提
- リージョン制限: Competency自体はグローバル発表だが、Amazon Connectの利用可能リージョンや一部機能(例:電話番号の提供、通信事業者連携)はリージョン依存
- コスト: Competencyは認定プログラムであり直接の利用料はないが、移行・AI導入・運用のためのパートナー費用や追加AWSサービス利用料が発生
- パートナー要件: Services Path上でバリデートまたは差別化されたメンバーであること、顧客事例と技術的深さの証明が必須
- 既存プログラムの扱い: Amazon Connect Service Delivery Programは2027-06-01に廃止予定。該当パートナーは移行(申請)準備が必要
- ガバナンス/運用: AI運用化に伴うデータガバナンス、コール記録の保持・暗号化・プライバシー対応、モデル監視の設計が重要
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-announces-amazon-connect-customer-services-competency
- https://aws.amazon.com/connect/
- https://aws.amazon.com/partners/competencies/
[Marketplace] AWS Marketplace Storefront is now generally available
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-marketplace-storefront/
概要
AWS Marketplace Storefrontが一般提供(GA)になりました。パートナーはコード不要で自社ブランドのカタログを自社サイト/アプリに数時間〜同日で展開でき、取引はAWS Marketplaceの課金基盤で処理されます。
変更内容・新機能の詳細
主な機能と技術的特徴:
- ブランディング可能なストアフロント: パートナーはテンプレートベースのノーコード設定で、ロゴ・配色・商品並び替え等を反映した自社ドメイン上のカタログを構築できます。
- AWS Marketplaceとの連携: AWS Marketplace上の出品(listings)をインポートして公開でき、出荷や課金はMarketplaceの既存インフラを通じて実行されます。顧客の請求書には自動的に反映されるため別途決済基盤を構築する必要がありません。
- プライベートオファーとワークフロー自動化: Private Offerテンプレート、承認自動化を利用して取引フローを自動化できます。これによりチャネルごとの価格や条件を簡単に適用できます。
- ネイティブCRM連携: SalesforceやHubSpot等とのネイティブコネクタ(またはAPI経由)で商談・承認・履歴を同期し、営業・チャネル管理を効率化します。
- カタログ管理とリスティング自動化: チャンネルパートナーは複数ベンダーの出品を集約し、顧客ごとに承認済み製品のキュレーションやカタログ拡張を行えます。
- リージョン対応: AWS Marketplaceが稼働する全リージョンで利用可能(リージョンはMarketplaceの対応状況に依存)。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: AWSパートナー(Channel Partners、ISV、リセラー)、マーケットプレース運用チーム
- 利用シーン: 自社サイトでブランド化したクラウド製品カタログを公開して顧客発見〜購買までを一元化、チャネル向けの承認済み製品カタログ提供
- 運用効果: 決済・請求はAWS側で一括処理されるため独自の支払基盤やインボイス管理の負担が削減される
- ビジネス効果: プライベートオファーやCRM連携により商談〜受注の自動化が進み、チャネル拡大やマルチベンダー販売のスケーラビリティが向上する
技術的な注意点
- アカウント/登録: 利用にはAWS Marketplace出品者/パートナープログラムの登録要件を満たす必要があります
- IAM権限: ストアフロント作成・リスティングインポート・CRM連携等を実行するための適切なIAM権限(Marketplace管理権限等)を設定してください
- リージョン制限: 『AWS Marketplaceが稼働するリージョンで利用可能』です。利用前に対象リージョンでの提供状況を確認してください
- コスト: 取引はAWS Marketplace経由で課金されます。Marketplace手数料・収益分配ポリシーが適用されるため、料金構造と手数料を事前に確認してください
- CRM連携: Salesforce/HubSpot等との連携はネイティブコネクタやAPI設定が必要です。各CRM側で認証・マッピング設定を実施してください
- カスタマイズの範囲: ノーコードで高速導入が可能ですが、深いUIカスタマイズや特殊なフローはMarketplace Storefrontの機能範囲に依存します。要件により追加開発が必要になる場合があります
- セキュリティ/コンプライアンス: 顧客データや取引情報の取扱いはAWS Marketplaceのポリシーに従います。データ保護・コンプライアンス要件がある場合は事前確認を推奨します
参考情報
[Fsx Netapp Ontap] AWS Transform now supports Amazon FSx for NetApp ONTAP (Public Preview)
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Fsx Netapp Ontap
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-transform-vmware-fsx-for-ontap-preview
概要
AWS Transform がパブリックプレビューで Amazon FSx for NetApp ONTAP をストレージ移行先としてサポートしました。これにより、オンプレミスや他クラウドのブロックストレージを EBS に加えて FSx for ONTAP に直接移行できるようになります。
変更内容・新機能の詳細
AWS Transform for migrations は、エージェント駆動(agentic AI)でディスカバリ、移行計画、実行を自動化するサービスです。これまで AWS Transform はサーバに直接アタッチされたブロックレベルストレージを Amazon EBS へ移行する機能を提供していましたが、今回のパブリックプレビューにより、移行先として Amazon FSx for NetApp ONTAP(FSx for ONTAP)を指定できるようになりました。
主な技術内容:
- 移行対象: NetApp ONTAP を含む NetApp、Dell、Pure Storage などのベンダーブロックストレージ、ならびに VMware 環境のブロックストレージや NFS データストアからの移行を想定。
- 移行手法: AWS Transform が検出・計画し、移行ウェーブ(compute/network の再ホスティングと同じ波)内でブロックデータを直接 FSx for ONTAP ボリュームへ複製。中間ストレージや外部移行ツールを不要にすることでワークフローを一本化。
- 目的: アプリケーション側の管理手法(ONTAP に依存する運用方法)を変更せずに、ONTAP の機能(スナップショット、データ管理機能等)を活かしたまま AWS のマネージド基盤へ移行できる点。
- 利便性: 計算(EC2)再ホスティング、ネットワーク設定、ストレージレプリケーションを同一の移行プロセスで実行できるため、移行期間の短縮、ツール統合、リスク低減が期待できる。
注意: 現在はパブリックプレビューのため機能・リージョン・サポート範囲が限定される可能性があります。正式 GA の際に仕様が更新されることが想定されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド移行を行うインフラ/ストレージエンジニア、SRE、クラウド移行プロジェクトチーム、NetApp 環境を利用するアプリケーションオーナー
- 利用シーン: NetApp ONTAP や他社ブロックストレージから AWS へのリフト&シフト移行、VMware 環境のブロック/NFS データストアを含むサーバ移行の一括実行
- 運用効果: 中間ストレージや別ツールを排し、移行作業の手順を統合できるため移行コスト・時間・運用リスクが低減され、ONTAP の既存運用ポリシー(スナップショット等)を保持したままクラウドへ移行可能
技術的な注意点
- IAM権限: AWS Transform、FSx、EC2、VPC、S3(メタデータ/ログ格納等)などのリソースに対する適切な IAM 権限が必要。エージェントがオンプレ側と通信する場合は追加の認証設定が求められる可能性あり。
