2026年08月05日
[VPC] [Preview Announcement] Re-introducing Forward Proxy as AWS Network Firewall Functionality
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: VPC
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-network-firewall-forward-proxy-preview/
概要
AWS Network Firewallに明示的なフォワードプロキシ機能が再導入されました。既存のファイアウォール機能と同じセキュリティポリシーを使い、no-source-preservationモードで明示プロキシとして動作します(パブリックプレビュー、米国東部(オハイオ)で提供)。
変更内容・新機能の詳細
今回のリリースでは、以前プレビューとして出ていた独立したNetwork Firewallプロキシ製品を統合し、明示的なフォワードプロキシ機能をNetwork Firewallの1つの機能として再導入しました。主なポイントは以下の通りです。
- 統合ポリシー: 既存のFirewallポリシー(マネージドルールグループ、アクティブ脅威防御、Geo-IPフィルタ、URL/ドメインカテゴリフィルタ、Amazon EKS/ECS向けコンテナ属性ベースルールなど)をそのまま明示プロキシ機能と透過ファイアウォール機能の両方で共有できます。
- no-source-preservationデプロイメント: プロキシがクライアントの送信元IPを保持せず(SNATされる形)、明示プロキシとしてクライアントからの要求を中継します。これによりプロキシ経由での集中検査・制御が可能になります。
- 検査能力の維持: 既存のフィルタリング機能やマネージドルールの恩恵を受けられるため、データ流出防止やマルウェア注入防止などのセキュリティ制御を一元化できます。
- プレビュー提供: 本機能はパブリックプレビューとして米国東部(オハイオ)リージョンで利用可能(no-source-preservation Network Firewallはプレビュー期間中は無料)。
導入により、単一のセキュリティポリシーで明示プロキシと透過ファイアウォールを共用できるため、運用やポリシー管理の簡素化が期待できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: ネットワーク/セキュリティエンジニア、SRE、クラウドアーキテクト、組織内で集中プロキシ管理を行いたいセキュリティチーム
- 利用シーン: クライアント端末のHTTP/HTTPSアクセスを集中検査してデータ流出防止、マルウェア検査、URL/カテゴリ制御を行う環境(明示プロキシ構成の企業ネットワーク、分散されたVPCの出口制御など)
- 運用効果: 単一ポリシーで透過型と明示型プロキシの両方を適用できるためポリシー整合性が向上し、運用負荷の軽減と誤設定リスクの低減が期待できる
- リージョン影響: 現時点では米国東部(オハイオ)リージョンでのパブリックプレビュー提供。利用可否はリージョンに依存するため本番展開前に確認が必要
技術的な注意点
- IAM権限: Network Firewallの作成・更新、VPCやサブネットの操作に関するIAM権限が必要です。具体的な権限はドキュメントで確認してください
- リージョン制限: パブリックプレビューは米国東部(オハイオ)で提供。一般提供や他リージョンでの対応状況は将来変更される可能性があります
- コスト: 本プレビュー期間はno-source-preservation Network Firewallが無料とされていますが、プレビュー後に通常のNetwork Firewall課金(エンドポイント/時間単位の料金、データ処理)や関連するネットワーク転送コストが発生する可能性があります
- ネットワーク設計: no-source-preservationでは送信元IPがプロキシにより置換されるため、バックエンドサービスやセキュリティグループ、ACL、ログ解析(クライアントIPの識別)設計に影響があります
- クライアント設定: 明示プロキシはクライアントがプロキシ設定(PAC/WPADやブラウザ/OSのプロキシ設定)を行う必要があります。透過的に動かす場合と要件が異なります
- TLS検査/証明書: HTTPSの中間検査を行う場合はTLSインスペクションと証明書管理(クライアント端末へのCA配布等)が必要になる可能性があります。詳細はドキュメントを確認してください
- ログ/モニタリング: プロキシログやアラートをCloudWatchやS3に送る設定、既存のログ解析パイプラインとの統合を確認してください
- コンテナ属性ルール: EKS/ECSのコンテナ属性に基づくルールを使う場合、該当環境での属性送出/統合設定が前提になります
- Previewの注意: プレビュー機能は仕様変更や制限があり得ます。テスト環境での検証を推奨します
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-network-firewall-forward-proxy-preview/
- https://docs.aws.amazon.com/network-firewall/latest/developerguide/
[Connect] Amazon Connect Customer now lets you export cases to CSV from the agent workspace
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Connect
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-connect-export-cases/
概要