- リージョン制限: パブリックプレビューのため提供リージョンが限定される可能性があります。利用前に対応リージョンをドキュメントで確認してください。
- コスト: FSx for ONTAP のストレージ・スループット・データ転送料金、AWS Transform の利用に伴う料金、移行中のデータ転送コストが発生します。プレビュー段階では追加のコスト条件がある場合があるため事前に見積りを行ってください。
- 対応ストレージ: 記載の通り NetApp を含む主要ベンダーのブロックストレージ、VMware のブロック/NFS を想定。ただし、細かな互換性やファームウェア/構成依存の制約があるため移行前の互換性確認が必要です。
- エージェント/ネットワーク: AWS Transform エージェントのデプロイ、オンプレ側と AWS 間のネットワーク接続(VPN / AWS Direct Connect 等)、十分な帯域が必要。帯域不足は移行時間やアプリ影響に直結します。
- データ一貫性/ダウンタイム: アプリケーション整合性を保つためのクワイエス(I/O 確保)やスナップショット手順が必要になるケースがあります。移行中のパフォーマンス影響や必要な停止時間は事前検証してください。
- サポート/保証: パブリックプレビューは正式 GA 前の機能であり、SLA やサポートレベルが GA 時と異なる場合があります。商用移行前にサポート条件を確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-transform-vmware-fsx-for-ontap-preview
- https://aws.amazon.com/fsx/ontap/
- https://aws.amazon.com/transform-for-migrations/
[Marketplace] AWS Partner Central agents now guide new partners from registration to ready-to-sell
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Marketplace
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-central/
概要
AWS Partner Central のエージェントによるオンボーディング機能が一般提供(GA)になりました。コンソール上の対話型アシスタントまたは Model Context Protocol(MCP)経由で、新規パートナーを登録から Marketplace 出品準備まで案内します。
変更内容・新機能の詳細
エージェントは Partner Central コンソール内で常時利用可能なアドバイザとして動作し、企業サイトなどの公開情報を引き出してパートナープロファイル(対象業界、提供ソリューション、主要機能など)を自動作成します。各パートナーごとに「何を次に行うべきか」「なぜ必要か」を特定し、検証(verifications)、税情報、銀行口座設定、コンプライアンス要件などの完了に向けたステップ・バイ・ステップのガイダンスを提供します。これにより、従来は複数ドキュメントを参照していた手順を、個別化されたロードマップでオンデマンドに取得できます。エージェントにはコンソール操作による利用に加え、Model Context Protocol(MCP)を使ったプログラム的アクセスが可能で、自社の CRM やパートナーマネジメントツールへ統合できます。なお、本機能は商用の全 AWS リージョンで利用可能(GA)です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 新規および既存の AWS パートナー(ISV、コンサルティングパートナー、Marketplace 出品者、パートナーマネージャー)
- 利用シーン: 初回オンボーディングの自動化(プロフィール作成、税・銀行・検証手続きの案内)、Marketplace 出品準備の短縮、CRM や社内ツールへのオンボーディングワークフロー統合
- 運用効果: オンボーディング時間と人的コストの削減、手順の標準化によるエラー・不備の低減、サポート問い合わせ件数の削減、早期に販売開始できる体制の実現
- リージョン: 商用の全 AWS リージョンで利用可能(GovCloud / 中国リージョンは別途確認が必要)
技術的な注意点
- 前提条件: AWS Partner Central アカウント(パートナーレジストレーション済み)が必要です
- IAM権限: Partner Central コンソール内でエージェントを利用するためのアカウント/ロール権限を事前に確認してください(組織の管理者設定に依存します)
- MCP統合: プログラム的連携は Model Context Protocol(MCP)を使用します。MCP サーバーの設定や認証・ネットワーク構成、API 利用に関する実装が必要です(詳細は MCP server guide を参照してください)
- データとプライバシー: エージェントは公開情報(企業サイト等)を参照して自動でプロファイルを作成します。自動補完された情報は必ず確認・修正してください。税務・銀行情報等の機密データを扱う際は社内のコンプライアンス、暗号化・保存ポリシー、監査ログの要件を満たすようにしてください
- コスト: 発表文では追加料金の明示はありませんが、MCP 経由での統合や関連する AWS サービス利用(ログ保存やネットワーク転送、ホスティング)は通常の利用料が発生する可能性があります。導入前に想定コストを確認してください
- リージョン制限: 発表では「全商用リージョンで利用可能」と記載されていますが、GovCloud(US)や中国リージョンは別途対応状況を確認してください
- 運用上の注意: 自動入力・推奨アクションはあくまでガイドラインです。法務・税務・銀行情報の最終確認は社内担当(法務/財務)で実施してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-partner-central/
- https://aws.amazon.com/partners/
[S3] Amazon S3 adds annotations to provide AI agents and analytics tools with context for data discovery
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: S3
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-s3-annotations-business-context
概要
Amazon S3が「Annotations」機能を追加しました。オブジェクトにJSON/XML/YAML形式で最大1GBの業務コンテキストを付与でき、AIエージェントや分析ツールによるデータ発見と利用を容易にします。
変更内容・新機能の詳細
AnnotationsはS3オブジェクトに紐づける新しいメタデータ機能で、JSON/XML/YAMLで最大1GBまで格納可能です。Annotationsはいつでも追加・更新・削除でき、オブジェクトの耐久性・整合性特性に従い、コピーやレプリケーション時に移動し、オブジェクト削除時に消去されます。既存のメタデータ(システム定義メタデータ、タグ、ユーザー定義メタデータ)を補完するもので、スケールと柔軟性が大きく異なります。大規模検索・分析にはS3 MetadataにAnnotationsを取り込むことで、read-onlyのApache Icebergテーブルとして自動保存され、Amazon AthenaやIceberg互換ツールでのクエリが可能になります。さらに、SageMaker Unified Studio内のエージェントやS3 Tables MCPサーバーを組み込んだIDEから自然言語検索でAnnotationsを使ったオブジェクト検索が行えます。すべてのAWSリージョン(AWS Chinaリージョン含む)で利用可能で、AnnotationsテーブルはS3 Metadataが提供されるリージョンで利用できます。利用はAWS CLI、S3 API、SDKで行います。価格はS3の料金体系に従い、S3 MetadataやAthenaなどのクエリサービス利用時は別途課金が発生します。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データサイエンティスト、AI/MLエンジニア、データエンジニア、SRE/運用チーム、ガバナンス/コンプライアンス担当者
- 利用シーン: データカタログやメタデータ管理の統合(AIエージェントによるデータ発見、分析ジョブの入力選定、モデル学習用データのラベリング、データ系パイプラインでの自動選定)