Amazon Connect のケース管理(Cases)で、エージェントワークスペースからケースを直接CSVにエクスポートできるようになりました。フィルタや選択したフィールドのみを含めて出力でき、関係者への共有やオフライン分析が容易になります。
変更内容・新機能の詳細
エージェントワークスペース上で複数のケースをフィルタ/選択し、エクスポート対象のケースフィールドを指定してCSVファイルとしてダウンロードできます。エクスポート機能の利用は管理者がセキュリティプロファイルの権限で制御可能で、権限のないエージェントは操作できません。ケースエクスポートは、内部チームやベンダー、法務、ビジネスパートナーなど外部ステークホルダーとのデータ共有や、スプレッドシート・BIツールでの追加分析を想定した機能です。現在サポートされているリージョンは以下の通りです: US East (N. Virginia), US West (Oregon), Canada (Central), Europe (Frankfurt), Europe (London), Asia Pacific (Seoul), Asia Pacific (Singapore), Asia Pacific (Sydney), Asia Pacific (Tokyo), Africa (Cape Town)。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンタクトセンターのエージェント、スーパーバイザー、管理者、レポーティング担当者
- 利用シーン: ケース一覧のフィルタ結果をCSVで抽出して外部共有、法務対応用の証跡抽出、スプレッドシートやBIツールでの集計・可視化
- 運用効果: 手動レポート作成の工数削減、外部ステークホルダーへの迅速なデータ提供、オフラインでの分析や監査対応が容易に
技術的な注意点
- セキュリティプロファイル: 管理者は対象のセキュリティプロファイルにエクスポート権限を付与して制御してください(権限付与によりエージェントがCSV出力可能になります)
- IAM権限: エージェントの通常操作はConnectのセキュリティプロファイルで管理されますが、管理者操作やAPI連携を行う場合は適切なIAM権限を確認してください
- リージョン制限: 本機能は記事に記載の特定リージョンで利用可能です(Tokyo含む)。他リージョンでは未提供の可能性があります
- データ保護: エクスポートされるCSVには顧客データや機密情報が含まれる場合があるため、社内のデータ保護・コンプライアンスルールに従いアクセス制御・転送管理を行ってください
- コスト: CSVファイルのダウンロード自体に追加料金は想定されませんが、エクスポートしたデータを別サービス(S3等)に保管/転送する場合はそのサービスの料金が発生します
- 制限事項: 大量レコードや列数が多い場合のパフォーマンスやファイルサイズ上限は環境によって異なるため、大量エクスポートは事前に検証してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-connect-export-cases/
- https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/cases.html
[Bedrock] Amazon Bedrock launches Web Search for OpenAI GPT models
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Bedrock
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-bedrock-web/
概要
Amazon Bedrockでサーバーサイドの「Web Search」が一般提供(GA)になりました。OpenAI互換のGPTモデル(GPT-5.4 / 5.5 / 5.6 の Sol/Terra/Luna)から、AWS内で完結するウェブ検索を呼び出して最新情報で応答を根拠付けできます。
変更内容・新機能の詳細
Web SearchはAmazonが運用する大規模なウェブインデックス(数百億規模のドキュメントを継続更新)と検証済みの知識グラフを組み合わせたサーバーサイドツールです。検索は外部ベンダーや追加のAPIキーを必要とせず、Bedrockの「ツール使用」インターフェース(OpenAI Responses API 互換)で統合されます。Web Searchは生のページを返さず、モデルのコンテキストウィンドウに最適化された意味的スニペット抽出を行い、低レイテンシでコンテキスト効率の良い結果(引用付き)を返します。実装面では、既存のAPI呼び出しに単一のパラメータでWeb Searchツールを追加するだけで、Bedrockがサーバー側で検索ライフサイクル(クエリ作成、検索実行、スニペット抽出、引用付与)を処理します。対応モデルは明示的にGPT-5.4、GPT-5.5、GPT-5.6のSol/Terra/Lunaファミリーで、データレジデンシーはAWS内で完結しゼロデータイグレスを実現します。GAリージョンは米国東部(バージニア北部/us-east-1)、米国東部(オハイオ/us-east-2)、米国西部(オレゴン/us-west-2)です。料金やAPIパラメータ、利用上の詳細はBedrockのドキュメントと価格ページを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: Generative AIアプリケーション開発者、データサイエンティスト、SRE/運用チーム
- 利用シーン: チャットボット・アシスタントの最新情報参照、ドキュメントやニュースに基づく回答生成、検索を組み込んだエンタープライズアプリケーションでの根拠提示
- 運用効果: 外部検索プロバイダのオンボーディング、API鍵管理、追加のセキュリティレビューが不要になり運用コストと工数を削減。データがAWS内で処理されるためコンプライアンス要件の簡素化が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: Bedrockの利用権限に加え、Web Searchツールの呼び出しに必要なIAMポリシーを事前に確認してください(詳しくはユーザーガイドを参照)