- 運用効果: 別途メタデータストアを構築・維持する必要を減らし、データ発見の速度と精度を向上。コピー/レプリケーションによりコンテキストを保持して移行が容易になるため、データ移送やバックアップ時の手戻りを削減
- セキュリティ・ガバナンスへの影響: 業務コンテキストをオブジェクトに直接保持できるため、アクセス制御や監査ポリシーと組み合わせることでガバナンス強化が可能
技術的な注意点
- IAM権限: Annotationsを付与・取得するAPIやS3 Metadataへの露出に必要なS3系の権限(Put/Get系のS3権限、S3 MetadataやIcebergテーブルへクエリするためのAthena/Glue権限等)を事前に確認・付与してください
- リージョン制限: Annotations自体は全AWSリージョン(AWS China含む)で利用可能ですが、AnnotationsをS3 Metadataとしてテーブル化する機能はS3 Metadataが提供されるリージョンに限られます。事前に利用リージョンでのS3 Metadata提供状況を確認してください
- コスト: Annotations自体の格納はオブジェクトに紐づくためストレージサイズに影響する可能性があります(最大1GB/オブジェクト)。S3 Metadataに取り込んだ場合はIcebergテーブル保存コストおよびAmazon Athena等でのクエリ料金が発生します。大量利用時はコスト見積りを行ってください
- データ整合性・振る舞い: Annotationsはオブジェクトと同じ耐久性・整合性を持ち、コピー/レプリケーション時に移動し、オブジェクトの削除で削除されます。既存のオブジェクトへ後付け可能です
- サイズ・形式制約: JSON、XML、YAMLをサポート。1オブジェクトあたり最大1GBまで(構造の設計は大きなメタデータを想定した効率化を検討してください)
- 照会方法: オブジェクト単位はS3 API/CLI/SDKで取得可能。大規模検索・分析はS3 Metadata(Icebergテーブル)を利用してAthena等でクエリするか、SageMaker Unified StudioのエージェントやS3 Tables MCP対応IDEから自然言語検索を利用してください
- 既存ワークフローとの互換性: タグやユーザー定義メタデータとは目的とスコープが異なります。運用ルール(どの情報をAnnotationsに置くか)を設計して重複管理を避けてください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-s3-annotations-business-context
- https://aws.amazon.com/s3/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/metadata.html
[Ec2] Amazon EC2 P6-B200 instances are now available in the Asia Pacific (Mumbai) Region
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Ec2
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-ec2-p6-b200-mumbai/
概要
Amazon EC2の新しいP6-B200インスタンス(NVIDIA Blackwell GPU搭載)がアジアパシフィック(ムンバイ)リージョンで利用可能になりました。P5en比で最大2倍のAIトレーニング/推論性能を提供します。
変更内容・新機能の詳細
P6-B200インスタンスはNVIDIAのBlackwellアーキテクチャGPUを8基搭載し、合計で1440 GBの高帯域なGPUメモリを備えます。P5en世代と比較してGPUメモリ帯域が約60%向上しており、AIトレーニングおよび推論で最大2xの性能向上を実現します。CPUは第5世代Intel Xeon(Emerald Rapids)を採用し、ネットワークは最大3.2 TbpsのElastic Fabric Adapter(EFAv4)をサポートします。これらはAWS Nitro System上で動作し、Amazon EC2 UltraClustersを用いた数万GPU規模の分散スケールが可能です。現時点で提供されるサイズは p6-b200.48xlarge のみで、米国(オレゴン、ノースバージニア、オハイオ)、AWS GovCloud(US-West, US-East)、およびアジアパシフィック(ムンバイ)リージョンで利用可能です。大規模なデータ並列/モデル並列トレーニング、低レイテンシな分散推論、通信集中型のHPCワークロードに適しています。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 機械学習エンジニア、データサイエンティスト、HPC/シミュレーション開発者、SRE/クラウドアーキテクト
- 利用シーン: 大規模LLMやニューラルネットワークの分散トレーニング、低レイテンシ/高スループット推論、通信集約型の並列計算(モデル並列・パイプライン並列)
- 運用効果: 学習時間の短縮と推論スループットの向上、EFAv4による高帯域・低遅延ネットワークでスケール効率が改善され、より短期間での実験サイクルやコスト対効果の向上が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: インスタンス起動、ENI/EFAのアタッチ、IAMロールの割当てなどのEC2/VPC/IAM権限が必要です
- リージョン制限: 現時点では p6-b200.48xlarge は US West (Oregon), US East (N. Virginia, Ohio), AWS GovCloud (US-West, US-East) および Asia Pacific (Mumbai) のみで提供されています
- コスト: 大量のGPUリソースを消費するためオンデマンド料金は高額になります。スポットやSavings Plans/リザーブドインスタンスの検討、データ転送コストの確認を推奨します
- ドライバー/AMI: NVIDIA Blackwellに対応した最新のNVIDIAドライバー、CUDA、cuDNN、NCCLが必要です。EFAv4用のカーネルドライバー/libfabricなども適切にインストールされた最適化済みDeep Learning AMIの利用を推奨します
- サービスクォータ: デフォルトのGPUインスタンス上限が適用されます。大量に起動する場合は事前にサービスクォータの引き上げ申請が必要です
- スケーリングとUltraClusters: UltraClustersを利用した数千〜数万GPUスケールでは、専用の配置戦略・EFA設定・ソフトウェアスタック(分散通信ライブラリ、チェックポイント戦略等)の事前検証が重要です
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-ec2-p6-b200-mumbai/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/p6/
[Management Console] AWS Management Console Private Access now works without internet connectivity
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Management Console
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-management-console-private/
概要
AWS Management Console Private Accessがインターネット接続なしでAWSコンソールにアクセスできるようになりました。VPCエンドポイント(AWS PrivateLink)経由でサポートされるサービスのコンソールトラフィックを閉域で流せるため、エアギャップや厳格なネットワーク制御下でもコンソール操作が可能になります。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、従来はインターネット経由が必要だったManagement Console Private Accessが、VPC内のインターフェースVPCエンドポイント(AWS PrivateLink)を経由してコンソールトラフィックを送ることを正式にサポートします。これによりコンソールへのアクセス経路を完全にプライベート化でき、VPCエンドポイントポリシーでアクセスを特定のAWSアカウントや組織に限定したり、IAM・サービスコントロールポリシー(SCP)・リソースポリシーで利用元ネットワークを必須化するなど、複数レイヤでのアクセス制御が可能です。実装手順の概略は、対象サービスのサポート有無を確認の上、対応するインターフェースVPCエンドポイントをVPCのサブネットに作成し(ENI・私設DNSを利用)、エンドポイントポリシーでアクセス先アカウント/組織を制限、必要に応じてセキュリティグループやネットワークACLで通信制御を行います。本機能は全てのAWS商用リージョンで利用可能で、料金は背後で使われるAWS PrivateLinkのVPCエンドポイント使用量とデータ処理に対して発生します。なお、すべてのコンソールページやサービスが即座に対象になるわけではないため、サポート済みサービス一覧はドキュメントで確認してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 規制業界(金融、政府、防衛、ヘルスケア)や社内で厳格なネットワーク分離を要求するエンタープライズ、セキュアな管理コンソールアクセスを必要とするクラウド運用チーム