- リージョン制限: 現在のGA対応リージョンは us-east-1 / us-east-2 / us-west-2 のみ。その他リージョンでは未対応のため事前確認が必要です
- データ保護/コンプライアンス: AWS内で検索処理が完結し「データイグレスなし」を謳っていますが、ログやメタデータの保存ポリシーや保持期間は設定に依存します。監査要件がある場合はログ設定と保存先を確認してください
- API互換性: OpenAI Responses APIのツールインターフェース互換で、既存の呼び出しにWeb Searchツールを追加する形(単一パラメータ)で利用可能。詳細なパラメータ名やレスポンス形式はドキュメントを参照してください
- 対応モデル: GPT-5.4 / GPT-5.5 / GPT-5.6(Sol/Terra/Luna)にてWeb Searchの利用が明示されています。その他モデルでは動作やサポートが異なる可能性があります
- コスト: Web Searchの利用は別途課金が発生する可能性があります。料金体系はBedrockの価格ページを確認してください
- 制約: 戻り値は「意味的スニペット」と引用で提供され、元ページの全文を返すわけではありません。特定ユースケースで完全なソース取得が必要な場合はワークフローを設計してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-bedrock-web/
- https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/
- https://aws.amazon.com/bedrock/pricing/
[Emr] Run interactive workloads on Amazon EMR on EC2 with Spark Connect
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Emr
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-emr-ec2-spark-connect/
概要
Amazon EMR on EC2でSpark Connectを使った対話型Sparkセッションが利用可能になりました。SageMaker Unified StudioやJupyter/VS CodeなどのIDEから、専用のEMRクラスタ上でインタラクティブに開発・デバッグできます。
変更内容・新機能の詳細
Spark Connectのクライアント–サーバーアーキテクチャを利用して、ローカルの開発環境(ノートブックやIDE)とEMR上のSparkドライバ/実行環境を分離します。各対話セッションは専用のEMR on EC2クラスタ上で起動され、セルやスクリプト間で持続するSparkコンテキストを提供するため、ローカルPythonコードの実行とリモートSpark操作を組み合わせた反復開発(データ探索、ステップ実行デバッグ、増分的なPySpark開発)が可能です。監視面ではSpark UIのリアルタイム表示、Spark History Serverによる履歴追跡、EMRコンソール/API/CLI/SDKによるセッション管理がサポートされます。利用可能条件はAWS runtime for Apache Spark (emr-spark-8.0) 以降で、EMRが提供されるすべてのリージョン(ただしAWS GovCloudおよび中国リージョンを除く)で利用可能です。SageMaker Unified Studio統合はサポートリージョンで利用できます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データエンジニア、データサイエンティスト、機械学習エンジニア、SRE/運用チーム
- 利用シーン: ノートブックやIDEからの対話的データ探索、ステップ実行でのデバッグ、増分的なPySparkジョブ開発と本番デプロイ前の検証
- 運用効果: 開発サイクル短縮、デバッグ効率向上、既存の開発ツールを継続利用しつつクラスタでスケールする処理を実行可能
- コスト影響: 各セッションが専用のEMRクラスタ上で動作するため、セッション数・クラスタ構成に応じた追加コスト(EC2、EMR課金)が発生する可能性あり
- リージョン制限: EMR提供リージョンで利用可能(除外: AWS GovCloud リージョンおよび中国リージョン)。SageMaker Unified Studioはさらにサポートリージョンに依存
技術的な注意点
- 必要なEMRランタイム: emr-spark-8.0以降が必須です
- IAM権限: EMRクラスタ作成・管理、Spark UI/History Server表示、S3などデータストアへのアクセス権限を適切に付与する必要があります(EMRサービスロール、ユーザーポリシー、SageMaker Studioドメイン権限等)
- ネットワーク/セキュリティ: ノートブック/IDEとEMRクラスタ間の接続を許可するVPC構成、セキュリティグループ、必要に応じてプライベート接続設定(VPCエンドポイント等)を確認してください
- コスト/クラスタ設計: 対話セッションは専用クラスタで動作するため、クラスタ起動時間・インスタンスタイプ・自動終了ポリシーを設計してコスト最適化を行ってください
- 互換性: Spark Connectクライアントのバージョンはサーバ側(emr-sparkランタイム)の互換性に依存します。使用するPySpark/ライブラリの互換性確認を推奨します
- 観測性: Spark UIとSpark History ServerはEMRコンソールからも参照可能ですが、アクセスには適切な権限とネットワーク設定が必要です