- 利用シーン: インターネット非接続(エアギャップ)や厳密な境界制御下でのAWS Management Console操作、内部監査や機密データ管理を行う運用作業、認可済みネットワークからのみ管理作業を許可する環境構築
- 運用効果: インターネット経路を排除することで外部攻撃面を低減し、VPCエンドポイントポリシーやIAM/SCPと組み合わせた厳格なアクセス制御により準拠性(compliance)と監査証跡の要件を満たしやすくなる
技術的な注意点
- IAM権限: VPCエンドポイント(ec2:CreateNetworkInterface / ec2:CreateVpcEndpoint など)作成・管理、エンドポイントポリシー設定、IAM/SSO設定の権限が必要です。ログイン/認証に関するIAMやAWS SSOの設定も事前確認してください
- VPC設定: インターフェースエンドポイントはサブネットとセキュリティグループを必要とします。ENIの稼働やプライベートDNS有効化、ルートやNACL/SGの設定を確認してください
- サポートサービス: すべてのサービスコンソールが対象とは限りません。利用前にサポート済みサービス一覧を公式ドキュメントで確認してください
- リージョン制限: 公表時点で「全てのAWS商用リージョンで利用可能」とされていますが、新機能のロールアウト状況は変わるため利用リージョンでのサポート状況を確認してください
- コスト: 追加料金はAWS PrivateLink(インターフェースVPCエンドポイント)のエンドポイント使用料およびデータ処理料が発生します。トラフィック量に応じたコスト試算が必要です
- 運用上の注意: コンソールの認証フロー(MFA、SSO)やサードパーティのIDプロバイダー連携がプライベートアクセス経路で問題なく動作するか事前検証してください
- 監査/ログ: CloudTrailやVPCフローログ/エンドポイントログなどでアクセス監査を有効にし、エンドポイントポリシーやIAMの変更が監視されるようにしてください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-management-console-private/
- https://docs.aws.amazon.com/vpc/latest/privatelink/what-is-privatelink.html
[Bedrock] Amazon Bedrock AgentCore Memory now supports strictly consistent metadata for long-term memory
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Bedrock
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/05/agentcore-memory-scmetadata
概要
Amazon Bedrock AgentCore Memoryが、アプリケーション側で指定したメタデータ値をそのまま長期メモリに保存する「STRICTLY_CONSISTENT」抽出タイプをサポートしました。これによりLLMによる推測を介さずに厳密なメタデータ整合性とグルーピングが可能になります。
変更内容・新機能の詳細
AgentCore Memoryは短期メモリから有用な情報を抽出して長期メモリレコードとして保持します。新機能では、メタデータキーの抽出タイプをSTRICTLY_CONSISTENTに設定すると、短期メモリイベントでアプリケーションが渡したSTRING型の値がLLMによる推論や書き換えを受けることなく、そのまま長期メモリのレコードに反映されます。STRICTLY_CONSISTENTキーはイベントの抽出および統合(consolidation)時のグルーピング境界としても機能し、同一値を持つイベントのみが一緒に抽出・統合され、異なる値を持つイベントは意味的に近くても決してマージされません。各ストラテジーにつき最大3つのSTRICTLY_CONSISTENTキーを設定可能で、対応ストラテジーはsemantic、user preference、episodicおよびカスタムオーバーライドです。キーはメモリのindexed keysとして宣言する必要があり、STRING型でなければなりません。従来のLLM推論によるメタデータとSTRICTLY_CONSISTENTキーは同一資源上で共存できます。詳細な設定手順は「Long-term memory metadata」のドキュメントを参照してください。機能はAgentCore MemoryがサポートされているすべてのAWSリージョンで利用可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: LLMを利用したメモリ管理を行うアプリケーション開発者、プラットフォーム運用者、マルチテナントSaaS開発者
- 利用シーン: 部門別検索・取り出し(department-scoped retrieval)、準拠性(コンプライアンス)で規制レコードを隔離する場面、テナントごとにメモリを独立処理するマルチテナント構成
- 運用効果: アプリ提供のメタデータがLLMによる推論で変わるリスクが排除され、想定どおりのグルーピングと統合が保証されるため、データ隔離・コンプライアンス管理・クエリ精度が向上する
技術的な注意点
- IAM権限: AgentCore Memoryのメモリ設定(indexed keysや抽出タイプ変更)と長期メモリ操作に必要なBedrock/AgentCore関連の権限を付与してください(APIやコンソール操作権限)。
- リージョン制限: AgentCore MemoryをサポートするすべてのAWSリージョンで利用可能です(記事参照)。
- コスト: 新機能自体の追加料金は明記されていませんが、長期メモリのストレージや検索・リクエストに伴う通常の料金が発生する可能性があります。設計時にストレージ増加やクエリ頻度によるコスト影響を評価してください。
- キー制約: STRICTLY_CONSISTENTとして設定できるのは最大3つ/ストラテジー、型はSTRING、かつメモリのindexed keysとして事前に宣言する必要があります。
- サポートストラテジー: semantic、user preference、episodic、およびカスタムオーバーライドでサポートされます。
- 共存: LLM推論によるメタデータキーとSTRICTLY_CONSISTENTキーは同一メモリリソース上で共存できます。
- データ統合挙動: STRICTLY_CONSISTENTキーの値が異なるイベントは意味的に類似していても統合・マージされないため、統合ポリシーに応じたキー設計が必要です。
- 実装注意: アプリ側で短期メモリイベントにメタデータを添付して送信する必要があります。非文字列型や未宣言キーは利用できません。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/05/agentcore-memory-scmetadata
- https://aws.amazon.com/bedrock/
[Fsx For Openzfs] Amazon FSx for OpenZFS now supports on-demand data replication across AWS opt-in Regions
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Fsx For Openzfs
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/on-demand-cross-region-replication/
概要