- 運用API: セッション管理はEMRコンソールのほかAPI/CLI/SDKで操作可能です。自動化やCI/CD統合を検討する場合はAPI利用を推奨
- リージョン制限: AWS GovCloudおよび中国リージョンでは未対応です
- 注意点がない場合: 特になし
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-emr-ec2-spark-connect/
- https://docs.aws.amazon.com/sagemaker/latest/dg/studio.html
- https://docs.aws.amazon.com/emr/latest/ReleaseGuide/emr-spark.html
[Security Hub] AWS Security Hub Extended adds supply chain security as its 10th category
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Security Hub
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-security-hub-extended-adds-supply-chain-security
概要
AWS Security Hub Extendedプランにサプライチェーンセキュリティが10番目のカテゴリとして追加され、ChainguardとSocketがキュレーション済みパートナーとして提供開始されました。悪意ある依存関係をビルド前に検出・ブロックでき、既存のExtendedカテゴリと同様にシンプルな有効化と従量課金で利用できます。
変更内容・新機能の詳細
Security Hub Extendedの新カテゴリ「Supply Chain Security」は、オープンソース依存やソフトウェア供給連鎖のリスクをCI/CDパイプラインやアーティファクト配布の段階で検出・阻止するためのカタログ化されたパートナーソリューション(Chainguard、Socket)を追加します。各パートナーの検出結果はOpen Cybersecurity Schema Framework (OCSF) 形式で発行され、AWS Security Hubに自動集約されます。これにより、既存のエンドポイント、アイデンティティ、ネットワーク、データ、AIなどのカテゴリと横断的にリスクを相関・可視化できます。Extendedプランは現在23のキュレーション済みパートナーソリューションとなり、すべて単一請求で長期契約は不要です。技術的には、パートナーソリューションはソースコード/パッケージスキャン、SBOM(Software Bill of Materials)生成・検証、依存関係のプロビナンスやポリシー適用(ビルド阻止やアラート)をCI/CDやレジストリ段階で提供する想定で、検出結果はSecurity Hubを通じてSIEM/SOARや自動対応ワークフローと連携できます。なお、本追加はすべてのAWS商用リージョンで利用可能(Security Hub提供リージョンに準拠)です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: セキュリティチーム、開発チーム(SRE/プラットフォームエンジニア)、DevSecOps担当者
- 利用シーン: CI/CDパイプラインでの依存関係スキャンとビルド阻止、SBOMの生成・ポリシー適用、公開ライブラリの脆弱性・悪意あるコード検出
- 運用効果: 悪意ある依存関係を本番組み込み前に検出・遮断できることでソフトウェア供給連鎖リスクを低減し、Security Hub上で他カテゴリと相関して迅速な対応が可能になる
- コスト影響: パートナーごとに従量課金が発生する可能性があるが、単一請求で長期契約は不要(詳細は価格ページを確認)
技術的な注意点
- IAM権限: Security Hubの有効化権限(securityhub:EnableSecurityHub 等)およびパートナー連携に必要な権限(パートナー毎のセットアップ手順を確認)を事前に準備してください
- リージョン制限: Security Hubが提供されるAWS商用リージョンで利用可能。利用前にAWSリージョン表で対応状況を確認してください
- コスト: Extended内の各キュレーション済みソリューションは従量課金モデルです。有効化前に価格ページで想定費用を確認してください
- 導入運用: パートナーソリューションはCI/CDやレジストリへの接続、エージェントやWebhook/オーソリゼーション設定を要する場合があります。OCSFでの出力により既存のSIEM/SOARへ統合しやすい一方、検出に対する自動阻止(block)を設定する際はテスト環境での検証を推奨します
- データフォーマット: 発行される検出情報はOCSF形式で集約されるため、下流の解析・自動化ツールがOCSFをサポートしていることが望ましい
- 注意点なし: 設定や課金に関する特別な長期コミットメントは不要です
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-security-hub-extended-adds-supply-chain-security
- https://aws.amazon.com/security-hub/
- https://aws.amazon.com/security-hub/pricing/
- https://aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure/regions_az/
[General] Amazon EC2 C8g instances now available in additional regions
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-ec2-c8g-instances-additional-regions/
概要