Amazon FSx for OpenZFSがオンデマンドのリージョン間データレプリケーションで「opt-in(デフォルト無効)」リージョンへのスナップショット転送をサポートしました。これにより、より多くのAWSリージョンへ増分ポイントインタイムスナップショットを簡単に転送でき、DRやリージョン分散による低遅延アクセスが実現しやすくなります。
変更内容・新機能の詳細
今回の拡張により、Amazon FSx for OpenZFSのオンデマンドデータレプリケーションは、従来の「デフォルトで有効」リージョン間だけでなく、アカウント側で有効化(opt-in)したリージョンへも増分のポイントインタイムスナップショットを送受信できるようになりました。機能のポイントは以下の通りです。
- レプリケーション対象: OpenZFSボリュームのポイントインタイムスナップショット(増分転送)。
- 対象リージョン: Amazon FSx for OpenZFSが提供されている全リージョン(デフォルト有効リージョンと、アカウントでopt-inしたリージョンの両方)で利用可能。
- 利用シナリオ: 災対策(DR)、別リージョン/別アカウントへの本番データ複製、グローバルユーザー向けの低遅延データ配信など。
- パフォーマンス/機能: FSx for OpenZFSのスナップショットは増分で転送され、ストレージ効率(スナップショット/クローン/圧縮)を活かしつつサブミリ秒のレイテンシと最大10 GB/sのスループットを維持します。
- 料金: オンデマンドレプリケーション機能自体に追加料金はありませんが、リージョン間/アカウント間の標準的なAWSデータ転送料金および複製先でのストレージ費用は適用されます。
- 利用開始: AWS マネジメントコンソールのAmazon FSx画面、またはオンデマンドレプリケーションの公式ドキュメントを参照して設定を行います。
- 以前の制限: 従来はデフォルト有効のリージョン間でのみオンデマンドレプリケーションが可能でしたが、本拡張によりopt-inリージョンも対象になりました。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド/インフラエンジニア、SRE、バックアップ/DR担当者、グローバルアプリケーション運用チーム
- 利用シーンまたは効果: 災害復旧(DR)構成の拡張、別リージョンや別アカウントへの本番データ複製、グローバルなエンドユーザーへの低遅延データ配信、規制やデータ主権要件に対応するリージョン配置
- 運用効果: リージョン選択肢の拡大によりDR設計やデータ分散アーキテクチャの柔軟性が向上し、増分スナップショットにより帯域・ストレージの効率化が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: レプリケーションを実行するために fsx のスナップショット作成・レプリケーション関連の権限(例: fsx:CreateSnapshot, fsx:ReplicateSnapshot など)や、クロスアカウント時は sts:AssumeRole/iam:PassRole 等の権限が必要になる場合があります。具体的な最小権限はドキュメントで確認してください。
- KMSキー: 暗号化されたファイルシステム/スナップショットをレプリケートする場合、送信先リージョンで利用可能なカスタマー管理キー(CMK)と適切なKMS許可が必要です。リージョン間でキー管理ポリシーやキーポリシーの整備が必要です。
- リージョン制限: 機能自体はAmazon FSx for OpenZFSが提供されているすべてのリージョン(デフォルト有効とopt-in両方)で利用可能ですが、opt-inリージョンはアカウント側で有効化する必要があります。リージョンごとの提供状況は変更される可能性があるため、最新情報を確認してください。
- コスト: オンデマンドレプリケーション機能に対する追加料金は発生しませんが、リージョン間データ転送(アウトバウンド)料金と、複製先でのスナップショット/ストレージ費用は適用されます。大容量の初回転送や頻繁なフルスナップショットはコストに影響します。
- クロスアカウント設定: 異なるAWSアカウント間でレプリケーションする場合、ターゲット側に適切な受入設定(ロール付与やリソースポリシー)が必要です。事前に権限とロールを整備してください。
- パフォーマンス/運用: 増分転送とはいえ、初回フルスナップショットや大きな差分を転送する際は時間と帯域幅が必要です。運用上は転送時間、スループット、転送ウィンドウを考慮してスケジュールを計画してください。
- 利用開始手順: AWSコンソールのAmazon FSxからオンデマンドレプリケーションを設定するか、公式ドキュメントの手順に従ってCLI/APIで設定します。設定前に対象リージョンの有効化、KMS設定、IAMロールを確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/on-demand-cross-region-replication/
- https://aws.amazon.com/fsx/openzfs/
- https://docs.aws.amazon.com/fsx/latest/OpenZFSGuide/
[Cloudwatch Logs] Amazon CloudWatch introduces Log Analytics for unified log analysis
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Cloudwatch Logs
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-log-analytics/
概要
Amazon CloudWatch に Log Analytics が追加され、CloudWatch Logs Insights(クエリ/分析)、Live Tail(リアルタイムストリーミング)、Contributor Insights(寄与者分析)を単一コンソールで統合して利用できるようになりました。複数タブでの並行クエリ実行や既存の Logs Insights 機能(パターン、保存クエリ(パラメータ対応)、ファセット、自然言語クエリ生成、可視化)をそのまま利用できます。
変更内容・新機能の詳細
Log Analytics は CloudWatch Logs の統合コンソール体験で、以下を1箇所で操作可能にします:
- Logs Insights:複雑なログクエリ、保存クエリ(パラメータ対応)、パターンマッチ、ファセットを用いた対話的探索、自然言語によるクエリ生成、結果の可視化。
- Live Tail:ログのリアルタイムストリーミング表示。
- Contributor Insights:ログ中の上位寄与者(例:トップエラーソースやホストなど)の特定。 主な使い勝手としては、複数タブで同時に別クエリを実行して比較調査でき、Live Tail と Contributor Insights を Log Analytics 内から直接起動できます。Log Analytics がデフォルトの画面となり、希望する場合はオプトアウトして従来どおり Logs Insights/Live Tail/Contributor Insights を個別に表示することも可能です。提供は全ての商用 AWS リージョンで有効で、料金はそれぞれの基礎機能(Logs Insights クエリ実行、Live Tail、Contributor Insights)の既存の課金体系に準じます。コンソールで CloudWatch → Log Analytics を選択して開始します。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SRE/運用チーム、開発者、セキュリティアナリスト、サイト信頼性エンジニア、SaaS プロダクトのログ分析担当者
- 利用シーン: インシデント対応時の高速なログ調査(複数クエリの並列実行)、リアルタイムのログ監視(Live Tail)、障害や高負荷の原因となる寄与者の特定(Contributor Insights)
- 運用効果: ログ調査と可視化のワークフローが統合されることでトラブルシューティング時間が短縮され、複数ツール間の切替コストが減少します
技術的な注意点
- IAM権限: CloudWatch Logs のクエリ実行や結果参照、Live Tail、Contributor Insights の操作に必要な権限を付与してください(例: logs:StartQuery, logs:StopQuery, logs:GetQueryResults, logs:FilterLogEvents, logs:DescribeQueries, さらに Contributor Insights の操作権限など)。コンソール操作に必要な CloudWatch コンソール用の権限も確認してください。
- リージョン制限: 記事によれば全ての商用 AWS リージョンで利用可能です。ただし特定リージョンでのロールアウト状況は変わる可能性があるため、利用前にコンソールでの表示を確認してください。