Amazon EC2のGraviton4搭載C8gインスタンスが、Europe (Paris)、Africa (Cape Town)、Israel (Tel Aviv)、Canada West (Calgary) の各リージョンで利用可能になりました。Graviton3ベースと比べて最大で約30%高い計算性能を提供します。
変更内容・新機能の詳細
C8gはAWS Graviton4プロセッサを搭載したコンピュート最適化インスタンスで、高性能コンピューティング(HPC)、バッチ処理、ゲーム、動画エンコード、科学的モデリング、分散解析、CPUベースの機械学習推論、広告配信などの計算負荷が高いワークロード向けに設計されています。Nitro System上で動作し、CPU仮想化、ストレージ、ネットワーク機能を専用ハードウェア/ソフトウェアにオフロードすることで性能とセキュリティを向上させます。Graviton4はGraviton3比でデータベースで最大40%高速、ウェブアプリで最大30%高速、大規模なJavaアプリで最大45%高速とされ、C8gはC7g(Graviton3ベース)よりも最大で3倍のvCPUとメモリを持つより大きなサイズを提供します。インスタンスは12サイズ(そのうち2つはベアメタル)を用意し、最大50 GbpsのEnhanced Networkingと最大40 GbpsのEBS帯域をサポートします。今回のアップデートで上記の4リージョンに展開され、既存の対応リージョンが拡大しました。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンピューティング集約型アプリケーションを運用するSRE/プラットフォームエンジニア、HPCや解析/動画処理を行うデータサイエンティストやエンジニア
- 利用シーン: 大規模シミュレーション、バッチジョブ高速化、低レイテンシのゲームサーバ、CPUベースML推論、動画エンコードや広告配信のスループット改善
- 運用効果: 同等コスト帯で処理性能向上・インスタンス数削減による総合効率改善、より高いネットワーク/EBS帯域によりI/O制約の緩和
技術的な注意点
- アーキテクチャ/AMI: Graviton4はArm(aarch64)アーキテクチャのため、ARM64対応のOS/AMI(Amazon Linux 2023、最新のUbuntu/Amazon Linux 2 Armイメージなど)を利用する必要があります。x86専用バイナリは再ビルドや互換レイヤ検討が必要です。
- リージョン制限: 本リリースで利用可能になったのは Europe (Paris)、Africa (Cape Town)、Israel (Tel Aviv)、Canada West (Calgary) の各リージョンです。その他リージョンでは順次展開されているか確認してください。
- インスタンスサイズ/ベアメタル: 12サイズ(うち2つはベアメタル)を提供。ベアメタルを選ぶと仮想化オーバーヘッドがない反面、専有ハードウェアやライセンス制約に注意が必要です。
- ネットワーク/EBS: 最大50 GbpsのEnhanced Networking(ENA等)と最大40 GbpsのEBS帯域をサポート。高帯域/低遅延が必要なアプリで恩恵が大きいです。
- Nitro関連: Nitro Systemを活用するため、一部の低レベルハードウェア機能やホストベース監視との相互運用性を確認してください(例: 特定のAMIやドライバ要件)。
- 互換性/ソフトウェア: 一部の商用ソフトウェアやライブラリはArm向けバイナリ提供が必要です。コンテナ利用時はベースイメージがarm64であることを確認してください。
- コスト: 高性能化により同等スループットでインスタンス台数を削減できる可能性がありますが、インスタンス単価・リージョンごとの価格差を確認してください。節約のためにはリザーブドインスタンス/ Savings Plansの検討を推奨します。
- IAM権限: 新しいインスタンスタイプを起動するための通常のEC2起動権限が必要です。特別な権限は不要ですが、組織ポリシーで特定インスタンスタイプの使用が制限されている場合は確認してください。
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-ec2-c8g-instances-additional-regions/
- https://aws.amazon.com/ec2/instance-types/c8g/
- https://aws.amazon.com/ec2/graviton/
[Elastic Load Balancing] AWS Application and Network Load Balancers now support RFC 9151 compliant security policies
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Elastic Load Balancing
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-application-network/
概要
Application Load Balancer(ALB)とNetwork Load Balancer(NLB)がRFC 9151(NSAのCNSA 1.0 TLS要件に準拠)に合致するTLSセキュリティポリシーをサポートしました。これにより、CNSA 1.0 準拠が求められるワークロードでALB/NLBを利用できます。
変更内容・新機能の詳細
今回のアップデートでは、ALB および NLB の HTTPS/TLS リスナーで使用できる新しいセキュリティポリシーが追加され、RFC 9151 に定められた暗号要件(CNSA 1.0)を満たします。これらのポリシーは TLS 1.2 および TLS 1.3 の実装要件に沿い、NSA が推奨する強力な暗号スイート(AEAD、AES-GCM 等の強力な対称暗号、健全な鍵交換アルゴリズムなど)を採用します。加えて、移行期間中の互換性を確保するための“より広い相互運用性(interoperability)”ポリシーも用意されており、CNSA デフォルトを維持しつつ非準拠クライアントとの接続切れを最小化できます。機能は全ての AWS Commercial リージョン、AWS GovCloud (US) リージョン、および China リージョンで追加料金なしに利用可能です。既存の ALB(HTTPS)または NLB(TLS)リスナーに対して、コンソール・CLI・API・SDK からセキュリティポリシーを RFC 9151 準拠のものに切り替えるか、新規リスナー作成時に選択してください。詳細は ALB/NLB のユーザーガイドおよび TLS セキュリティポリシーのドキュメントを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: セキュリティ基準(CNSA 1.0)準拠が求められる組織、政府機関やセキュア通信が必須の企業ユーザー
- 利用シーン: 機密データを扱うアプリケーションのフロントエンド(HTTPS/TLS終端)や、CNSA 準拠が契約・法令で要求されるサービス公開
- 運用効果: 強力な暗号ポリシーを適用することで通信の安全性が向上し、CNSA 準拠監査対応が容易になる
- 互換性: RFC 9151 準拠ポリシーは古いクライアントと互換性がない場合があるため、移行期間は相互運用性ポリシーを利用して段階的に適用可能
- リージョン: 全ての AWS Commercial リージョン、AWS GovCloud (US)、China リージョンで利用可能
- コスト: 追加料金は発生しませんが、互換性対策やテストに伴う作業コストは考慮してください
技術的な注意点
- IAM権限: リスナーやセキュリティポリシーを変更するには Elastic Load Balancing のリソースに対する更新権限(例: elasticloadbalancing:ModifyListener 等)が必要です
- 設定方法: AWS Management Console、AWS CLI、API/SDK のいずれからも既存の HTTPS(ALB)/TLS(NLB)リスナーのセキュリティポリシーを更新できます。新規リスナー作成時に選択可能です
- TLSバージョン: RFC 9151 準拠ポリシーは TLS 1.2 および TLS 1.3 の暗号要件に基づきます。クライアント側のサポート状況を事前に確認してください
- クライアント互換性: 厳格なポリシーは古いOS/ブラウザや組み込みデバイスで接続不能を招く可能性があるため、移行前にステージング環境で接続確認(openssl s_client、SSL Labs 等)を必須としてください
- テストとロールバック: 本番適用前にアクセスログ/CloudWatch メトリクスで失敗率を監視し、想定外の接続障害が発生した場合はすぐに元のポリシーへ戻せる手順を準備してください
- ALB/NLB差分: ALB は HTTP/HTTPS レイヤでの終端と高度なルーティング機能を提供し、NLB は高性能な L4/TLS 終端を提供します。バックエンドとの通信方式(HTTP/HTTPS/TCP)に応じて影響を評価してください
- リージョン制限: 本機能は Commercial リージョン、GovCloud (US)、China リージョンで利用可能と明記されています。特定リージョンでの利用可否は公式ドキュメントで確認してください
- コスト: AWS側に追加料金はありませんが、互換性対応やテスト作業に伴う運用コストが発生する可能性があります
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/aws-application-network/
- https://docs.aws.amazon.com/elasticloadbalancing/latest/application/introduction.html
- https://docs.aws.amazon.com/elasticloadbalancing/latest/network/introduction.html
- https://docs.aws.amazon.com/elasticloadbalancing/latest/application/elb-tls-security-policy.html
[Simple Storage Service] Amazon S3 Vectors is now available in the AWS European Sovereign Cloud (Germany) Region
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Simple Storage Service
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-s3-vectors-european-sovereign-cloud-germany/
概要
Amazon S3 VectorsがAWS European Sovereign Cloud (Germany) リージョンで利用可能になりました。これにより、ドイツ内のデータ主権要件を満たしつつ、大規模なベクトル検索・格納が可能になります。
変更内容・新機能の詳細
Amazon S3 Vectorsは、AIエージェント、推論、Retrieval Augmented Generation (RAG)、セマンティックサーチ向けに設計された目的別ベクトルストレージです。数十億ベクトル規模の保存・検索を想定しており、Amazon S3と同等の弾力性、耐久性、可用性を提供することを目標としています。S3 Vectorsはオブジェクト用の従来のS3 APIとは別に、ベクトルを格納・アクセス・クエリ(類似度検索など)するための専用APIセットを提供し、インフラをプロビジョニングせずにサービスを利用できます。今回のアップデートにより、この機能がEuropean Sovereign Cloud (Germany)リージョンでも利用可能となり、ドイツ国内のデータ保管・処理要件(データ主権、法規制、コンプライアンス)を満たしながら、低レイテンシでのベクトル検索基盤を構築できます。利用可能リージョンの最新一覧やエンドポイント、料金・ドキュメントは公式のRegions/Endpoints、製品ページ、ドキュメント、料金ページを参照してください。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: AI/MLエンジニア、検索エンジニア、データサイエンティスト、SRE/セキュリティ・コンプライアンス担当者