- コスト: Log Analytics 自体に新たな料金体系はなく、Logs Insights クエリ(スキャンしたデータ量基準)、Live Tail、Contributor Insights の既存料金に準じた課金が発生します。クエリ実行頻度やスキャン量、リアルタイムストリーミング使用状況によりコストが増加する点に注意してください。詳細は CloudWatch の料金ページを参照してください。
- 互換性・制限: 既存の Logs Insights の機能(保存クエリやファセット、可視化、自然言語クエリ生成)は継続して利用可能です。既存の API/クォータやデータ保持ポリシー、クエリ時間制限などの制限は引き続き適用されます。特定の大規模ワークロードではクエリの最適化やサンプル化の検討が必要です。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-log-analytics/
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/logs/WhatIsCloudWatchLogs.html
- https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/logs/CWL_AnalyzeLogData.html
- https://aws.amazon.com/cloudwatch/pricing/
[General] Amazon Route 53 Resolver DNS Firewall now supports Palo Alto Networks Advanced DNS Security (Preview)
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-route-53-resolver-dns/
概要
Amazon Route 53 Resolver の DNS Firewall がプレビューとして Palo Alto Networks (PANW) Advanced DNS Security をサポートします。PANW の DNS 脅威インテリジェンスをルール作成ワークフロー内で直接適用でき、VPC やハイブリッド環境の DNS トラフィックに対する統合的な保護を実現します。
変更内容・新機能の詳細
今回の統合により、セキュリティ管理者は Route 53 DNS Firewall のルール作成時に組み込みの AWS Marketplace ウィジェットを通じて Palo Alto Networks Advanced DNS Security をサブスクライブし、Command and Control、Malware、Phishing、Newly Registered Domains などのセキュリティカテゴリをルールに適用できます。適用は Amazon VPC 内のクエリだけでなく、Route 53 Resolver エンドポイントを経由して転送されたオンプレミスやハイブリッドの DNS クエリにも及び、AWS 管理のドメインリストと PANW のインテリジェンス(fast-flux 保護、DNS トンネリング検出、DNS rebinding 保護、DGA 検出等)を組み合わせた検出・防御が可能です。運用面では各 VPC に対して個別に PANW ファイアウォールをデプロイする必要がなくなり、AWS Resource Access Manager(RAM)、Route 53 Profiles、AWS Firewall Manager によるマルチアカウント管理がサポートされます。可視化も強化され、AWS Security Hub のファインディングや、クエリログを Amazon S3 / Amazon Kinesis Data Firehose / Amazon CloudWatch Logs に保存して分析できます。プレビュー提供リージョンは US East (Ohio)、US West (N. California)、Europe (London)、Europe (Frankfurt)、Asia Pacific (Tokyo)、Asia Pacific (Mumbai)、Asia Pacific (Singapore)、Africa (Cape Town) です。既存の DNS Firewall Advanced 利用者は既存ルールグループに PANW ルールを追加しても追加の DNS Firewall 料金は発生せず、プレビュー期間中は Palo Alto Networks の Marketplace サブスクリプションが無料となります。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: セキュリティチーム、クラウド/ネットワークエンジニア、SRE、ハイブリッド環境を運用する組織
- 利用シーンまたは効果: VPC 内外の DNS トラフィックに対する統合的な脅威検出・遮断(マルウェア、C2、フィッシング、DGA、DNS トンネリング等)の適用
- 運用効果: VPC ごとの専用 PANW アプライアンス不要による運用簡素化・コスト最適化、マルチアカウント環境での一元管理、Security Hub とログ連携による可視性向上
技術的な注意点
- IAM権限: Route 53 Resolver / DNS Firewall の管理権限に加え、AWS Marketplace のサブスクリプション権限、RAM/Firewall Manager を使う場合はそれらの権限が必要です
- リージョン制限: プレビューは限定リージョンのみ(Ohio, N. California, London, Frankfurt, Tokyo, Mumbai, Singapore, Cape Town)で提供。その他リージョンでは未対応です
- コスト: プレビュー期間中は PANW Marketplace サブスクリプションが無料ですが、将来的に有償化される可能性があります。DNS Firewall、Resolver エンドポイント、ログ保存(S3/Firehose/CloudWatch)、Security Hub や Firewall Manager の利用に伴う通常の AWS 料金は発生します
- 導入手順: DNS Firewall コンソールのルール作成フロー内で Marketplace ウィジェットからサブスクライブし、該当のセキュリティカテゴリをルールに追加する必要があります
- オンプレ連携: オンプレ/ハイブリッドの DNS を保護するには Route 53 Resolver フォワーダー(エンドポイント)を通す設定が必要です
- ログ/可視化: クエリログ出力先(S3/Firehose/CloudWatch)や Security Hub 連携の設定を事前に構成してください
- サポート/保証: プレビュー機能のため機能/可用性・サポート範囲が GA 時と異なる可能性があります。運用前にプレビュー注記を確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-route-53-resolver-dns/
- https://docs.aws.amazon.com/Route53/latest/dns-firewall/
- https://aws.amazon.com/route53/pricing/
[ECS] Amazon ECS Express Mode is now available in AWS GovCloud (US) Regions
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: ECS
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-ecs-express-mode-govcloud/
概要
Amazon ECS Express ModeがAWS GovCloud (US-East / US-West)リージョンで利用可能になりました。コンテナイメージを渡すだけで即座にHTTPS対応のアプリをデプロイでき、インフラ資源は顧客アカウント内に保持されます。
変更内容・新機能の詳細
ECS Express Modeは、開発者がWebアプリやAPIなどのコンテナ化アプリケーションを迅速に起動・公開できるマネージドなデプロイ方式です。主な機能は次のとおりです:
- コンテナイメージを指定すると自動でリソースをプロビジョニングし、アプリ用のAWS提供ドメイン名(自動生成URL)を付与して即時アクセス可能にします。
- 公開/プライベートのHTTPSリクエストに対応し、トラフィックに応じてスケールします(オートスケーリングの利用を含む)。
- 単一のApplication Load Balancer(ALB)で最大25サービスを集約し、ルールベースのルーティングでサービス間の分離を維持します。