- 利用シーン: RAGを用いた大規模な知識検索、セマンティック検索や類似検索によるレコメンデーション、エージェントのコンテキスト管理、低遅延な推論用ベクトルストア
- 運用効果: ドイツ国内リージョンでの提供によりデータ主権・コンプライアンス要件を守りつつ、マネージドなベクトルストレージを利用可能。インフラ管理負荷の低減とスケール対応が容易になる
- セキュリティ/コンプライアンスへの影響: 欧州ソブリンリージョンでのデータ保持により、GDPRや国内規制に対応しやすくなる
- コスト影響: ベクトル格納・クエリに対する専用料金が発生する可能性があり、ストレージ量とクエリ頻度によりコスト計算が必要
技術的な注意点
- IAM権限: S3 Vectors専用のAPI呼び出しに対する権限が必要。既存のS3権限だけでは不足する可能性があるため、ドキュメントで必要なIAMポリシーを確認してください
- リージョン制限: 今回はEuropean Sovereign Cloud (Germany)リージョンでの提供開始。利用前に対応リージョン一覧とエンドポイントを確認してください(リージョンごとに利用可否が異なります)
- コスト: ストレージ、クエリ(検索/近傍探索)、データ転送等で追加料金が発生する可能性あり。料金ページでリージョン別の価格を確認してください
- SDK/互換性: S3 Vectorsは専用APIを提供するため、既存のS3オブジェクトAPIとは異なる呼び出し方法が必要。公式SDK/CLIのサポート状況を確認し、エンドポイント指定やリージョン設定を正しく行ってください
- 暗号化/キー管理: 暗号化やKMSの利用はリージョン固有。ソブリンリージョンでは専用のKMSキーやポリシー要件がある場合があるため、キー管理設定を事前に確認してください
- ネットワーク/エンドポイント: VPCエンドポイント(Interface VPC Endpoint)やプライベート接続の利用可否、エンドポイント名はリージョンごとに異なるため、接続設計時に確認してください
- サービスクォータ: 大規模利用時はクォータ(例: インデックス数、リクエストレート等)確認と必要に応じた引き上げ申請が必要です
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-s3-vectors-european-sovereign-cloud-germany/
- https://aws.amazon.com/s3/vectors/
- https://aws.amazon.com/s3/pricing/
- https://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/rande.html
[Connect] Amazon Connect Customer now supports capacity planning in 15 or 30 minute intervals
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: Connect
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-connect-customer-interval-capacity-plan
概要
Amazon Connect Customerのエージェントスケジューリングで、15分または30分単位の間隔(インターバル)でキャパシティプランを生成できるようになりました。これにより、Voice/Chat/Task/Email各チャネルのより細かい時間帯ごとのスタッフ要件を把握できます。
変更内容・新機能の詳細
新機能は日中の需要変動(例:昼休みのチャット急増や終業間際の通話増加など)を15分または30分の間隔で捉え、各インターバルごとに想定する稼働率(shrinkage)と利用可能なヘッドカウントを設定してより精緻なキャパシティプランを作成できます。対応チャネルはVoice、Chat、Task、Emailで、間隔レベルの計画はAmazon Connectのエージェントスケジューリング機能上で利用可能です。これにより、時間帯ごとに必要な同時接続数や必要スキルをより細かく算出でき、過剰/不足な配置を減らしてサービスレベルと運用効率を改善します。機能はAmazon Connectのエージェントスケジューリングが利用可能なすべてのAWSリージョンで提供されます。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: コンタクトセンターのワークフォースプランナー、SRE/運用チーム、コンタクトセンター管理者
- 利用シーン: 15分/30分単位でのシフト設計、短時間のトラフィック変動に応じたスタッフ割当て、チャネル別(Voice/Chat/Task/Email)の需要予測とシフト調整
- 運用効果: 時間帯ごとの需要に合わせた正確な人員配置により過剰配置・過少配置を低減し、サービスレベルの向上と運用コスト効率化が期待できる
技術的な注意点
- IAM権限: エージェントスケジューリングやキャパシティプラン機能にアクセスするためのAmazon Connect管理権限が必要。具体的なAPI/アクション権限はドキュメントで確認してください。
- リージョン制限: Amazon Connectのエージェントスケジューリングが利用可能な全リージョンで提供(リージョン単位での差異はドキュメントを確認してください)