- Express Modeで作成された全てのリソースは顧客のAWSアカウント内に残るため、必要に応じて直接リソースを参照・修正できます。稼働中アプリへの影響なく、ECSや関連サービスのフル機能を利用可能です。
- デプロイ方法はAmazon ECSコンソール、SDK、CLI、CloudFormation、AWS CDK、Terraformに対応します。
- Express Mode自体に追加料金はなく、実際には作成される基盤リソース(Fargate/EC2、ALB、ロードバランサー時間/処理、データ転送等)の料金が発生します。 今回の発表はAWS GovCloud (US-East)とAWS GovCloud (US-West)への展開を示しています。GovCloudは米国政府関連ワークロードや規制要件を持つ顧客向けのリージョンであり、その環境でExpress Modeが利用可能になった形です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: 政府機関・規制対応が必要な組織、SRE/プラットフォームエンジニア、アプリ開発者
- 利用シーンまたは効果: 素早いプロトタイピングや公開API/ウェブサービスの即時公開、ガバメントクラウド環境でのコンプライアントなアプリ展開
- 運用効果: インフラの初期構築工数を削減し、運用チームは必要に応じて生成リソースを直接編集して柔軟に最適化可能
- スケーラビリティ影響: トラフィックに応じた自動スケーリングにより性能維持が容易
- セキュリティ/コンプライアンス影響: GovCloudで利用可能になったため、規制対応環境での迅速なデプロイが可能
技術的な注意点
- リージョン制限: 本発表は AWS GovCloud (US-East) と AWS GovCloud (US-West) 向けのリリースです。他リージョンの状況は別途確認してください
- IAM権限: ECSサービス、タスク実行ロール、ELB作成、ログ出力(CloudWatch)、必要に応じてRoute53やCertificate Managerへのアクセス権限が必要です。事前にポリシーを確認してください
- コスト: Express Mode自体の追加料金はありませんが、利用する基盤リソース(Fargate/EC2インスタンス、ALB時間・処理、データ転送、ECR等)の通常料金が発生します
- ALB制限: 単一ALBあたり最大25サービスを統合する設計です。サービス数が多い場合は設計検討が必要です
- カスタムドメイン: AWS提供の自動生成ドメインが即時付与されますが、独自ドメインを使用する場合は追加のDNS/証明書設定(Route53やACMの利用)が必要です
- インフラ可視性/操作: すべてのリソースは顧客アカウント内に作成されるため、必要に応じて直接リソースを参照・変更できますが、変更は稼働中の挙動に影響する可能性があるため注意してください
- デプロイ手段: コンソール、AWS SDK/CLI、CloudFormation、CDK、Terraformからの利用が可能です
- 監査/ログ: CloudWatch LogsやCloudTrailでの監査・ログ収集を構成しておくことを推奨します
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-ecs-express-mode-govcloud/
- https://docs.aws.amazon.com/ecs/latest/developerguide/ecs-express-mode.html
[Cost Explorer] AWS launches Cost Explorer historical data retention for accounts in billing groups
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: Cost Explorer
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-cost-explorer/
概要
AWSは、Billing ConductorとBilling Transferで請求グループにマッピングされたアカウントについて、Cost Explorer上で元の“請求可能レート(billable rates)”での過去データの参照を維持する機能を公開しました。これにより、請求グループを利用しても履歴データの連続性が保たれます。
変更内容・新機能の詳細
従来は、Billing ConductorやBilling Transferでアカウントを請求グループ(billing groups)にマッピングすると、Cost Explorerで表示される過去の請求データ(AWSが請求したレートでの履歴)が制限され、支払者側が提示するプロフォーマ(pro forma)レートのみが表示されるケースがありました。本機能の公開により、請求グループに含まれるアカウントでも、Cost Explorerで当該アカウントが元々課金された“billable rates”での過去データにアクセスできるようになります。既にBilling ConductorおよびBilling Transferにオンボード済みのアカウントは追加の操作不要で自動的に過去データへのアクセスが復元されます。これにより、移行後もレポートやコスト分析の連続性が確保され、過去と現在のコスト比較やトレンド分析が容易になります。Billing Transferは全てのAWSリージョンで利用可能ですが、GovCloudおよび中国(北京・寧夏)リージョンは除外されています。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウドコスト管理者、FinOpsチーム、複数アカウントを統合している組織(Billing Conductor/Billing Transfer利用者)
- 利用シーン: Cost Explorerでの過去データを用いたコスト推移分析、予算/アラートの整合性検証、月次請求差分の追跡
- 運用効果: 請求グループ移行後も過去の“billable rates”ベースのデータが保持されるため、レポートやダッシュボードの再作成を最小化し、分析や請求照合の継続性が確保される
技術的な注意点
- IAM権限: Cost ExplorerやBilling Conductor/Billing Transfer関連の表示権限(ce:GetCostAndUsage、aws-portalやbilling関連の表示権限等)が適切に設定されていることを確認してください。支払者アカウントと請求対象アカウント間での役割委任(cross-account roles)が必要な構成では該当ロールの設定を確認してください。
- リージョン制限: Billing TransferはGovCloudおよび中国(北京・寧夏)リージョンを除く全リージョンで利用可能です。該当リージョンを利用している組織は機能適用対象外となります。
- コスト: ニュース記事では追加料金について明示されていませんが、Billing ConductorやBilling Transferの導入は請求構成や表示されるレートに影響するため、請求書や料金構成を確認してください。特にプロフォーマレートとAWS請求レートの違いがレポート結果に影響する点に注意してください。
- 既存アカウント挙動: 既にBilling ConductorとBilling Transferにオンボード済みのアカウントは追加の操作不要で過去データへのアクセスが復元されます。新規オンボーディング時はアカウントマッピング設定を確認してください。
- 互換性: Cost Explorerのレポートや既存ダッシュボードは、表示レート(pro forma vs billable)に依存するため、期待する表示レートを確認してクエリ/可視化を調整してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-cost-explorer/
- https://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/aboutv2/
- https://docs.aws.amazon.com/cost-management/latest/userguide/
[General] AWS Lambda Managed Instances now supports Tag Propagation for Managed Resources
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-lambda-managed-instances-tag-propagation/
概要
AWS Lambda Managed Instances (LMI) がタグのプロパゲーションをサポートしました。Capacity Provider の設定で指定したタグを、LMI が作成する EC2 インスタンス、EBS ボリューム、ENI 等の管理下リソースへ自動的に適用できます。
変更内容・新機能の詳細
今回のアップデートにより、Capacity Provider の PropagateTags 設定を使ってタグの自動伝播を有効化できます。CreateCapacityProvider または UpdateCapacityProvider API で mode を Explicit に設定し、キー/バリュー形式のタグを指定すると、その設定以降に LMI がプロビジョニングする新規の管理リソース(Amazon EC2 インスタンス、Amazon EBS ボリューム、ENI など)に対して自動でタグが付与されます。タグ指定は AWS Management Console、AWS CLI、AWS CloudFormation、AWS CDK、AWS SAM から行えます。これにより、コスト配分(Cost Allocation)、組織のガバナンス(Service Control Policies の条件やタグベースの許可)、およびコンプライアンス要件に沿った一貫したタグ運用が容易になります。既存のリソースへの遡及的適用は行われず、新規作成分にのみ適用される点に注意してください。機能は LMI が一般提供されているすべての AWS 商用リージョンで利用可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: クラウド管理者、SRE、コスト管理チーム、セキュリティ/ガバナンス担当者
- 利用シーンまたは効果: コスト配分レポートや請求タグの一貫性確保、SCP や IAM ポリシーでのタグベース制御、監査/コンプライアンス要件(承認済みタグの強制)への準拠
- 運用効果: 手動タグ付けやカスタムオートメーションを削減し、LMI が作成するリソース全体で一貫したタグ付けが実現。コスト追跡とガバナンスが容易になる
- 対象リソース: LMI がプロビジョニングする管理下の EC2 インスタンス、EBS ボリューム、ENI など(設定後に作成される新規リソースに適用)
技術的な注意点
- IAM権限: Capacity Provider の作成/更新を行う IAM ユーザー/ロールに該当 API 実行権限(CreateCapacityProvider/UpdateCapacityProvider 等)や関連するリソースへタグ付けする権限が必要。詳細な権限は組織の権限設計に応じて確認してください
- 既存リソース: 本機能は設定後に LMI が新規に作成する管理リソースにのみ適用され、既存のリソースには遡及適用されません
- 設定反映: PropagateTags を Explicit に設定しタグを指定することで動作します。モードやタグ指定の方法は API/コンソール/CloudFormation/CDK/SAM によって若干の表記差分があります
- タグ制約: AWS のタグ命名規則(キー長、値長、予約プレフィックス aws: の使用禁止など)に従う必要があります
- リージョン制限: LMI が一般提供されている AWS 商用リージョンで利用可能です。リージョンごとの提供状況は事前に確認してください
- コスト: タグ自体に追加料金は発生しませんが、タグを利用したコスト配分やレポートの精度向上による運用効果が期待できます
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-lambda-managed-instances-tag-propagation/
- https://aws.amazon.com/lambda/managed-instances/
[General] AWS DevOps Agent expands with custom SRE agents and MCP/A2A protocols
- 公開日: 2026-06-16 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/aws-devops-agent-custom-agents/
概要
AWS DevOps AgentがカスタムSREエージェント、Bring‑Your‑Ownサブエージェント、およびMCP/A2Aプロトコルによるヘッドレスアクセスをサポートしました。これにより定期的なSREワークフローの自動化、外部エージェントとの連携、既存の開発ツールやAIアシスタントからの利用が可能になります。
変更内容・新機能の詳細
主な変更点と機能
- カスタムSREエージェント: Agent Spaces内でチームが独自のエージェントを作成・スケジュールできるようになりました。例: 毎日のDBヘルスレポート(低速クエリ検出やチューニング対象パラメータ抽出)、過去24時間のログをレビューして異常をフラグするエージェントなど。
- BYO(bring‑your‑own)サブエージェント: Amazon Bedrockやサードパーティのフレームワークで構築したサブエージェントをA2Aプロトコル経由で接続し、DevOps Agentの機能を拡張できます(推論やカスタム処理を外部で実行して結果を取り込むパターン)。
- ヘッドレスアクセス(MCP/A2A): A2A/MCPプロトコルにより、KiroやClaudeなどのコーディングアシスタントやIDEプラグインから直接DevOps Agentを呼び出せます。これによりコンテキスト切替なしで実稼働の健全性確認や障害調査が可能です。
- チャットとナレッジ機能の強化: メモリ(memories)を用いた継続的なナレッジ蓄積、Gitで管理するスキル群(Git-managed skills)、顧客定義ルールに基づくインシデントスキップ、ヒューマンラベリングやタスク品質を追跡するカスタムダッシュボード等が追加されました。
- 可用性拡張: 5つの新リージョンで利用可能になりました(詳細はサポートリージョン表を参照)。 運用上の利用例
- 定期的なDBチューニング候補の自動検出とレポート配信
- 24時間ログを自動解析して異常アラートを生成、エンジニアへチケット起票
- IDEからワンアクションで本番のヘルスチェックやトラブルシュートを実行
- BedrockベースのカスタムMLモデルをサブエージェントとして接続し、ドメイン固有の異常検出を実行 実装上のポイント
- A2A/MCP対応クライアント(例: Kiro、特定のIDEプラグイン、外部エージェントフレームワーク)が必要
- サブエージェントは外部リソース(Bedrockや自社インフラ)を利用するため、接続認証やネットワーク設定が必要
- スケジュール実行やメモリ保持はコスト/データ保持ポリシーに影響するため設計時に考慮すること
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: SRE/運用チーム、プラットフォームエンジニア、DevOpsエンジニア、SaaSプロダクトチーム
- 利用シーンまたは効果: 定期的なシステム健全性チェックやログ異常検出の自動化、IDEやAIアシスタントからの即時トラブルシュート、外部MLモデルやカスタム処理の統合による検出精度向上
- 運用効果: 手動作業の削減、問題検出から対応までのリードタイム短縮、既存ツールとの統合による作業フローの簡素化
- 導入の前提/依存: A2A/MCP対応クライアントやサブエージェントの実装(Bedrock等)、適切なIAMとネットワーク構成が必要
技術的な注意点
- IAM権限: DevOps Agentの操作、サブエージェント接続、Amazon Bedrock呼び出しなどに対する適切なIAMロール・ポリシーが必要です(最小権限原則を適用してください)
- リージョン制限: 本機能は5つの新リージョンに拡張されましたが、全リージョンで利用できるわけではありません。利用前にサポートリージョン表を確認してください
- コスト: スケジュール実行(定期ジョブ)、メモリ保存、外部Bedrock呼び出し、ヒューマンラベリングやダッシュボード運用に伴う追加料金が発生する可能性があります
- セキュリティ: ヘッドレス/エージェント間通信(A2A/MCP)経路の認証・暗号化、サブエージェントによる機密データの取り扱い、ログ・監査(CloudTrail等)を設計に組み込む必要があります
- 互換性/前提技術: A2A/MCPプロトコルに対応したクライアントまたはエージェントランタイムが必要。サードパーティ製サブエージェントはそのフレームワーク依存性やライセンスに注意してください
- 運用管理: Git-managed skillsを利用する場合はリポジトリ読み取り/書き込み権限、CI/CDとの連携運用設計、メモリやスキルのライフサイクル管理を計画してください
- その他: 自動スケジュールによる実行はリソース使用量とコストに影響します。テスト環境で負荷と出力品質を検証してから本番運用を開始してください