- コスト: 新機能自体で明示的な追加料金は報告されていませんが、より高頻度のデータ処理やレポート生成を行う場合は関連するモニタリング/ストレージコストが増加する可能性があります
- 運用上の注意: より細かいインターバルでの計画は入力データ(過去トラフィック、サービス時間、縮小率など)の精度に依存します。縮小率(shrinkage)や可用ヘッドカウントをインターバル単位で適切に設定することで正確性が向上します
- API/コンソール: 機能はAmazon Connectのエージェントスケジューリング機能内で提供されます。APIサポートやエクスポート機能の有無・形式は公式ドキュメントで確認してください
参考情報
- https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-connect-customer-interval-capacity-plan
- https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/agent-scheduling.html
[General] Amazon EC2 I8g instances now available in AWS Europe (Paris), Asia Pacific (Jakarta) regions
- 公開日: 2026-08-05 (JST)
- カテゴリ: General
- リンク: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/08/amazon-ec2-i8g-instances-aws-paris-jakarta-regions/
概要
Amazon EC2 のストレージ最適化インスタンス I8g が、Europe (Paris) と Asia Pacific (Jakarta) リージョンで一般提供を開始しました。Graviton4 搭載でローカルNVMe(第3世代AWS Nitro SSD)を備え、ストレージ集約型ワークロード向けに低レイテンシかつ高スループットを提供します。
変更内容・新機能の詳細
I8g インスタンスは AWS Graviton4 プロセッサを採用したストレージ最適化インスタンスです。第3世代の AWS Nitro SSD(ローカル NVMe)を搭載し、I4g と比較してストレージあたり最大65%向上したリアルタイムストレージ性能、最大50% 低いストレージ I/O レイテンシ、最大60% 低いレイテンシ変動を実現するとされています。Nitro System によって CPU の仮想化、ストレージ、ネットワーク機能を専用ハードウェア/ソフトウェアへオフロードし、性能とセキュリティを向上させます。インスタンスは 11 サイズ(うち metal 2 サイズを含む)を提供し、最大 1.5 TiB のメモリ、最大 45 TB のローカルインスタンスストレージを選択可能です。ネットワークは最大 100 Gbps、Amazon EBS 向け専用帯域は最大 60 Gbps をサポートします。推奨ユースケースはトランザクション性の高い分散データベース(MySQL、PostgreSQL、HBase、Aerospike、MongoDB、ClickHouse、Apache Druid など)、リアルタイム分析プラットフォーム(Apache Spark、データレイクハウス)、および LLM トレーニング前処理など、低レイテンシのストレージアクセスと高い I/O 性能が求められるワークロードです。起動は AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDKs から可能です。
影響範囲・利用シーン
- 対象ユーザー: データベース管理者、SRE、ビッグデータ/リアルタイム分析エンジニア、AI 前処理担当者
- 利用シーンまたは効果: トランザクション処理やリアルタイム分析でのストレージ I/O レイテンシ低減とスループット向上による応答性改善
- 運用効果: ローカル NVMe による高速アクセスでクエリ応答時間やスループットが向上し、スケール時のボトルネック緩和やコスト対性能の改善が期待できる
- 導入時の注意点: Arm(aarch64)アーキテクチャ向けにバイナリやコンテナを用意する必要があり、既存 x86 ワークロードは移行作業が必要
技術的な注意点
- IAM権限: EC2 起動、EBS アクション、必要に応じて IAM ロールの割当(ec2:RunInstances など)を事前確認してください
- リージョン制限: 本記事は Europe (Paris) と Asia Pacific (Jakarta) での一般提供開始を告知しています。利用可否は各リージョンで確認してください
- コスト: 高性能ローカルストレージとネットワーク帯域に伴うインスタンスタイプの料金が発生します。性能/コスト比を検証の上、オンデマンド・リザーブド・スポットなど従来の購入オプションで最適化してください
- 互換性: Graviton4 は Arm(aarch64)アーキテクチャのため、AMI、OS、ネイティブバイナリ、ネイティブ拡張(例: ネイティブライブラリ)を Arm 向けに用意する必要があります。コンテナ利用時はベースイメージを確認してください
- データ永続性: ローカル NVMe(インスタンスストア)はインスタンスのライフサイクルに紐づく揮発的ストレージです。停止/終了でデータは消失するため、永続化には EBS/S3 等のバックアップ設計が必須です
- パフォーマンス設計: 高 I/O ワークロードではローカル NVMe と EBS を組み合わせる設計、ファイルシステムや I/O キューのチューニング(例: I/O スケジューラ、RAID 構成、fsync 周り)を検討してください
- 移行工数: 既存の x86 環境からの移行ではアプリケーションの再ビルド/テスト、パフォーマンスベンチマーク、CI/CD の調整が必要です